車中泊先での手軽な移動手段、電動キックボード入門&おすすめ5選【公道OK】



eXs2(エクスツー)

eXs2を販売しているカスタムジャパンは自動車やバイク、自転車などのパーツやツールをECサイトで、四輪・二輪自動車販売店や自転車販売店、整備工場向けに販売している会社。

世界中のメーカーのツールとパーツがあるほか、オリジナルブランド製品も発売しています。

そのオリジナルブランドの中のひとつがeXs(エクス)。

eXs には、eXs1とここで紹介するeXs2があるのですが、2モデルのいちばんの違いはeXs2がオフロード仕様になっている点

車中泊先はキャンプ場だったりすることが多くて、舗装していても道が傷んでいたり、未舗装の部分もあったりします。

車輪の小さな電動キックボードはガタガタ道やでこぼこ道が得意とは言えません。

しかしeXs2は、展開時で長さ1,190mm×幅800mm×高さ1,425mmの電動キックボードとしてはやや大きめ・幅広の車体で、大径ブロックタイヤを前後に装備。

500W(350W程度のモデルが主流)のパワフルなモーターで、最大勾配20度の登坂能力を誇ります。

79,860円(税込)という価格も魅力ですね。
※eXs1はさらに手が届き安い49,280円(税込)

カスタムジャパン
製品名 eXs2
充電時間 5~7時間
最長航続距離 40km
最高速度 時速35km
サイズ 長さ1,190mm×幅800mm×高さ1,425mm(展開時)
重量 23.5kg
耐荷重 約120kg
ブレーキ形式 前輪:ディスクブレーキ 後輪:ディスクブレーキ
ライト有無 前後とも有り
価格 79,860円(税込)〜
公式サイト https://exs.mobi/news-reserve-kickboard.html

glafit X-SCOOTER LOM

和歌山県で2017年に設立されたベンチャー企業・glafit株式会社が発売したX-SCOOTER LOM。

企画・設計・開発・組み立てまで、全て和歌山県内で行っています。

いちばんの特長は、自転車で言うところのトップチューブをまたいで、脚を進行方向にまっすぐそろえて乗れる点

そういう意味ではサドル(いす)はないものの、厳密には電動キックスクーターと言えないかもしれません。

段差やくぼみに負けない走破性を得るため、前輪12インチ、後輪10インチの口径大きめのタイヤを採用(大体前後10インチ以下の口径が主流)。

まっすぐ立って乗れるのと、タイヤが大きいことの相乗効果で抜群の安定感があります。

そしてもうひとつの大きな特長としては、快適走行をアシストするアプリと、Panasonic社との共同実証によって誕生した新型Panasonic製BMS(バッテリーマネージメントシステム)を搭載していることが挙げられます。

BMSはバッテリーを安全に使用するために状態を監視するシステム

電流・電圧・温度・バッテリー残量などをモニターし、異常がないかを常にチェック。

バッテリーの状態はアプリを通してスマホに表示されます。

このほか、USB端子でバッテリーからスマホに充電できたり、アプリがカギの代わりにもなっていたり、いろいろとイマドキな感じです。

glafit(グラフィット)
製品名 LOM
充電時間 約5時間前後
最長航続距離 約40km ※別売の大容量バッテリーの場合、約60km ※いずれも荷重55kgの場合の理論値
最高速度 時速25km
サイズ  長さ1,050mm×幅570mm×高さ1,150mm(展開時)
重量 14.0kg (バッテリー2.5kg抜き)
耐荷重 100kg
ブレーキ形式 前輪:ディスクブレーキ 後輪:ディスクブレーキ
ライト有無 前後とも有り
価格 149,600円(税込)〜 ※クラウドファンディングサイト・MASUKAKE限定で122,000円(税込)、2021年11月18日現在
公式サイト https://glafit.com/

政府も後押し。これからどんどん普及しそうな勢い

ここで紹介した5モデルはいずれも公道走行可能なものばかり。

ただし冒頭でも述べたように原付免許やナンバー、ウインカーなどの保安部品が必須です。

規制緩和の実証実験などで政府(国土交通省)も、電動キックボードの普及を奨励しているようです。

折りたたんでクルマに積めるし、キャンプ場やRVパーク、道の駅などの中や周辺での移動にはかなり重宝すると思います。

ここで紹介した以外にも、いろいろなモデルがたくさん発売されています。

旅先の移動手段について考えていたり、興味が湧いたりしたなら、ご自身でも検索してみてください。