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ポータブル電源の新モデルを購入!車中泊でヨーロッパ一周中の夫婦が使用感をレビュー

ポータブル電源の新モデルを購入!車中泊でヨーロッパ一周中の夫婦が使用感をレビュー 【BLUETTI AC180とPV200ソーラーパネル】




ポータブル電源を選んだ理由


ヨーロッパには自然の中で車中泊OKな「Wild Camping」スポットが多数あります。

せっかくキャンピングカーで暮らしていても、外部電源に頼りっぱなしだった私たちは、残念ながらその様な場所を1~2日しか利用できていませんでした。
キャンピングカー

そこで外部電源に頼らず、太陽光の再生可能エネルギーを利用した環境に優しい車中泊生活で、もっと自由な旅を続けていきたいと思い、大容量のバッテリーとソーラーパネルについて調べ始めました。

「なぜ、固定のサブバッテリー、ソーラーパネルでなく、ポータブルにしたのか?」

キャンピングカーのほとんどが固定タイプのサブバッテリーとソーラーパネルを使用していて、私たちの車にもすでにサブバッテリー2つと、インバーター、ソーラーパネルを設置しています。

それらを新しいモノに変えたり、ソーラーパネルをもう一つ追加で取り付けるとなると高額な設置費用がかかってしまうのです。

それに引き換え、ポータブル電源は固定設置の必要がなく、購入したらすぐに使用できるのがメリット

さらに自由に持ち運びできるので、車外でも利用できるのが利点です。

テント泊のキャンプでも利用できたり、晴れてる日はテーブルを外に出して外でデスクワークができたりと、いろいろな使い方ができるのでポータブル電源を選びました。

買ったのはこれ!【BLUETTI AC180ポータブル電源・PV200ソーラーパネル】


ポータブル電源

購入したのは6月に発売されたばかり、BLUETTIのAC180ポータブル電源です。

数ある会社からBLUETTIを選んだ理由は、世界中で展開していて海外のユーザーも多く、環境問題にも取り組んでいるから。

さらにサポートが手厚いことも購入の決め手になりました。

新商品という事もあり疑問がたくさんあったので、購入前にサポートセンターに問い合わせたら、とてもスピーディーで丁寧な対応!

安心して購入を決断することができました。

ポータブル電源

BLUETTI AC180
容量:1,152Wh
出力電力: 1,800W/2,700W(瞬間最大出力)
重量:約16kg
サイズ:340mm × 247mm × 317mm
給電ポート数:4個のAC出力コンセント、4個のUSB-Aポート、1個のUSB-Cポート、ワイヤレス充電パッド
充放電サイクル数:3,500回以上
日本販売価格:¥148,000
詳細はこちらBLUETTI HP


1番の決め手は、大容量なのに16kgとコンパクトで持ち運びに便利なので、アウトドアにピッタリな点です。

また、リン酸鉄リチウムバッテリー使用で耐久性と安全性に優れ、約10年以上の長寿命も魅力的でした。

さらに純正弦波インバーターが搭載されているので、スマートフォンからノートパソコン、電気オーブン、車用冷蔵庫などあらゆる機器が家庭と変わらない快適さで使用できます。

使い方は本体のLDC画面で簡単操作ができる他、Bluetooth接続をサポートしているので、BLUETTI専用アプリでリモート操作、消費電力管理も行えます。

ポータブル電源をより環境にやさしい形で使うためにセットで購入したのが、PV200のソーラーパネルです。

ソーラーパネル

PV200
最大出力:200W
太陽光の転換率:最大23.4%
サイズ(展開時):59cm × 226.5cm
サイズ(収納時):59cm × 63cm
重量:7.3kg
日本販売価格:¥59,800
詳細はこちらBLUETTI HP


購入の決め手は、折りたたみ式なので持ち運びもできてスリム&コンパクトになり、狭い車内でも収納時に場所を取らないことでした。

さらにアメリカテスラの最新型光電転換技術を使っているので、安定した発電性能と高効率光電変換が期待できます。

ソーラーパネル

この2つをセットで使うことにより、車中泊だけでなく自然災害による停電時などでも、太陽さえあればどこで電源を確保することが可能になりました。

【BLUETTI AC180ポータブル電源・PV200ソーラーパネル】実際車中泊で使ってみてどうだったか


約2ヶ月間フルタイム車中泊で使ってみた結果は…。

使える機器は?


ポータブル電源
私たちは主に仕事でも使うスマートフォン2台、ノートパソコン2台、iPad2台、カメラ、ドローン、インターネットのWi-Fiルーターの充電などに使用。

他にはドライヤー、ヘアアイロン、掃除機、扇風機など1,800Wまでの様々な家電が使えます。

今までワット数が高くて使えなかったドライヤーなども使えるようになったので、大満足の結果でした。

AC180の充電方法


AC電源、太陽光、シガーソケット、発電機など多彩です。

AC電源での充電は約1時間でフル充電。

シガーソケットでの充電は、走行時間によって変わってきます。

私たちはあまり長距離移動をしませんが、約2時間半の走行で20%程充電できました。

ソーラーパネル
私たちが一番使う充電方法は、ソーラーパネルを使った充電

ほぼ毎日ソーラーパネルを使っています。

キャンピングカーの外に出して、太陽の位置などに合わせながらパネルを移動。

大体160~180Wほど、70%から100%までの充電で約3時間かかりました。

充電と放電を同時にできるので、太陽の出ている日中は100%を保ちながら、車内でも家のような感覚で電力が使えます。

どれほど持つのか


15Wのスマートフォンだと約62回の充電。

70Whのノートパソコンだと約13〜15回の充電が可能とされています。

本体のLCD画面に使用できる残り時間も表示されるので確認しながら使用するのがおすすめ。

※ドライヤーや電気ヒーターなどは消費電力が大きいので、使用できる残り時間が少ない時は充電を使い切ってしまう恐れがあるので、使う際は注意が必要です。

私たちは、ドライヤーを使う時は5分程度で終わらせるようにしています。

ポータブル電源

仕事で使う私たちのパソコンやスマホ、Wi-Fiのルータなどが必要とする電力は、全て合わせても130〜150W程。

太陽が出ている日はソーラーパネルを通して約160〜180W入るので、日中は常に100%充電の状態を維持できます。

夜は80%ぐらいまで使用して、翌日またソーラパネルで充電。

これの繰り返しなので、環境にも優しい持続可能なエネルギーが得られています。

雨の日はさすがにソーラパネルは使えませんが、そんな時はシガーソケットを使って走行充電、もしくは外部電源につなげればOK。

超高速充電なので、電力をたくさん使うパソコン仕事の私たちでも電気を自由に使えるようになり、車中泊旅のスタイルが大きく変わりました。




まとめ


今回はBLUETTIのAC180ポータブル電源とPV200ソーラーパネルの特徴や実際に車中泊で使ってみた感想を紹介しました。

私たちはこの約2ヶ月間一度も外部電源につなげず、ソーラーパネルを使った太陽光とポータブル電源の再生可能エネルギーだけで車中泊生活を送ることができました。

AC180ポータブル電源のおかげで好きな場所へ、好きなだけ滞在できるようになり、旅の自由度が大幅にアップ!

コンパクトなのに容量も大きく、長期の車中泊やキャンプなどのアウトドアにも大活躍するのでおすすめです。