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車中泊歴5年がおすすめする結露対策とは?!結露の原因やおすすめのグッズを解説!

結露の原因やおすすめのグッズを解説!

冬の車中泊は結露に悩みがち!対策をご紹介します!


近年のアウトドアブームの盛り上がりもあり、キャンプや旅で車中泊をする方も増えてきました。

テントやタープなどの大掛かりな準備も必要なく、手軽に自然の中で寝られるなど、車中泊にはメリットがたくさんあります。

とはいえ、アウトドアや旅に便利な車中泊ですが、車中泊での「結露」に悩む方も多いようです。

筆者も実際に車中泊をはじめた頃は毎回結露に悩まされていました。

そこで、本記事では車中泊で結露が起きる原因や筆者が実際に行っている車中泊での結露対策を具体的に紹介していきます。

車中泊での結露に悩んでいる方はもちろん、これから車中泊を始める方で結露の悩みに効果的なコツや対策を知りたい方はぜひ参考にしてみてください。

最後まで読めば寒い季節でも結露に悩まされることなく、快適に車中泊を楽しめる方法が理解できるでしょう。

そもそも結露の原因ってなに?


結露 結露対策 冬車中泊 

はじめに、車中泊の車内にはなぜ結露が起きてしまうのかという結露の原因について簡単に解説していきます。

原因を理解することで後半に紹介している結露対策やコツがより具体的に理解できるようになるはずです。

車中泊で結露が起きる原因は大きく2つあります。
・空気中の水分が限界量に達して水滴となる
・秋冬など車内と外気温の差によって起きる



空気中の水分が限界量に達して水滴となる


車内 結露 結露対策 冬車中泊

基本的に空気中に含むことができる水分量というのは決まっているようです。

それが、狭い車内の場合、特に空気に含むことができる水分が少なくなるため結露の発生しやすい状態となります。

睡眠時の呼吸に含まれる水分が原因で車内の湿度が上がり、結果的に水滴となってしまうと考えられます。

秋冬など車内と外気温の差によって起きる


車内 結露 結露対策 冬車中泊

秋や冬など気温が低くなってくると、車内と外気温の気温差により結露が発生しやすくなります。

人が生活している車内はどうしても体温や呼吸から熱が発生して気温が上がってしまいます。

この熱が車内と外気温との間に差を生み、結果として結露の原因になってしまうことが大きいでしょう。

次のページ▷▷▷【結露をそのままにしているとダメな理由は?また効果的な対策方法についてご紹介します!



結露をほっておくと最悪な場合どうなるのか


結露 結露対策 冬車中泊

車中泊で結露が発生してしまう理由については理解できたかと思います。

とはいえ、多少の結露なら問題ないでしょ?そのままにしても大丈夫でしょう。と考える方もいるかと思います。

結露をそのままにしておくとどうなってしまうのか、最悪の場合を想定しながら解説していきます。

筆者も実際に結露を放置したままトラブルになったこともあるので、そうならないためにも知っておくことが重要です。

結露をほっておくと最悪の場合、以下のようなことが起こることも考えられます。

・車内にカビが発生する
・窓が汚れて視界が悪くなる
・車内の家電製品が壊れることも



車内にカビが発生する


窓 結露 結露対策 冬車中泊

車内に発生した結露をそのまま放置しておくと、湿気によってカビが発生してしまうことも十分に考えられます。

実際に筆者の乗っている車も窓のサッシのゴム部分に緑の苔のようなものが発生してしまったこともありました。

カビが発生したまま放置すると咳が出たり、かゆくなったり体調に影響を与えることも考えられます。

そのため、車内に発生した結露は気づいたら取り除く、発生しないように工夫するといった対策が重要と言えるでしょう。

窓が汚れて視界が悪くなる


窓 結露 結露対策 冬車中泊

結露によって付着した水滴は一見綺麗そうに見えるため、乾けばきれいになくなると思っている方もいるかも知れません。

しかし、結露によって発生する水分にはホコリや汚れなどが含んでいる場合がほとんどです。

そのため、たとえ日中の日差しにより乾いたとしても水跡などの汚れが残ってしまいます。

汚れの残ったガラスのまま運転していると窓の汚れによって視界が悪くなることもあります。

汚れたままのガラスで運転していると走行中の視界不良で思わぬ事故につながることもあるでしょう。

結露が発生したら適切に取り除いておくことが重要と言えます。

車内の家電製品が壊れることも


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車中泊で車内に発生した結露による水滴によって電化製品が壊れてしまう可能性もあります。

家電製品に触接結露することももちろん考えられますが、窓や車内の壁に発生した結露が落ちることで壊れてしまう可能性が高いように思います。

季節や気温によって結露の量は全く違います。

大粒の結露が発生したタイミングで近くに家電などが置いてあれば影響がまったくないとも言い切れません。

車中泊では高価なグッズも使用している方も多いので結露による家電製品の故障は絶対に避けたいですよね。

結露に効果的な対策5選


車中泊仕様車 結露 結露対策 冬車中泊

車中泊での結露をほっておくと最悪の場合どうなってしまうのか具体的に理解できたかと思います。

ここからは「じゃ、どうすればいいんだ」という対策について詳しく解説していきます。

それぞれおすすめのアイテムや筆者が実際に使用しているアイテムも解説しているので車中泊での結露対策にお役立てください。

車中泊に効果的な結露対策は以下の5つです。
・サンシェードを設置する
・結露吸水テープを貼る
・除湿剤を置く
・結露取りワイパーを使う
・電気式除湿器を設置する



サンシェードを設置する


サンシェード 結露 結露対策 冬車中泊

筆者がいつも車中泊をする時に欠かせないサンシェードです。

サンシェードを取り付けることでガラスと車内の間に空気の層ができ、結露の発生を抑えることができます

また、車内の結露の発生を抑えてくれる役割はもちろん、外から中の様子が見られないことで防犯対策としても役立ちます。


結露吸水テープを貼る


結露吸水テープ 結露 結露対策 冬車中泊

100円均一やホームセンターでも手軽に購入できる結露吸水テープも結露が特にひどい時期には重宝するアイテムです。

ガラス面に直接貼り付けて、発生した結露を吸水してくれます

何度でも貼ってはがせる結露吸水テープを選べば、繰り返し使えるので車中泊をする車両につねに常備しておくのもいいでしょう。

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除湿剤を置く


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車内に除湿剤を置くのも結露対策として有効です。

筆者も実際にベッドの下や運転席の下など、さまざまな位置に置いて結露の発生を抑えています

容量の大きなものを選べば設置したままでも数か月持つので、高頻度で取り換える必要もなく、手間が省けます。

複数の除湿剤を設置するなど、寝る時には枕元に近い位置に置いておきことで呼気から発生する湿気による結露を防いでくれるため、就寝中なるべく近くに置いて寝ています。

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結露取りワイパーを使う


結露取りワイパー 結露 結露対策 冬車中泊

ガラス面についてしまった結露は雑巾などで拭きとると汚れを広げてしまい、ガラスが見にくくなることが考えられます。

そうしたときに便利なのが結露取りワイパーです。

水滴をきれいに除去することが可能です。

また、短時間でガラスに発生した結露をとりたいなどの忙しいときにも重宝するアイテムです。

コンパクトなものを選べば場所を取らずに車内に置いておくこともできるので便利ですよ。


電気式除湿器を導入する


電気式除湿器 結露 結露対策 冬車中泊

筆者は導入していませんが、電気式の除湿器も車中泊の結露対策として使用している人もいるようです。

より効果的に除湿して、空気中に発生した水分を取り除きたいという方には有効でしょう。

ただし、場所ととってしまう、電源が必要になるなどのデメリットもあるため、車内に置くスペースがあるかどうかなど検討しておく必要があります。


まとめ:おすすめの結露対策を導入して快適な車中泊を過ごそう!


結露 結露対策 冬車中泊

車中泊の結露が起きる原因や、ほっておくと最悪の場合どうなってしまうのか、さらには車中泊におすすめの結露対策やアイテムについて経験をもとに紹介してきました。

寒い季節の車中泊は特に結露に悩む方も多いはずです。

とはいえ、結露対策を徹底的に行えば快適な車中泊は可能です。

本記事で取り上げたアイテムや車中泊の結露対策を実行してぜひ、快適な車中泊を楽しんでくださいね!

さん子

キャンプやアウトドア専門のWebライター キャンプ歴15年・キャンプ用品店経験、キャンプ場スタッフ経験あり。現在は瀬戸内海に浮かぶ島を拠点に全国各地を旅しています愛車は中古で購入したNV200バネットを車中泊仕様にDIY!自作バンライフでの旅の様子やおすすめスポットなどを紹介していきます!目標はパートナーと一緒に日本一周!