車旅をしている様子2

車中泊旅行に!普段使いできる「防災」便利グッズ8選



車中泊旅行で使えて、防災対策にもなる便利グッズ

ここからは普段使いしつつ、災害時にも活躍する「車中泊×防災グッズ」をご紹介していきます。

床からの冷えを予防する「銀マット」

キャンピングカーに備え付けの温かいベッドがある場合は不要かもしれません。

バンを改造している方や、避難所でも使いたい、という方は床にひくものとしておすすめです。

薄いタイプは持ち運びにも便利ですが、眠るのに使うなら厚みがあった方が快適なうえ、床からの冷気もより防いでくれます。

荷物になるので、リュックに入れて持ち運ぶものではありませんが、普段から車中泊道具として使っておけば、どんな状況になっても活躍しますよ。

キャンプ好きな方は、テント泊の時にも使えます。

電力を貯める「ポータブル電源」

車中泊旅行で役立つポータブル電源。電気が使えるかどうかで、普段の旅行もかなり快適度が違いますね!

わが家のバンもソーラーパネルと繋げて電力を貯めています。

ポータブル電源のおかげで停車時にも冷房や換気扇をまわせたり、寝ている間にスマホを充電したりと、家と同じように過ごせています。

おすすめはアウトドア好きに好評な、アメリカ発のポータブル電源専門メーカーJackery。

こちらは電池容量が1002Whの大容量。電力を貯めるのにコンセントからの充電はもちろん、シガーソケット、ソーラーパネル、ジェネレーターが繋げられます。

また出力もコンセント穴が3つ、USB-Aが2つ、USB-Cが2つ、シガーソケットが1つと、様々な出力式に対応。同時充電も可能です。

これだけできて重量は10キロ。持ち運びにも便利です。その分、値段は上がるため、「ここまで高性能な必要はないけど、防災グッズとして備えておきたい」という方には、ワンランク下の708whタイプもあります。

★708whタイプリンク

BOS非常用トイレセット

非常用トイレセットは普段の渋滞時はもちろん、災害時にもとても有効です。

キャンピングカーにトイレがあるから大丈夫!という方も、そのトイレは一週間もちますか?災害時はゴミ出しできませんが、においは大丈夫でしょうか?

ただでさえ余裕のない災害時に、トイレのにおいが気になって眠れない!なんてことも想定されますよね。

そんな時におすすめなのが、「BOSの非常用トイレセット」です。

子育てをしている方にはとても有名な「BOSの臭わない袋」。

赤ちゃんの汚れたオムツを入れるものとして有名で、ベビー用品店では必ず見かけます。

ほかにもペット用や介護用の防臭袋の販売していて、とにかく優秀なんです!

非常用トイレセットは様々な会社から販売されていますが、元々医療向け開発から生れたBOSの防臭袋を使ったトイレセットは非常におすすめ。

コンパクトで場所も取らないので、1セット車に積んでおくとどんな時にも安心です。

車中泊&防災用ランタン

ちょっと変わった車中泊にも防災にも役立つランタンがこちら。

パッと見たところ置き型のよくあるランタン。

実はLEDライトと2個の懐中電灯がひとつになっているんです。

車中泊時には置き型として、車から降りる時には一部を分離して懐中電灯として利用できます。

分離できるのは家族で使う時にとても便利。

例えば1人が車中でのんびり、もう1人は外のトイレに行きたい、なんて時にひとつのライトを分離して各々で使うことができるのです。

車中泊だけでなく、キャンプなんかの時にも便利ですね!

電源はUSB充電と電池の両方が利用できるので、災害時に電源が無いときでも電池があれば安心です。

ただしライトを切り離して使う場合は、電池が必要になります。(ランタンにセットしている時はランタンから給電)

金属の持ち手がついているので、ランタンとして使用する時は置き型でも、吊り下げでも使うことができます。

いざという時に役立つ救急セット

車中泊の際に救急セットを積んでいる方は少ないのではないでしょうか。

ちょっとした怪我をした時や応急処置用、災害時にひとつ積んでおくと安心です。

特に災害時には思わぬ怪我がつきもの。

家の片付けで手や足を怪我してしまうことも。

手当する道具が家の中で、散乱した家具に埋もれていて出せない、見つけられない、なんてことも想定されます。

そんな時にひとつ車に積んでおけば、すぐに手当てできます。

備えあれば憂いなし。使う機会が無い方が良いものですが、防災のマストアイテムです。

エコノミー症候群対策に「着圧ソックス」

足のむくみを和らげてくれる「着圧ソックス」。

一般的に女性の方が足がむくみやすいと言われていますが、男性も例外ではありません。

冒頭でもご紹介した通り、足のむくみはエコノミー症候群を引き起こします。

せまい車内でずっと同じような体制でいることは足に負担をかけてしまいます。

着圧ソックスは一晩使うと、足が驚くほど軽くなります。

私も普段からむくみやすく、立ち仕事が続くときや、飛行機に乗る時などによく利用しますが、使った翌日は驚くほど足が軽く感じます。

男性で着圧ソックスを使う方は、女性ほど多くはないと思いますが、ぜひ使用してみて欲しいと思います。

こちらの着圧ソックスは順天堂大学客員教授も推奨しており、スポーツをする方にもおすすめされています。

練習効率が良くなるうえに、スポーツをした次の日への疲労軽減にもつながるそう。

まさに普段使いにも防災にもなる、一石二鳥のアイテムです。

長期保存の非常食セット

大規模な災害が起きた時、非常用物資が届くのには時間がかかります。

そんな時のために常備しておきたい非常食。

なかなか自分でスーパーで買い集めるのは面倒ですし、日持ちがせず、気づいたら賞味期限が切れていた、なんてことも。

こちらは賞味期限がすべて4年以上。

しかも栄養士監修のご飯とおかずがセットなった34個アソートセットです。

震災時は慣れない環境で体力も消耗します。

そんな時には栄養素がしっかり計算された食事が大切。

もちろん防災用とはいえ、普段食べても良いのです。

車中泊で疲れた時、食べに行くのや作るのが面倒、なんて時にも役立ちますよ!

洗濯機で洗えるコールマンの寝袋

封筒型の寝袋は、寝袋としても掛布団としても利用できてとっても便利。

通年使えるタイプなので、極寒な状況でこれ一枚では足りませんが、すでに布団のあるキャンピングカーで毛布変わりに使えます。

しかも寝袋だから小さくたためる上に、洗濯機での丸洗いも可能。

使い勝手の良いものと言えます。

そんな普段使いはもちろん、避難所に滞在する時にも簡単に持ち運べるので、床に敷いたりかけ布団にしたりと万能です。

外側はシンプルで、内側に柄がついているのもオシャレです。

防災アイテムは、車中泊で普段使いしてこそ!

車旅の様子2

今回は車中泊で使える防災グッズをご紹介しました。

いざという時には、使い慣れたものが一番。

普段から使いなれておくことで、災害時にも難なく使えます。

いつかくるかもしれない災害に備えながら、車中泊を楽しみましょう!