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車中泊におすすめ!応用力のある多用途&多目的シュラフ(寝袋)12選

車中泊におすすめ!応用力のある多用途&多目的シュラフ(寝袋)12選

誰もが使う身近な生活用品である寝具。

フラットな寝台のあるキャンピングカーや車中泊仕様車なら、家庭用の寝具を持ち込むだけで事足りることも多いですが、アウトドア向けに作られたシュラフ(寝袋/スリーピングバッグ)にも利点があります。

携帯性や収納性に優れたシュラフは、未使用時にコンパクトにまとめておくことができます。

通気性や透湿性が考慮されているほか、雪山登山のような過酷な環境に対応する、高い保温性能をもったモデルも存在します。

普通車での車中泊で活躍するのはもちろん、FFヒーターがついていても作動音が気になるシーンや、暖房による乾燥感を避けたいシーンなど、シュラフだけで就寝できる備えがあれば選択肢が広がります。

今回の記事ではシュラフ選びのポイントと、車中泊におすすめのモデルをご紹介します。

シュラフの選び方の基本


車中泊で使う寝袋

シュラフの基本的な機能は、外気の遮断と保温です。

敷布団ほどのクッション性はなく、また地面からの冷気を完全に遮断するには不十分なため、通常はキャンプマット(スリーピングマット)と組み合わせて使います。

持ち運びを前提としてコンパクトに収納できることも特徴で、携帯性と保温性のバランスのよい製品が好まれます。

一方で、快適性という観点では家庭用寝具に分があります。

とくにシュラフ特有のシャカシャカ音や、つるりとした肌触り、滑りやすさが気になる人もいるでしょう。

後半で紹介するような肌触りのよい製品を選んだり、インナーシュラフと組み合わせたりするのもおすすめです。

形状は大きく分けて2種類


形状は大きく分けて、マミー型(人形型)と封筒型(レクタングラー型)があります。

前者はMummy(マミー)というユニークな語源のとおり、ミイラのように全身を包み込む人型のシュラフです。

足元がすぼまっているなど密着性が高く、厳冬期に対応するような高機能モデルも多くあります。

ただし、全身をぴったり包むため圧迫感があり、身体の自由がききにくいという特徴もあります。

アウトドア環境で眠ることに慣れた人向けの一面もあるでしょう。

封筒型(レクタングラー型)はその名のとおり長方形のシュラフで、ファスナーを開いて布団代わりに使うこともできます。

複数枚を連結できるモデルも多いため、ファミリーキャンプにも使いやすいです。

マミー型に比べると空間に余裕があり、寝返りも打ちやすいですが、保温性能はやや劣ります。

車内のようなボディ側面から冷気が入ってくる環境では、肩口が冷えることもあるでしょう。

その場合は別の寝具や暖房器具と組み合わせて使うことも考慮したいです。

アウトドアレジャーの多様化に応じ、マミー型と封筒型の特徴を併せもったハイブリッド型も多く作られています。

たとえば頭部はマミー型のように小さくしぼれる一方、足元はファスナーで開けられる封筒型になっているなど、各社が工夫を凝らした製品を生み出しています。

素材と温度の選び方


保温性能を発揮する中綿には、大きく分けてダウン(羽毛)と化繊(化学繊維)があります。

一般的にダウンのほうが高価ですが、高い保温力と軽量性を誇ります。

化繊は比較的安価で、水濡れに強いなど手軽に扱えますが重量感があります。

どちらの場合でも、ポイントは「適正温度/快適温度」です。

「下限温度」や「極限温度」を示している製品もありますが、理論上の性能限界であり、標準的なユーザーが快適に眠れる温度ではありません。

快適温度は、滞在予定地の最低気温より5℃ほど低い数値を目安に選ぶとよいとされます。

たとえば気温が0℃になるなら、快適温度-5℃以下の製品を選ぶ、という具合です。

大まかに「スリーシーズン対応」「ウィンターシーズン対応」と分けているメーカーもありますし、同じ冬用でも温度別に細かく分けているメーカーもあります。

多くの場合、低い気温に対応できるものほど高価になります。

車中泊なら応用力のあるアイテム


車中泊の場合、走行直後の温かい車内から急激に冷えていく、寝るまでのさまざまな活動を車内で行う、太陽が出ると室温がぐんぐん上がる、FFヒーターや電気毛布を併用できる場合がある、といった特徴があります。

たとえば車中泊地に到着してから就寝までの数時間、読書やネットサーフィンで過ごす夜を多くの人が経験しているのではないでしょうか。

そのため保温性能だけでなく、幅広い室温やシチュエーションに応用できる多用途な製品がよいでしょう。

逆に寒冷地や厳冬期で、暖房器具なしの普通車で就寝するような場合、命と健康を最優先にアイテムを選ばなければなりません。

その場合は信頼できるメーカーのハイエンドモデル、とくにマミー型がおすすめです。

また、このような環境ではシュラフ単体での対応は難しく、断熱マットや防寒着などとの併用が前提となります。

アイデアが光る多機能シュラフ12選


ここでは室温0℃くらいまでの車中泊環境を想定し、さまざまなシーンで使えるような「応用力のあるアイテム」「ひと工夫あるアイテム」をご紹介します。

※製品スペックはメーカー公式オンラインショップ、ブランドサイト、大手ECモールの商品ページなどから引用しています。サイトによって記載が異なることがあるため、購入時はメーカー公式サイトを必ずご確認ください。

【3つのレイヤーで応用力抜群】Coleman マルチレイヤースリーピングバッグ




・アウトレイヤー、ミッドレイヤー、フリースの3層構造
・レイヤーの組み合わせを変えることでオールシーズンに対応
・洗濯機で丸洗いが可能

タイプ:封筒型
快適温度:-5℃〜12℃(3レイヤー)
限界温度:-11℃
使用時サイズ:幅90×長さ200cm
重量:4.9kg

【クッションにもなる大判モデル】Coleman アドベンチャークッションバッグ C5




・幅150cmのファミリーサイズ(2枚に分割も可能)
・未使用時は専用収納ケースに入れることでクッションに
・洗濯機で丸洗いが可能

タイプ:封筒型
快適温度:5℃
限界温度:
使用時サイズ:幅150×長さ190cm
重量:3.4kg

【シャカシャカ感のないフランネル素材】LOGOS 丸洗いやわらか あったかシュラフ




・フランネル素材で心地よい肌触り
・同一製品を連結してWサイズにすればファミリーでの使用も
・快適温度の異なる3モデルあり

タイプ:封筒型
快適温度:0℃ほか
限界温度:
使用時サイズ:幅75×長さ190cm
重量:2.3kgほか

【幅100cmのゆったりサイズ】KingCamp 封筒型寝袋 オールシーズン ワイド




・体格のよい人でもゆったり寝られるワイド幅
・スマートフォンなどを収納できるインナーポケット付き
・カラーや快適温度の異なるモデルが複数あり

タイプ:封筒型(ハイブリッド)
快適温度:6℃〜12℃ほか
限界温度:-8℃ほか
使用時サイズ:幅100×長さ220cm
重量:2.1kgほか

【手だけ出してスマホの操作可】wolfyok outdoors 4in1多機能シュラフ1.1kg




・サイドから手を出せるため、身につけたまま行動が可能
・双方向ジッパーとマジックテープで開閉のアレンジ自在
・快適温度の異なる1.1kg、1.4kg、1.8kg、2.2kgサイズあり

タイプ:封筒型(ハイブリッド)
快適温度:10℃〜25℃ほか
限界温度:0℃ほか
使用時サイズ:幅75×長さ210cm
重量:1.1kgほか

【230cm幅ファミリーサイズ】DOD わがやのシュラフRICH(S4-188-BR)




・家族4人が寝られる大判ファミリーサイズ
・肩口が冷えないフード&ネックウォーマー付き
・マクラポケットにタオルなどを詰めて枕にできる

タイプ:封筒型
快適温度:-1℃
限界温度:
使用時サイズ:幅230×長さ210cm
重量:8.8kg

【基本機能を備えたエントリーモデル】Snow Peak シュラフ SSシングル(BD-105GY)




・未使用時は収納ケースに入れてクッションに
・2枚を連結してファミリーで使用可能
・内側にはスマートフォンを入れておけるポケット付き

タイプ:封筒型
快適温度:13℃
限界温度:5℃
使用時サイズ:幅78×長さ196cm
重量:1.8kg

【初冬まで3.5シーズン対応】Bears Rock 封筒型寝袋-6℃(MX-604)




・ドローコードでしぼれる頭部と、封筒型の足元のハイブリッド
・春・夏・秋・初冬の3.5シーズン対応
・フルクローズからフルオープンまでアレンジ自在

タイプ:封筒型(ハイブリッド)
快適温度:8℃
限界温度:-6℃
使用時サイズ:幅80×長さ230cm
重量:1.35kg

【頭部のフードを着脱可能】CAMDOOR コンフォート フレックス4S(2200g)




・着脱式のフードで頭部の保温ができる
・広げた同一製品を上下に連結可能
・快適温度の異なる2.2kgと3.0kgサイズあり

タイプ:封筒型
快適温度:-5℃〜28℃ほか
限界温度:
使用時サイズ:幅84×長さ210cm
重量:2.2kgほか

【封筒型に枕部分をプラス】アイリスプラザ シュラフ 枕付き封筒型




・ドローコードでしぼれる枕付きモデル(枕なしモデルもあり)
・3WAYダブルファスナーでブランケットや敷布団にアレンジ自在
・カイロなどを入れられるインナーポケット付き

タイプ:封筒型(ハイブリッド)
快適温度:8℃
限界温度:0℃
使用時サイズ:幅75×長さ210cm
重量:1.5kg

【アニマルフリーの人工ダウン】onenext オールシーズンスリーピングバッグ




・コストパフォーマンスに優れたコンパクトモデル
・人工ダウンで動物アレルギーの心配がない
・洗濯機で丸洗いが可能

タイプ:封筒型(ハイブリッド)
快適温度:0℃〜15℃
限界温度:
使用時サイズ:幅75×長さ230cm
重量:1.5kg

【コスパで知られるアウトドアメーカー】HAWK GEAR 耐寒マミー型シュラフ




・手ごろな価格で知られるHAWK GEAR(ホークギア)の-15℃耐寒シュラフ
・ドローコード、ズレ防止テープ、簡易防水、防風仕様で保温
・洗濯機で丸洗いが可能

タイプ:マミー型
快適温度:
限界温度:-15℃
使用時サイズ:幅72.5×長さ210cm
重量:1.62kg

商品名 タイプ 快適温度 限界温度 使用時サイズ 重量
Coleman マルチレイヤースリーピングバッグ 封筒型 -5℃〜12℃(3レイヤー) -11℃ 幅90×長さ200cm 4.9kg
Coleman アドベンチャークッションバッグ C5 封筒型 5℃ 幅150×長さ190cm 3.4kg
LOGOS 丸洗いやわらか あったかシュラフ 封筒型 0℃ほか 幅75×長さ190cm 2.3kgほか
KingCamp 封筒型寝袋 オールシーズン ワイド 封筒型(ハイブリッド) 6℃〜12℃ほか -8℃ほか 幅100×長さ220cm 2.1kgほか
wolfyok outdoors 4in1多機能シュラフ1.1kg 封筒型(ハイブリッド) 10℃〜25℃ほか 0℃ほか 幅75×長さ210cm 1.1kgほか
DOD わがやのシュラフRICH(S4-188-BR) 封筒型 -1℃ 幅230×長さ210cm 8.8kg
Snow Peak シュラフ SSシングル(BD-105GY) 封筒型 13℃ 5℃ 幅78×長さ196cm 1.8kg
Bears Rock 封筒型寝袋-6℃(MX-604) 封筒型(ハイブリッド) 8℃ -6℃ 幅80×長さ230cm 1.35kg
CAMDOOR コンフォート フレックス4S(2200g) 封筒型 -5℃〜28℃ほか 幅84×長さ210cm 2.2kgほか
アイリスプラザ シュラフ 枕付き封筒型 封筒型(ハイブリッド) 8℃ 0℃ 幅75×長さ210cm 1.5kg
onenext オールシーズンスリーピングバッグ 封筒型(ハイブリッド) 0℃〜15℃ 幅75×長さ230cm 1.5kg
HAWK GEAR 耐寒マミー型シュラフ マミー型 -15℃ 幅72.5×長さ210cm 1.62kg

SAYA

キャンピングカー乗りのフリーライターです。ときに家族と一緒に、ときにソロで日本中を巡っています。テントキャンプは初心者ですが、便利で快適なRVパークを探して西へ東へ。女性1人旅のコツや、車中泊、RVパークの情報をお届けします。