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BearsRock-15℃の寝袋を購入。車中泊で初体験!使ってみて気になる点は?

冬の車中泊におすすめ!BearsRock寝袋の実力を徹底レビュー
冬の車中泊のための寝袋は何がいいかと探している人も多いのではないでしょうか。
筆者も車中泊歴6年ですが、なかなか理想的な寝袋に出会えず、これまで数多くの寝袋を試してきました。
そして最近、ずっと気になっていたBearsRockのマイナス15度対応寝袋を購入!
この記事では、BearsRockというブランドについて簡単に紹介するとともに、実際に車中泊で使用してみた感想をお伝えします。
良かった点だけでなく気になったポイントについても紹介していきます。
冬の車中泊用の寝袋を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
BearsRockって?なぜこのブランドを選んだ?

そもそも、BearsRockというブランドに聞きなじみがない方もいらっしゃるかもしれません。
そこで、簡単にどんなブランドなのかをご紹介します。
BearsRockは広島県に拠点を置く日本のアウトドアメーカーです。
寝袋をはじめ、テントやマットレスなど、さまざまなアウトドアアイテムを比較的リーズナブルな価格で提供しているのが特徴です。
そして、今回このブランドを選んだ理由は冬でも寝袋単体で快適に眠れるようにしたかったからです。
これまで使用していた寝袋では、どうしても寝袋だけでは寒くて快適に眠れず、毛布や湯たんぽ、ヒーターなどを組み合わせて工夫しながら使っていました。
しかし、そうした手間や負担を少しでも減らしたいと考え、マイナスの気温にも耐えられる寝袋を探していたところ、BearsRockに出会いました。
日本のメーカーという安心感もあり、最終的にこのブランドを選びました。
さらに、購入者のレビューも「冬の車中泊でも安心」「ふかふかで暖かい」といった高評価が多かったため、購入を決めました。
今回購入したのはマイナス15度対応の寝袋ですが、マイナス30度対応のモデルもあり、最後までどちらにするか悩みましたが、最終的に4シーズン使うことを考慮してマイナス15度対応のモデルに決定しました。
Bears Rock(ベアーズロック)
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BearsRockマイナス15度寝袋の特徴とは?

BearsRockマイナス15度対応の寝袋は、冬の車中泊やキャンプを快適にするために設計された封筒型寝袋です。
広げると230cm×80cmとゆったりしたサイズ感で、中に入っても窮屈感を感じません。
収納時は40cm×30cmと比較的コンパクト。重量は約2.2kgで持ち運びにも適しています。
封筒型のメリットとしてフルオープンにできるため、掛け布団や敷布団としても使える柔軟性が魅力です。
日本のメーカーならではの安心感と手頃な価格(8,300円税込)で、冬場のアウトドアや車中泊にぴったりのアイテムです。
製品名:封筒型寝袋−15℃
型番:FX-403
形:封筒型
サイズ(展開時):(約)230cm×80cm
サイズ(収納時):(約)40cm×30cm
重量:(約)2.20kg
価格:8,300円(税込)
Bears Rock(ベアーズロック)
布団のようなふかふか感

開封してまず驚いたのは、「まるで布団のようなふかふかの柔らかさ」。
中空繊維を使用しており、ダウンではないものの空気をたっぷり含む構造が、この柔らかさを実現しています。
触り心地もふんわりしていて、快適そのもの。
さらに、寝ている間も温かい空気が体を包み込むため、寒い冬でも冷たさを感じることなくぐっすり眠れます。
車中泊での快適な睡眠をサポートしてくれる、心地よさ抜群の寝袋といえます。
素材と設計のこだわり

BearsRockの寝袋は、一つ一つ丁寧に手作りされており、細部までこだわりを感じます。
購入前に「縫製が雑」「チャックが食い込む」といった口コミもあり心配していましたが、実際に届いた商品は縫製がしっかりしていて、仕上がりの良さに驚きました。
チャックの食い込みも全くゼロではありませんが、生地を軽く引っ張りながら閉めるとスムーズで、特にストレスを感じることはありませんでした。
使いやすさと品質へのこだわりが伝わる作りです。
さらに、足元のチャックを開閉することで温度調整が簡単にできる設計も魅力的。
快適さと実用性を兼ね備えた寝袋といえます。
付属品と便利ポイント

BearsRockマイナス15度対応寝袋には、便利な付属品がついています。
収納時に使える伸縮ロープが2本と、小型のライトが付属しており(※ライトは在庫がなくなり次第終了)、どちらも使い勝手のいいアイテムです。
収納袋は開口部が広く、寝袋を丸めて押し込むだけで簡単に収納できる設計になっているため、収納時のストレスが大幅に軽減されています。
また、袋のサイズにも余裕があるため、寝袋がきつく最後まで入らないという心配も不要です。
さらに、収納後は両サイドにある調整ベルトを締めることで、よりコンパクトにすることができ、限られたスペースでの車中泊にもぴったりです。
また、付属の小型ライトは、夜間にちょっとした荷物を探すときや暗い車内で役立ちます。
機能的で細やかな気配りが感じられる付属品が揃っており、初心者でも安心して使えるのではないでしょうか。
実際に車中泊で使用した感想と気になる点

ここからは実際にマイナス15度対応の寝袋を車中泊のシーンで使ってみて気づいたポイントについて紹介していきます。
筆者が使用した日は、外気温が夜3℃まで冷え込んだ川沿いの山間部の駐車場で使用。
寝るときには暖房はなし、寝袋だけで寝てみました。
その際の使用感についていくつか気づいたポイントを紹介します。
寝心地は?快適さを徹底検証

これまで使ってきた他のメジャーブランドの寝袋と比較して、BearsRockのマイナス15度対応寝袋は中の広さが際立っています。
これまで同じような封筒型やマミー型のシュラフを使ってきましたが、この寝袋はとにかく広く、寝返りがしやすいです。
寝袋内に窮屈感がなく、自宅で寝ているかのように自然に寝続けることができ、車中泊での快適な睡眠にもつながると感じました。
また、細かい点ではありますが、寝ている間に動いても生地のカサカサ音が気にならないのも嬉しいポイント。
寝袋によっては生地が擦れる音が気になることもありますが、この寝袋はその心配がなく、静かに快適に眠れました。
まるで布団のような温かさ

実際に3℃の寒さの中で使ってみると、寝袋に入った瞬間は「少し寒いかな?」と感じましたが、5分ほどすると中の保温性がしっかりと働き、温かさに包まれてぐっすり眠ることができました。
衣類で調整はしましたが、それでも寝袋だけで十分な温かさを感じ、外の冷気をしっかり遮断してくれるので、熱を逃さず内部で保たれているのを実感!
寝袋の中は適度に温かく、寒さを感じることなく朝までぐっすり眠ることができました。
この温かさは、寒い環境でも安心して使える寝袋だと思います。
収納・撤収時の気になる点

前述しておりますが、収納袋は大きめですが収納には少しコツがいります。
寝袋自体がふかふかで大きいため、収納袋に入れる前に少し力を入れて丸める必要があります。
慣れるまでは寝袋を収納するのに約5分から10分かかることもあるでしょう。
また、収納時も比較的コンパクトになるとはいえ、一般的な寝袋よりは一回り大きいサイズ感であることも使ってみて改めて感じました。
そのため万が一車内に寝袋を収納するスペースがないという場合は注意が必要です。
こんな方にBearsRock寝袋はおすすめしたい!

BearsRockのマイナス15度対応寝袋は、1枚で4シーズン対応できるため、年中アウトドアを楽しみたい方に最適です。
これまで季節ごとに寝袋を使い分けていた方も、この寝袋なら寒い季節も温かい季節も快適に過ごせるので、シーズンごとに寝袋を買い替える手間が省けます。
また、収納性よりも温かさを重視する方や、低価格でありながら高品質な寝袋を求めている方にもBearsRockのマイナス15度対応寝袋はぴったりでしょう。
Bears Rock(ベアーズロック)
まとめ

BearsRockマイナス15度対応の寝袋について使ってみて気づいたポイントや気になる点について紹介してきました。
寝具選びでなかなか思うような寝袋に出会えていない、今使っている寝袋だと寒さを感じている方もいるのではないでしょうか。
寒い季節の寝具選びに迷っているという方はぜひ参考にしてみてくださいね。