車中泊アイテムの選定基準をご紹介

初めての車中泊!!アイテムは何を選べばいい?!「アイテム選定の基準」とは




初めての車中泊!アイテム選びの基準5つ


車中泊アイテムを選ぶ際の基準を、以下で5つご紹介します。

車中泊のスタイルや、同カテゴリのアイテムでスペックや大きさなどを迷った際に、基準となるポイントもご紹介しています。

ぜひ参考になさってください。

長期か、短期かで大きく変わる


初めての車中泊 アイテム

車中泊をする期間によって、選ぶアイテムの種類や量・スペックも大きく変わってきます

1〜2泊程度の車中泊であれば、すべて外食で対応できるため、調理グッズはなくてOKです。

また、洗面用具やお風呂グッズなども、旅行用のミニサイズを用意するだけでまったく問題ありません。

しかし、1週間や1カ月といった長期の車中泊の場合は、自炊アイテムは必須。

クーラーボックスでは長期間食材を冷やしておくことができないため、ポータブル冷蔵庫も必要となります。

シャンプーやボディソープも大きめのボトルタイプを選び、基礎化粧品は自宅で使っているのと同じものを準備

洗面用具とお風呂セットは、袋に入れて取り出しやすい場所にひとまとめにしておくとよいでしょう。

そして、意外と忘れがちなのがマットレスなどの寝具

長期間車内で寝泊まりをするのであれば、ほどよい厚みと硬さのあるマットレスが最適です。

朝起きて体が痛い、ということのないよう、妥協せずに選びたいところですね。

また、現在の車中泊で必須アイテムといえるポータブル電源も、長期旅をするなら大容量&高出力タイプがおすすめです。

さらにソーラーパネルも用意しておくと、旅先で電力不足に悩まされる心配もありません。

何人で車中泊する?


初めての車中泊 アイテム ベッド

常に1人で車中泊をするのか、夫婦2人なのか、お子さま連れや友人同士、2世代での車中泊を想定しているのかなど、車中泊をする際の人数によっても選ぶアイテムに違いが出てきます

アイテム選びの際1番の問題となるのが、車内の広さ

1人での車中泊なら軽バンなどの小さめの車両でも可能ですが、その分クルマに積むアイテムの量や大きさを考える必要があります。

また、複数人での車中泊を想定した大きめの車両であっても、必要なものをすべて積み込めるわけではありません。

洗面用具やお風呂セット、食器類や枕や布団などは、人数分が必要なのか、収納スペースが十分あるのかを事前に細かくチェックする必要があります。

収納スペースが足りない場合は、大人と子供で同じアイテムを共有したり、さまざまな用途に使える便利アイテムを導入するなど、多少の工夫が必要です。

ただし、キャンピングカーの場合はもともと備え付けられた装備があるので、イチからすべて用意する必要はありません。

装備では足りないアイテムを必要に応じて少しずつ買い揃えていくとよいでしょう。

自炊をするなら調理道具も必要


初めての車中泊 アイテム 調理器具

旅先での食事すべてを外食で済ませるのであれば、自炊調理のための調理器具や食器類は必要ありません。

しかし、長期の旅を想定していたり、車内調理した料理を食べることを楽しみのひとつとしている場合は、自炊調理や飲食に必要な道具をひととおり揃える必要があります。

調理もカセットコンロでするのか、ポータブル電源を使った電気調理をするのかで揃えるアイテムに違いがでてきます。

キャンプ場に滞在し、屋外でバーベキューや焚き火調理をしたい場合は、焚き火台や炭などさらに多くのアイテムが必要になります。

ペット連れならペット専用アイテムも


初めての車中泊 アイテム ペット用アイテム

車中泊に犬や猫などのペットを連れて行くかどうかも、アイテム選びの大きなポイントです。

ペットを連れて行くなら、リードやケージ、餌やおやつ、餌入れと水入れ、トイレグッズなど、ペット専用のアイテムが多数必要になります。

万が一車内を汚してしまった場合を想定して、掃除グッズやタオルも多めに準備しておくとよいでしょう。

また、猫の場合はトイレも必要になります。

猫のトイレは車内でかなりスペースを取るので、設置予定のスペースをしっかりと計り、スペースに合うサイズのトイレを準備しておきましょう。

真夏・真冬の車中泊をするのか?


初めての車中泊 アイテム 電気毛布

真夏は気温が上がり眠れないほど暑くなりますし、真冬は寒い上に雪を想定してスタッドレスタイヤが必要になるなど、車中泊をするにはハードルが高いイメージがありますよね。

真夏・真冬は車中泊を控えている、という方も実際にいらっしゃるようです。

筆者は真夏も真冬も車中泊をしますが、季節に合わせて、車内で快適に過ごすためのアイテムを用意しています

夏なら扇風機やポータブルエアコン、冬ならヒーターや電気毛布などの暖房設備があれば、外気温の影響を減らすことができ、車内でぐっすり眠ることができるようになります。

ただし、ポータブルエアコンなどの電気製品を使用する場合は、大容量のポータブル電源やサブバッテリーシステムが必須となります。

充電式や外付けバッテリー付きのポータブルクーラーも少しずつ増えていますが、高価な上に長時間の使用が難しいなど、多少の問題点があるのも事実です。

夏は高所に、冬は雪の影響が少ない地域で車中泊をするようにした上で、ご自身の予算にあったアイテムをチョイスしてみてくださいね。

「車中泊のスタイル」に合わせてアイテムを選ぼう!


初めての車中泊 アイテム 扇風機

今回は、車中泊アイテムを選ぶ際に、基準となるポイントを5つご紹介しました。

いずれの基準も「ご自身の車中泊スタイルがどんなものか」を明確にすることが、とても大切になってきます。

車中泊のスタイルはその時々で、変化があってももちろん良いのですが、同行する人数やペットの有無、車中泊をする季節など、大まかな要素だけはあらかじめ決めておきましょう。

そうすることで、車中泊アイテムをチョイスするときも、迷う場面がかなり減りますよ。