車中泊で日本一周!真夏に50日、車中泊してみて役立った暑さ対策の装備とは?!
目次
【車中泊で日本一周】夏に車内で快適に過ごすための装備「ウィンドーバグネット」
夏の車中泊は暑さとの戦いでもありますが、虫との戦いでもあります。
私は極度の蚊嫌い、ブヨやアブにも刺されたことがあるので、虫に関しては非常に警戒しています。
夜寝るときには換気と結露予防のため窓を少し開けます。
自炊時やコーヒーを淹れるときはコンロを使うので、一酸化炭素中毒予防のために窓を開けます。
となると、やはりウィンドーバグネット(網戸)は必要です。
DIYも検討しましたが、素人作業のせいで隙間から虫が車内に入り込むことが嫌でしたので、ここは既製品を購入することにしました。
私が購入したウィンドーバグネットはサンシェードを購入した会社と同じ、アイズ社製のものです。
金額は1万円強です。
この商品も車種別に作られており、HPを見る限りではサイズ感良し作りもよし、アフターサービスもしっかりとしています。
商品が到着して早速車に取り付けましたが、その状態のまま今現在旅を続けています。
ニセコ周辺の山間での車中泊では虫は侵入してこなかったですし、函館の岬で強風の夜を迎えたときもびくともしませんでした。
嵌め込み式なので荷物にもならなくて、私の車中泊スタイルには相性良かったです。
使用後、網戸と窓の間に少し虫の死骸が落ちていました。たまに取り外して洗った方が良さそうです。
【車中泊で日本一周】夏に車内で快適に過ごすための装備「目隠し用のカーテン」
旅に出る前、サンシェードを購入した際に8枚全てをライトエースの窓枠に装着しましたが、想像以上に手間でした。
きっと私が過度な面倒くさがり屋ということもあるのでしょう。
秋・冬は寒さを凌ぐためにフロントガラス3枚にもサンシェードを付けるのは仕方ありません。
でもせめて夏場はなんとか簡単に遮蔽したいと思い、いい方法がないかと考えました。
かといってこの時点でサンシェードとウィンドーバグネットで4万円ほど使っていたので、これ以上の費用はかけず、家にあった黒竹を使用しました。
手に取ってみると直感というのでしょうか、なんとなくカーテンレールになるような気がして、長さを少し調整してみると上手にフィットしました。
要は、睡眠時にフロント側から荷室(=寝室)が見えなければよいので、強度やオシャレ感は必要ありません。
運転席と助手席のシートベルトを取り付けている器具上部の付け根を洗濯バサミではさみ、そこに黒竹を差し込むと簡易的なカーテンレールが出来ました。
あとは100円ショップでカーテン用クリップとカーテンを購入し、取り付ければ完成です。
黒竹をぴったりのサイズで切れば、両サイドに上手く収まるので外れたりすることは一切ありません。
出発前の想定通り、フロントのサンシェード3枚はルーフボックスへ行き、毎晩カーテンで目隠ししております。
誰でも作れそうな簡単なカーテンレールですが、安く作れて十分機能するので、我ながら傑作だと思っています。
【車中泊で日本一周】夏に車内で快適に過ごすための装備「USB充電式扇風機」
扇風機は、きっと夏場の車中泊旅行者なら必ず持っているのではないでしょうか?
私はこれまで購入したことがなく、品質に関しては心配でした。
ほとんどの商品が聞いたことないブランドで、ナショナルブランドの製品を見つけられなかったからです。
USB充電式小型扇風機に求めていた機能は3点あります
①小さくても首振り機能が付いている
②3段階程度の強弱の調整ができる
③クリップ式
金額も幅広くて1,000円以内で買えるものから、7,000〜8,000円くらいするものまであります。
どれを選んだらいいかよくわからない場合は自分で出せる金額と口コミで決めるしかありません。
予算を3,000円以内と決めて、口コミが良く、たくさん購入されているものに絞りました。
ライトグリーンの色合いはなんとも言えませんが、機能的には全ての要望が入った3,000円以下のものを購入。
ナショナルブランドではありませんが、長く使用できることを願っています。
車中泊で複数の小型扇風機を使用する場合は首振り機能は必要ないかもしれませんが、とりあえず1つ購入してみてからと考えているのであれば首振りはあった方が賢明です。
好みはあると思いますが、首振りの状態で風に当たる方が私にはちょうどよい涼しさで、車内に溜まった空気を適度にかき混ぜてくれます。
少々寝苦しいなと感じるときに大活躍です。
【車中泊で日本一周】夏に車内で快適に過ごすための装備「バックドアストッパー」
バックドアストッパーとはリアハッチ(バックドア)を少しだけ開けた状態にできる金具です。
ボーンバーとも呼ばれて、市販品として売っているので知っている方もいるかもしれません。
購入すると安いもので2,000円前後から、高いものだと8,000円くらいします。
どのくらいの使用頻度になるか分からなかったのでDIYで作ることにしました。
先っぽに装着してあるカラビナは自身のものを使用したので、製作にかかった金額は1,500円ほどでした。
DIYしたからといって、市販の安価なものと比べて大きな差はなかったです。
実際に2カ月使ってみましたが、車外の音がダイレクトに入ってくるので、睡眠に関してセンシティブな私にはバックドアが少し開いているとうるさく感じます。
それと現在、北海道は天気が悪くて寒いのでほとんど使用していません。
本州に戻ったときや、初秋には活躍してくれると思います。
あとがき
現在、旅を始めて2カ月半が過ぎました。
私が紹介した装備や道具で夏の車中泊を快適に過ごしましょう、と言いたいですがなかなか現実は甘くありません。
これらの装備・道具は北海道にいる私の車中泊において大いに活躍しておりますが、本州以南で真夏日が続くような状況下では快適とは言えないかもしれません。
車内の温度を3℃〜5℃下げる役割は果たしても、すごく涼しくなることはありません。
真夏は、私が今いる北海道や、標高の高い場所など涼しいしころで車中泊するのが一番の暑さ対策だと思います。