秋の車中泊を快適に過ごす服&寝具の選び方とおすすめアイテム紹介
目次
秋の車中泊!服装はアウトドア系がおすすめ
●アウトドアスタイルをおすすめする理由
◇動きやすい
自由に動ける伸縮性のある素材で、身体の動きに応じて伸縮してくれるので、窮屈な思いをしなくて済み疲れにくく身体にやさしい。
◇種類が多く、用途に合った必要なものが選べる。
山登り、カヌー、自転車などそれぞれのアウトドア活動に合った仕様で、素材の特性を考えて作られているので、種類も多く自分の活動スタイルに合ったウエアが選べる。
◇安価で長持ち
多くのブランドに多くのモデルがあり、バーゲンセールも頻繁にあるのでいいものが安く手に入る。
最大の長所は、丈夫に作ってあること。
長持ちすると、買い替えることも少なくて済み、経済的だと思います。
◇気軽に安心して着られる
アウトドアに特化した仕様なので、車中泊やキャンプにピッタリ。
下着・中間着・上着の使い分けをすれば快適に使えます。
重ね着で温度調整しやすい、秋のマイ車中泊ファッションを紹介
それではここから、キャンプ歴30年、キャンピングカーでの車中泊歴7年の私が気に入って使っている秋の車中泊ファッションを紹介していきます。
上着はアウトドアブランド・モンベルを愛用
●上着・・・Tシャツ(半袖or長袖)とフード付きヤッケ
Tシャツの素材は、発汗性のよいものを選び、ヤッケは化繊100%なので風よけの用途がメインですが、暑いときは脱いで調整します。
※私が使っているのはmont-bell(モンベル)ウイックロンTシャツ、ライトウインドパーカー
●ズボン・パンツ・・・七分丈パンツ
化繊100%の素材で、撥水性があるものを選んでいます。
七分丈にしているのは、秋は動くと暑さを感じることが多く、寒い時でもソックスの長さで調節できるからです。
※私が使っているのはmont-bell(モンベル)ODパンツ ライトニーロング
夏はTシャツに七分丈パンツのみで過ごし、秋口からTシャツを長袖に替えて、ヤッケで防風。
保温性を確保して上衣で温度調節をするパターンが私の基本スタイルです。
動きやすさは抜群で、気温の変化にも柔軟に対応できるので、私の定番になっています。
ちょっとした寒暖差は小物で調節
●マフラー
長さ145cm×幅25cm
綿100%のタオルマフラー。
肌触りがよくて吸湿性が高いので汗拭きとして機能して、首元の温度調節や直射日光からも守ってくれます。
※私が使っているのはmont-bell(モンベル)コットンタオルマフラー
●アームカバー
温度調節や直接風を当てたくないときに使用します。
半袖Tシャツを着ていて、風が冷たいと感じたときに携行していると助かります。
※私が使っているのはmont-bell(モンベル)アームカバー
外気温が下がって、肌寒いと感じたときには
●上着・・・シャツを重ねるまたはベストの追加。
お腹の部分が冷えるのを防ぐとき、長袖のTシャツに半袖シャツを重ねます。
ポケットが必要なときはベストにします。
※私が使っているのはGRIP swany マルチポケットベスト、THE NORTH FACE 撥水ジャケット(モデル名不明)
●ズボン・パンツ・・・ショートパンツにタイツを履くか、ロングパンツに履き替える。
ショートパンツにタイツは犬の散歩やサイクリングのとき、普段は薄いロングパンツに履き替えます。
※私が使っているのはTHE NORTH FACE ロングパンツ(モデル名不明)
※私が使っているのはワコールCW-X スポーツタイツ
さらに寒いときと雨の日は防水ヤッケ
基本スタイルのフード付きヤッケは素材がポリエステル100%で、撥水性は少しありますが、雨水は染み込んできますし、内側が蒸れて冷えると水滴がつくので体を冷やします。
雨の日は、蒸れない素材で防水加工をしたヤッケが必要になります。
上下セットが一着あれば、上衣は雨が降らなくてもウインドブレーカーとしても羽織れるので、天候の変わりやすい山間地などのキャンプ場では重宝します。
※私が使っているのはTHE NORTH FACE 防水ヤッケ(NEVER STOP EXPLORING)、防水パンツ(モデル不明)
秋の車中泊、ぐっすり眠れる寝具はコレ
今年の夏は特に暑くて眠れない日々が続きました。
車中泊でも寝苦しい夜を過ごされた方が多かったのではないでしょうか。
ようやく朝晩は少し涼しくなって、これからはキャンピングカーでも朝までぐっすりいきたいところですが、今度は暑かったり寒かったり。
温度差が気になります。
先日、福井県大野市にある日本百名山の一つ「荒島岳」の麓のRVパークで車中泊をしましたが、朝は山おろしの風が冷たくて寒さで何回も目が覚めました。
この時期は、寝るときは暑いのに朝方は寒いこともあり寝具選びも難しいです。
そんな季節にキャンピングカーで寝るときに私が使っている寝具や、ちょっとしたコツを紹介します。
寝床の足元に、ひざ掛けとインナーシュラフを丸めて置く
ベッドにマットを敷いて、大きめのひざ掛けとインナーシュラフで調節するのが秋の寝床のマイスタイル。
●大きめなひざ掛け
長さ130cm×幅90cm
素材は化繊でフリースのような肌触りで、見た目がタオルケットのような大きめのひざ掛けです。
※非売品 ひざ掛け
大きめのひざ掛けをタオルケットのように使っています。お腹を中心に温度変化に応じて調節します。
●インナーシュラフ
長さ210cm×幅180cm(袋状にしたときは幅90cm)
封筒型で使うのが一般的ですが、秋は広げて薄手の毛布のように使います。
ひざ掛けと共に温度調節に使っています。
※私が使っているのは、MYSTIC EARTH(ミスティックアース)寝袋 封筒型 インナーシュラフ
●エアマット
長さ183cm×幅51cm
自然に空気が入るエアマット。
少し硬めですが、コンパクトに収納できて3cmの厚さがあるので寝心地もいいので、今はこのマットが気に入ってオールシーズン使っています。
大きめのひざ掛けとインナーシュラフを使う理由
●細かく温度調節できる
インナーシュラフは毛布のように使い、ひざ掛けは、足・膝・腰・お腹・胸と身体の一部分に使う、ひざ掛けとインナーシュラフを使い分けて細かく温度調節ができます。
●ひざ掛けもインナーシュラフも使い回しができる
ひざ掛けは、秋の夜長に野外でゆっくりするときなどにも使えます。
インナーシュラフは本来の使い方としてシュラフに合わせることにより、さらに寝床を暖かくしてくれます。
秋が深まってきたら、3シーズン対応羽毛寝袋
秋が深まってくるとひざ掛けとインナーシュラフだけでは寒くて眠れないときもあります。
そんなときは、3シーズン対応の羽毛寝袋。
昨年、長年使った化繊の寝袋からこれに買い替えました
羽毛寝袋は湿気を排出してくれますし、熱のこもりを抑えて気持ちのいい温度に保つ機能があります。
5月末の記事で紹介したとおり、今年の梅雨の始まり頃まで使えたので、秋も使えそうです。
ただ今年は異常な暑さが長引いているので、秋が深まってから使う予定です
※私が使っているのはnanga 3シーズンダウンシュラフ・・・light up
※羽毛シュラフ(寝袋)の紹介記事はこちら▷梅雨も快適?冬だけじゃない!車中泊で長く使えるのは羽毛寝袋!体験記
秋の車中泊を快適に過ごす服装&寝具 あとがき
私が本記事で紹介した秋用の服装や寝具は、長年の車中泊やキャンプでいろいろなアイテムを使ってきた結果、「これは使いやすい」と実感しているものばかり。
秋の車中泊を快適にするためのアイテムをそろえたり、買い足したりしようと考えている方の参考になれば幸いです。
私はこれからもいろいろな車中泊アイテムと試してみたいと思います。
使ってみて「これはおすすめ」というものがあれば、また紹介します。