キャンピングカー写真の撮り方

インスタ映えする?!キャンピングカー写真の撮り方を紹介



みなさんは所有するキャンピングカーやバンの写真を撮っていますか?

私は観光地での記念写真は撮っても、移動の手段である”車”の写真はほとんど撮っていませんでした。

バンで寝泊まりしたり、移動したりも大切な旅の一部なのに。それはうちのバンが白一色で、全く写真映えしないのもありますが、もっと撮っておけば良かったなぁと少し後悔しています。

それからはアングルや場所などを考えながら、旅先の思い出と一緒に残すようにしています。

そこで今回は、私なりに試行錯誤してきたキャンピングカーやバンのインスタ映えする撮影方法をご紹介していきたいと思います!

キャンピングカーをかっこよく見せる撮影時のアングル


バン 撮影

はじめに、大切なのは、キャンピングカーやバンのアングル(撮る方向)です。

上の2枚の写真は、どちらも斜め後ろから撮影しています。実際には停止していますが、後方から撮ることで、走っているイメージが沸きやすくなります。

2つの写真は少し見え方が違い、左は立って撮影、右はしゃがんで撮影しています。(ちなみに使用カメラはiphoneX)

なんとなく、右の方が雰囲気があると思いませんか?

どちらが正解ということは無く、周りの状況も伝えたいなら左、雰囲気を重視するなら右の撮り方がおすすめです。

バン 撮影アングルの違い

同じように、前から撮影する場合も高さを変えるとイメージが変わります。また、真正面よりは斜め前からの方が立体感がでます

左の写真は手を上に伸ばして高い位置から撮影。
→地面がたくさん写るため周りの様子が表現でき、奥行きと広さを感じます。

右の写真はしゃがんで下から撮影。
→キャンピングカーの大きさ、ダイナミックさが伝わります。

写真の背景にこだわってみよう


駐車場 

車の撮影アングルを覚えたら、次はインスタ映えする背景です。

キャンピングカーやバンライフにおすすめなのは山や海、キャンプ場などの自然やアウトドア。

お出かけ先の雄大な自然を、アングルを工夫して撮影してみましょう。

背景は伝えたいものをシンプルに


車の上で桜の撮影

パッと見て、何を伝えたいのか分かるのは、シンプルな写真です。

例えばこの写真なら、車と桜と人。

本当はもっと広い範囲の桜を撮りたかったのですが、そうすると周りの人や駐車中の車まで写ってしまうため、この画角で撮影しました。

「写真は引き算」とよく言われますが、たくさんのものが写真に写っているとどこに目をやって良いのか、何が主題なのか分からなくなってしまいます。

それを防ぐためにもシンプルが一番なのです!

バンからの景色

こちらは車の後ろのドアを開けて、外に向かって撮影。

人物+扉+外の風景がメインです。

車の中は生活感が満載でインスタ映えしないため、写り込まないように工夫しました。

あえて生活感を出す撮り方も


バン 車内撮影

ここまで「シンプルに」と言いましたが、あえて生活感を出すのも全然あり!!です。

私はキャンピングカーらしさやキャンピングカーでの日常が伝わり、逆に良いと思います。

上の写真は前のレイアウトだった時の車内ですが、配線まるだし、棚の上はもっさり、左にはかけた上着が見えています。

でも伝えたいことが「猫と旅するキャンピングカー車内の様子」だったので、そのまま撮影しました。

ただそんな時でも、目が留まるワンポイントがあるとまとまりが出ます。

この写真でいうと猫でしょうか。

視点の持って行きどころを、意識してみてくださいね。

車内

生活感といえばこんな改装中の写真だって、車好きのみなさんならワクワクしませんか??

美しく撮るだけがインスタ映えではありません。

自分は好き!素敵でしょ?!と思えることが大切です。

車内を広く見せる広角レンズ


広角レンズでの撮影

キャンピングカーのアングルや背景の次にこだわりたいのが、カメラのレンズ。

同じ立ち位置で撮影しても、広い範囲を撮影できる広角レンズがおすすめです。

例えば、左の写真はiphoneXの普通カメラで撮影。右の写真はGoProの広角モードで撮影しています。

右の写真の方が車内が広く、奥まって見えますね。

キャンピングカーやバンの車内はどうしても狭いため、広く見せたいときには広角レンズと覚えておくと便利です。

車内で横になる女性

上の写真はSonyのミラーレス一眼+広角レンズで撮影しました。

広角レンズというと、昔は一眼レフを思い浮かべましたが、今はハードルも低くなりました。

例えば、最近のレンズが3つついたようなスマートフォンなら、広角モードに切り替えできるものも。

GoProなどのアクションカメラ、360度カメラも広角で撮影ができます。

ただ注意点として、広角レンズは広く見せようとする分、ゆがみが出やすくなります

本来なら直線な木の板が丸みを帯びてみえてしまうのです。

画像ソフトを使えばある程度は修正できますが、そういった特性も理解してより自然に見えるアングルを探してみましょう。

キャンピングカーと一緒に人物を撮影しよう


バンライフ

「キャンピングカー×旅」をテーマに撮影するならば、人物も一緒に撮影するとより雰囲気が伝わります。

これまでも述べてきましたが撮影する時はできるだけシンプルに、主題=見せたいものを3つくらいに絞ります。

上の写真の場合は、「旅する人(と猫)+景色+車」です。

車のコード類やごちゃつきは邪魔なので、見えないように撮影しました。

キャンピングカー写真をアプリで加工してみよう


撮影 加工前と後

写真を撮影したら、ぜひ画像加工してみてください。

上の画像は、左が加工前、右が加工後です。

この場合は全体の明るさを調整し、彩度をあげています。

夕日のオレンジ色がより鮮やかになることで、夕暮れの雰囲気が強くなりました。

私の場合、記事で使う写真はパソコン版のフォトショップを使用しますが、インスタグラムなど気軽に上げたい写真はスマホのアプリで十分です。

画像加工アプリ Snapseed

スマホでおすすめの画像加工アプリはこちらの「Snapseed」。

「ツール」→「画像調整」から、明るさや影、彩度など自由に画像調整できます。

その他にも、「切り抜き」や「回転」、不要なものを消す「シミ除去」など、機能が満載。

なんとなく撮影した写真も見違えるようになるので、ぜひ試してみてくださいね。

Snapseed
appストア:https://apps.apple.com/jp/app/snapseed/id439438619
android :https://play.google.com/store/apps/details?id=com.niksoftware.snapseed&hl=ja&gl=US

旅をしながら、キャンピングカーを撮影しよう!


車内からの美しい景色

今回は、キャンピングカーやバンのインスタ映えする写真の撮り方をご紹介しました。

分かりやすく「インスタ映え」という言葉を使いましたが、インスタじゃなくても全然OK!

自分なりの撮り方もどんどん見つけて、キャンピングカーと共に過ごす楽しい旅の思い出を残していきましょう!