今年の傾向は?!ジャパンキャンピングカーショー2022を振り返る!



今年もジャパンキャンピングカーショー2022が開催された。

・ベース車のモデルチェンジ
トヨタ・カムロード、ダイハツ・ハイゼットカーゴ、マツダ・ボンゴの生産中止など
・欧州の雄、ステランティス(旧:FCA=フィアット・クライスラー・オートモービルジャパン)
・デュカトの国内販売開始など、今年は話題満載のタイミングでのショーである。


各ジャンルごとに気になる話題を集めてみた。

国産の小型キャブコンに新傾向


マツダ・ボンゴ トラックの生産がついに終了。

トヨタ・カムロードがフルモデルチェンジするなど、激動だったのがキャブコンだ。

長くコンパクトキャブコンのベース車として使われていたマツダ・ボンゴだが、残念ながら後継となる車種はない。

トヨタ・ライトエースは積載能力的に1クラス下であるため、このクラスのキャブコンを作る各社とも、小型軽量キャビンの開発を目指しているのが特徴的だ。

ステージ21の「リゾートデュオ バンビーノ ファミリア L.A」

ライトエースベースの中でも変わったアプローチをしていたのが、ステージ21の「リゾートデュオ バンビーノ ファミリア L.A」

シェルはガルバリウム鋼板仕上げのクラシックな外観。

かなり小型のシェルである。

レイアウトも欲張らず、ごくシンプル。

ベッドは居室片側にI字のソファーベッドがひとつとバンクベッドのみ。

車内レイアウト

いわゆるコの字型のダイネットは設けていない。

ソファーと反対側はキッチンだが、シンクにポータブル冷蔵庫と電子レンジを標準装備。食卓はキッチンカウンターから天板をスライドするスタイルだ。

まるでワンルームマンションのような割り切ったレイアウトで、最大のウリは350万円という価格

展示されていたのはプロトタイプだったため、仕上げの粗さは目に付いたが、製品版の仕上がりが楽しみだ。

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