ポータブルエアコン購入!猛暑でも使える?!4泊5日の車中泊旅で使ってみた!【EcoFlow WAVE2】
目次
今回の車中泊旅でのポータブルエアコンEcoFlow WAVE2の使い方
今回の目的地は
・愛媛県 RVパークしまなみ海道大三島
・高知県 高岡郡四万十町
カヤックを高知の四万十町の友人宅に持って行くのが目的で、途中に20年ぶりのしまなみ海道に寄る4泊5日の長距離車中泊旅です。
梅雨明け直後の真夏日が続く車旅をできるだけ快適に、ポータブルエアコンが涼しさを提供してくれたらと期待してRVパークしまなみ海道大三島と友人宅の高知県四万十町でEcoFlow WAVE2を使用しました。
それでは、次の項目で詳しくWAVE2を使ったときの様子を紹介します。
しまなみ海道のRVパークでEcoFlow WAVE2を使ってみたら厳しい結果に
瀬戸内しまなみ海道とは広島県の尾道と愛媛県の今治を結ぶ自動車専用道路。七つの島を橋でつないでいます。
その島々の中で一番大きな島が大三島。
車中泊の場所は、RVパークしまなみ海道大三島。
到着後早速EcoFlow WAVE2を使ってみたのですが、結論から言うと苦いスタートでした。
RVパークしまなみ海道大三島、到着と同時にWAVE2を使ったが
13時、RVパークしまなみ海道大三島到着。
車のエアコンをガンガンに利かせて走行してきました。
到着後、ポータブルエアコンWAVE2設置完了時の車内温度は32.6℃。
予報ではこの日の現地の最高気温は34℃になるとか。
早速WAVE2をフル稼働して30分後の車内温度が35.5℃。
このままWAVE2をフルで運転しても車内温度が下がる見込みがないと判断して使用を中止しました。
■運転状況
使用開始時間:13時10分頃
運転開始時車内温度:32.6℃
設定温度:22℃
風量:3(最大)
結果:30分後の車内温度35.5℃
冷えないどころか、車内の温度上昇が止まらず使えない状況。
ちなみに参考になるかと思い、同じRVパークにANNEXのキャブコンに乗ってきていた方にエアコンの利きについてうかがってみました。
その方のキャブコンの居室(キャビン)に装備されているエアコンは家庭用エアコン6畳から8畳用。
当日のような酷暑であればキャビンの温度計は30℃を下回ることはないそうですが、除湿ができているので、日中にキャンピングカーの中に居ても動画配信サイトなどを観て過ごせるほど快適とのことです。
EcoFlow WAVE2の冷房能力は1.5KW。
家庭用エアコンの6畳から8畳用だと2.2KW以上の冷房能力があると聞くので、それくらいの冷房能力が必要だなと思いました。
夕日が山に沈んだころ、再度挑戦
■運転状況
使用開始時間:19時頃
開始時車内温度:25.8℃
設定温度:22℃
風量:3(最大)
結果:60分後30℃、90分後29℃
バンコンGTのエアコンからポータブルエアコンWAVE2に切り替えた時点で25.8℃。
まだ外気温も高く車体の熱もあって、室温が下がりづらい状況でしたが、深夜0時には25℃以下となり、一旦運転を停止。
翌日の予想最高気温も34℃となっていましたが午前11時に退所するまでは、WAVE2の温度設定を22℃、風量を1~3で調節して、車内の温度を28℃以下にキープできました。
四万十町の友人宅ではEcoFlow WAVE2が大活躍
次にポータブルエアコンEcoFlow WAVE2を使ったのは高知県四万十町の友人宅。
幹線道路から山道を約1km入ったところにある山間部の集落にあります。
山が迫り谷には四万十川の支流が流れる秘境と言えるところで、友人宅は代々林業を生業としています。
ここでのWAVE2体験はとても快適なものでした。
運転開始直後から使える予感
■四万十町の友人宅の周辺環境
・山間部の集落
・緑が多い地域
・近くに川が流れている
運転開始時の車内温度は、友人宅到着した午前10時にしてすでに28℃。蒸し蒸ししていました。
運転開始後すぐに、除湿効果と温度が下がることを確認できたので、設定温度26℃、風量1の節約モードにしました。
■運転状況
使用開始時間:10時半頃
運転開始時車内温度:28℃
設定温度:26℃
風量:1
結果:30分後28℃、以後終日運転で26℃~28℃
車内に人間だけが居る状態であれば、WAVE2は必要なかったかもしれません。
愛犬が少しハァハァ(パンディング)するので、念のためWAVE2を使いました。
夜間も人間だけだとWAVE2が必要ないくらいでしたが、愛犬のために午前中と同じ設定温度26℃、風量1の節約モードで使用。
午前0時には寒くなったので停止しました。
ポータブルエアコンWAVE2はどう使うと効果的か?体験からわかったこと
設置場所
私の乗っているGTのようなバンコンの場合、以下の理由でセンターコンソールボックスに設置するのがベスト。
・風の循環・・・人の居る車内の中央部へ風を送ることができて、風が隅々まで届く。
・スペース・・・既設の装備が多いと、後付け装備の置き場所は少なくなる。特に水平な
場所で占有的に置ける場所はコンソールボックスが最適。
・取り付け作業・・・スライドドアの出入口に近くだと設置の作業性がいい。
使い方
前回のお試しと今回の車中泊の実体験を経て、太陽光がどれくらいの時間、車体に当たっているかが大きなポイントだと感じました。
海辺や平原など、開けた場所は車体に直射日光が長時間当たるので熱くなりがち。車体が熱くなればWAVE2を使えない状況になる可能性が高まります。
ただし開けた場所であっても、日陰に車を駐車できれば、あらかじめ車のエアコンで車内を冷やした後、WAVE2が引き継ぐかたちにすればいい結果が得られそうです。
ポータブルエアコンEcoFlow WAVE2を車中泊旅で使ってみた! あとがき
自宅ガレージでのお試しや四万十町の友人宅で感じたWAVE2の除湿効果は印象的でした。
車内の気温が35℃くらいで、その日の気温のピークを過ぎている時間帯なら、WAVE2の除湿効果だけでもトライする価値はあるように思います。
WAVE2、使う場所や時間帯を選ぶ必要はありますが、私は買ってよかったと考えています。
※自宅ガレージでWAVE2を試した検証記事はこちら