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キャンピングカー タイヤバースト 対策

キャンピングカーのタイヤがバースト!あわや横転事故に。経緯とその後の防止策も紹介



購入時には現物をしっかり見て確認

我が家のキャンピングカーは2004年式の車で20年程度経過していたため、購入時には下回りやタイヤの状態など、しっかり現物を確認。

タイヤに関しては、フジカーズさんの営業担当者にあと1年くらい問題ないと言われたので安心して乗り始めました。

また、購入してから1か月後に車検をフジカーズさんで実施。

その時もタイヤに関しての注意事項は特になかったので、そのまま乗っていました。

バースト発生時の状況

我が家がキャンピングカーのタイヤバーストを経験したのは、購入してから半年後のことでした。

その日は家族で東京都の多摩地域西部にある檜原村に出かけようと、船橋市の自宅から出発して、京葉道路を走行。

篠崎から首都高に入り狭い道を通過して中央自動車道に入り、道も広くなってきたその時、突然運動会で使うピストルが鳴ったような大きな破裂音が聞こえました。

キャンピングカー タイヤバースト 対策

キャンピングカーの購入を検討していた時に色々調べていたこともあり、大きな音が鳴った瞬間にバーストしたことを悟り、すぐにアクセルを緩め、路肩に寄せました。

考えて行動したというより、反射的に動いたという感覚です。

幸い直進中でハンドルを切っていなかったこともあり、それほど大きく揺れたり、横転したりすることはありませんでした。

ちょうど数メートル先に、安全に停められそうな高速道路上のバス停があったので、そこに停車。

タイヤの状況を確認すると右後ろのタイヤのトレッド面がぐるりとはがれていることが分かりました。

バースト後の処置

まずは、保険会社へ連絡し、保険会社経由でレッカーの手配を行いました。

その時、現地の状況確認のために高速道路を管理しているNEXCOへの連絡も指示されたので、すぐに連絡。

バス停付近で安全な場所であることから、車内待機で問題ないことを確認しました。

バーストの原因は?

電話から1時間後くらいに作業車が来ました。

キャンピングカー タイヤバースト 対策

一時的に利用したスペアタイヤ

バス停の近くで作業のスペースもあったので、レッカーは利用せず、その場でスペアタイヤに交換できることになりました。

実際のタイヤ交換作業は30分程度で完了。

作業員の方にバーストしたタイヤを確認してもらったところ、釘などを踏んだ形跡もなくタイヤの片側だけが摩耗する偏摩耗が原因だとのことでした。

タイヤ交換について

キャンピングカー タイヤバースト 対策

キャンピングカーに付属していたスペアタイヤは純正のエルグランドに付属していたもので、キャンピングカー用のものではありませんでした。

長く走ることはできないため、家に帰るとしてもキャンピングカー用タイヤへの交換が必要とのこと。

調布市のカー用品店等に車を預けて家に帰る選択肢もありましたが、即日でタイヤを交換してもらった方が楽なので、その場でタイヤを交換してくれるお店を探し始めました。

タイヤの種類を確認して近隣のカー用品店へ連絡しましたが、ライトトラック用のタイヤで在庫がなく、即日で交換してもらえる店舗がなかなか見つかりません。

10件ほど連絡しても見つからず諦めかけていましたが、オートバックスさんから当日中に対応できるとの回答が!

すぐに出発して調布インターで高速を降りてオートバックス三鷹店へ。

夕方には4本のタイヤをブリジストン社のデュラビスM804、費用は15万円で交換し旅を再開することができました。

ここまで時系列でまとめると、

①12時半頃にバースト発生
②14時頃作業車到着
③14時30分頃タイヤ交換完了
④15時オートバックス到着
⑤17時頃タイヤ交換完了、再出発。

今回の経験を経た今後の対応

キャンピングカー タイヤバースト 対応

乗る前のタイヤの点検

空気圧不足による凹みなどが無いかを、毎回目視で確認するようになりました。

定期的なタイヤのローテーション実施

オートバックスで今後はタイヤのローテーション(前後左右を入れ替えて片側だけが摩耗し続けることを防ぐ)を定期的に行ってくださいとアドバイス頂きました。

フジカーズさんに12カ月点検をお願いする時に合わせて行ってもらおうと考えています。

日常的に利用しているタイヤと同じスペアタイヤを用意

バーストしたとしてもスペアに交換したらそのまま普通に走行できるようにするため。

安全は日常的なチェックが重要

最後になりますが、キャンピングカーはとても大きく、それを支えるタイヤは普通車では考えられないようなスピードで劣化する可能性があることを実感しました。

今回の経験のように1年は大丈夫と言われても安心せず、日常的なチェックを自ら行い、異変を察知することが必要だと感じました。