キャンプや車中泊で使える!効果抜群の蚊除けグッズとその選び方

キャンプや車中泊で使える!効果抜群の蚊除けグッズとその選び方




蚊取り器を効果的に使うには


肌を直接守る


空間的な防御では効果のある範囲が限られてしまう。

屋外で動き回る場合は、先舗述べた通り体質的に使用できない人もいるが、問題ない人は肌に直接吹きかけたり塗ったりする薬剤の使用を基本と考えた方が良い。

そして、使い方も重要だ。

直接肌にかけたり塗ったりするタイプは、空間にスプレーするタイプのように散布した周囲に蚊が寄って来なくなる訳ではないので、塗られていないところがあると、根性のある蚊はそこを目掛けて刺しに来る。

丁寧に満遍なく塗っておくことが大切だ。

蚊取り器の効果的な配置方法


屋外では肌を直接守りながら「蚊取り器や蚊取り線香、空間スプレーなどの併用」が効果的だ。

使用する際に重要になるのが、蚊取り線香でも電気蚊取り器でも、置く配置。

まずは自分のいる場所の風上側に置くのが基本で、それに加え、足下辺りにももう一つ置くとより効果的だ。

また数人でテーブルを囲んでいるようなシチュエーションでは、座っている周囲を囲むように数箇所、人数が多ければさらに数を増やすなど、人を取り囲むように設置して、見えないドームのようなものを作ると効果的だ。

蚊から身を守る服装と装備


また、服装での防御も重要になる。

場所や時間帯によっては半袖短パンではなく、夏でも長袖長ズボンの着用をおすすめする。

虫除け効果のある生地を使った服もあるが、そういった特殊な生地を使った服は別として、肌に直接スプレーする虫除けは、肌にスプレーするだけでなく、服にもスプレーしておくと効果的(※ 生地の変色や色移りなどには注意が必要)だ。

特に先ほど挙げたヌカカなどはスケベ虫という異名があるように、服の隙間から入り込んでくる性質があるため、ヌカカ対策には服の中にもスプレーしておかないことには片手落ちになってしまう。

虫除け 効果抜群 虫除け対策

草むらに入るような場合は、必ず長ズボンと靴を履いておいた方が安全だが、草むらなどでなくとも、特にマダニ・ツツガムシ・ムカデなどのような危険性の高い虫の多そうな場所では、履き物もサンダルではなく、靴を履いておいた方が安全だ。

裾を絞れるタイプのズボンは蚊以外の虫の侵入も防げるので良い。

しかし、その程度ではヤマビルは脚を伝って登ってくるので、ヤマビルがいそうなところは、私はズボンの裾を長靴の中に入れるのではなく裾を外に出し、ズボンの裾をグルッとガムテープで巻いて長靴に固定し、入る隙のないようにしている。

車内で有効な虫対策


ここまでは主に屋外にいる際の虫対策について述べてきたが、車内やテント内での効果的な方法についても紹介したいと思う。

車内やテントのような狭い空間で火を使うものは危険なので、私は使用しないようにしている。

経験上おすすめしたい方法


虫除け 効果抜群 虫除け対策

便利な蚊取り器が登場する以前から色々試してきたが、経験上私が車内やテント内などで最も効果を感じるおすすめの方法は、「金鳥 蚊のいなくなるスプレー」「フマキラー おすだけベープ」「アース おすだけノーマット」(長いので以下「ワンプッシュタイプ」とする)などの、『ワンプッシュタイプ』と肌に直接吹きかける虫除けとの併用だ。

効果はどれくらいか


いずれもほぼ無臭(それも大きなメリット)で、ワンプッシュで本当に効いているのか最初は半信半疑だった。

しかし、ドアや窓を開け放っていたとしても、寝る前に「ワンプッシュタイプ」を車内やテント内に一吹きするだけで本当に一晩中蚊が寄って来なくなる(他の虫に対しての効果はわからない)。

屋外にいる時間もあるので、肌に直接吹きかける虫除けと必ず併用しているが、この組み合わせで、これまで蚊に悩まされて眠れなかったことなどない。

こんな便利なものが登場するずっと以前の話だが、凄く蚊が多い場所でテントも張らずに寝ていたところ、400Hz前後のあの音で眠れず、たまりかねて顔にも虫除けを塗りまくったところ、今度はその臭いが気になって、結局ほとんど眠れなかったという苦い経験がある。

本当に便利なものが登場したものだ。

最後に番外的な蚊対策を紹介


先日キャンプした際に、キャンプ場なのだから当たり前だが、他のメンバーは皆普通に芝生のサイトにテントを張った。

しかし、ちょっと試してみたいことがあったため、私はサイト横の駐車場で寝た。

何を試したかというと、軽トラの荷台のBoo3(荷台のシェル)の天井からコット用の蚊帳を吊り、その中で寝ることだ。

虫除け 効果抜群 虫除け対策 軽キャンピングカー

上の写真ではBoo3の側面のパネルを開けているが、Boo3はパネルを閉めた状態でも、荷台のアオリを開けておけるようになっている構造だ。

そのため、横にも後ろにも出っ張ってしまうことなく、アオリの部分から風を通すことができる。

虫除け 効果抜群 虫除け対策

これは三方開きの荷台でなければできない芸当だ。

雨には降られなかったが、余程横殴りの雨でなければ、これで雨対策も大丈夫だ。

キャンプ場のロケーションは防風林と道路を挟んで、比較的海水温の低い海岸から直線で250m程度。

Boo3の中には程よく風が抜けて扇風機も不要、いつも通り肌用虫除けスプレーと「ワンプッシュタイプ」も念の為併用したが、蚊の気配など全く感じず、朝まで快適に熟睡することができた。

この先も画期的なアイテムが登場するかもしれないが、これはかなり良い方法だった。

軽トラ荷台泊バンザイ!!