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EcoFlowパワーシステム登場!キャンピングカーのエアコン・電子レンジが『充電なし』でも丸1日、使い放題?!

キャンピングカーや車中泊仕様車。
中には走る別荘と言われるものもあるくらいで、家電製品もいろいろと備わっているモデルも多くあります。
しかし、便利な装備が追加されるほど心配なのが「電源」です。
サブバッテリーやポータブル電源があっても、旅先で充電できる外部コンセントが必ずあるとは限りません。
また、車にソーラーパネルや走行充電システムが付いていれば充電はできますが、よほど充電効率の良いシステムを装備していない限り、『自宅のように気にせずいくらでも電気を使う』ということは難しいでしょう。
そんな問題を一気に解決してくれそうな超大容量で充電能力も高い電源システム「パワーシステム」がEcoFlow社から発売されました。

先月の25日と26日の土日、その「パワーシステム」のお披露目イベントが開催されたので、取材を敢行。
イベントの模様とともに、「パワーシステム」とは何か、その特長は? 既存のキャンピングカーのサブバッテリーシステムと何が違うのかなどについて聞いてきました。
くわしく紹介したいと思います。
EcoFlow社って、どんな会社?
EcoFlow Technology(エコフローテクノロジー)社(以下、EcoFlow社)は2017年の設立。
まだできて5年の会社ですが、ポータブル電源のEcoFlow DELTAシリーズやRIVERシリーズを続々発売。ポータブル電源が欲しいと思っている方やすでに購入した方の中には、ご存じの方も多いと思います。
また、今年になってからは、電源関連以外の製品としてポータブルクーラー「EcoFlow Wave」や住宅の停電時に一瞬で補助電源に切り替える「EcoFlow スマートホームパネル」もリリース。
今後も「ポータブル電源」に限定することなく、「電気」に関係するもので便利な製品を開発・販売していくそうなので、車中泊やキャンプで電化製品を使うDRIMOの読者のみなさんにとって目が離せない会社と言えそうです。
「パワーシステム」発表イベントを千葉県君津のオートキャンプ場で開催

この度発表された「パワーシステム」は、EcoFlow社にとって新しい提案であり、大がかりで高額な製品ということもあってか、同社としては初の新製品発表イベント「Gia[re]Nova(ジャリノバ)」が開催されました。
開催場所となったのは、千葉県君津市にあるオートキャンプ場「CAMPiece君津」。
東京都心から約80km、東京湾アクアラインが空いていればですが、車で1時間15分ほどの距離です。
CAMPiece(キャンピース)君津はもともと中学校だった場所(廃校)をそのままオートキャンプ場として活用。

元学校の広い運動場にキャンピングカーや車中泊仕様車を止めて、キャンプや車中泊ができます。
今回は一般のキャンプ愛好者も参加可のイベントで、1組1泊2日で5千円の参加費用で4食付き、近隣の温泉施設への送迎付き、EcoFlowのポータブル電源使い放題。
水道やトイレは学校の設備を使えるということで、便利で超リーズナブル。
募集開始から半日ですぐ予約がいっぱいになったそうです。

「廃校を再利用」と聞いていて、現地に行くまでは設備とかだいじょうぶなのかなと若干不安でしたが、リフォームしたのかメンテナンスが行き届いているのかその両方なのか、校舎内はログキャビンみたいでとてもきれい。
全然現役の施設だと感じました。

EcoFlow社のイベントということで、会場の至る所にEcoFlowのポータブル電源やソーラーパネルが設置。

今回のイベントの電気はもちろんEcoFlowの製品で賄われました。

キッチンカーの電源もEcoFlowのポータブル電源。(炊飯器の左)

そしてキッチンカーの調理スペースには発売されて間もないポータブルクーラー・EcoFlow Wave(写真中央から右寄り)。
別の場所に置いてあったWaveの風に当たってみましたが、しっかり冷たかったです。

初めて本物を間近で見たプロジェクションマッピング。もちろん電源はEcoFlowのポータブル電源を使用。

リゾート開発プロデューサーやパラリンピックのプロデューサー、インフルエンサーの方によるトークショーも開催されました。

日が落ちてからは、ジャズ系のライブもあり。ゆるゆるまったりとした森の中の時間が過ぎていきました。
イベント内のプログラムとしては、インフルエンサーやイベントプロデューサーなどの方々によるトークショーやジャズのライブ、プロジェクションマッピングなど盛りだくさん。
梅雨明け直前でしたが、2日間とも快晴で屋外イベント日和であり、キャンプ日和でした。
CAMPiece(キャンピース)の公式サイトはこちら
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EcoFlow パワーシステムをくわしく紹介
お待たせしました。いよいよここからは今回のイベントで発表になった「EcoFlow パワーシステム」についての解説です。
「パワーシステム」とは何をするものなのか。その特長は? 既存のキャンピングカーのサブバッテリーシステムと何が違うの?
そんな疑問に答えたいと思います。
「EcoFlow パワーシステム」とは

皆さんもご存知の通り、どんな車でも自動車には必ずバッテリー(メインバッテリー)が装備されていますが、メインバッテリーはエンジンの始動や、ワイパーを動かしたり、ヘッドライトを点灯したりするなど、「クルマとしての基本装備」を動かすもの。
車内でも、自宅にいるようにテレビやエアコン、ドライヤーや電子レンジなどの家電製品を使いたいとなると、メインバッテリーとは別系統のバッテリー(=サブバッテリー)を用意する必要があります。
今回発表された「EcoFlow パワーシステム」もサブバッテリーの一種であることには違いありません。
では従来型とどこがどう違うのか。
まず、現在の主流となっているキャンピングカー用のサブバッテリーシステムは下の写真のようなものです。

従来型のサブバッテリーシステム
見ての通り配線が複雑で、使われている機器も多くて場所を取りそうです。
写真左下にあるのがバッテリーなのですが、バッテリーをもう1台、もう2台と増設するとさらに車内は手狭になりますね。
「EcoFlow パワーシステム」の特長について

そしてこちらが今回発表された「EcoFlow パワーシステム」。
一目瞭然。
見た目スッキリコンパクトです。
配線はパワーハブと呼ばれる左上のボックスにコンセントを挿すようにカチッとはめるだけ。
ひとつ前の写真にある従来型のサブバッテリーシステムのようにくねくねとした配線工事が不要です。
ということで、「EcoFlow パワーシステム」の第一のメリットはすっきりしたワンタッチの配線のおかげで工事費用が大幅に節約できるということになります。
第二に、全体がコンパクトになっているので、同じスペースなら「EcoFlow パワーシステム」のほうがバッテリーをたくさん置けるという特長があります。
上の写真の右下に縦に2つ積んであるのが「EcoFlow パワーシステム」専用のバッテリーで1つが5k(5000)Wh。
その左の小さめのが1つ2k(2000)Whです。
ちなみに「EcoFlow パワーシステム」は、計3台までバッテリーが付けられます。
5k(5000)Whが3台なら、15k(15,000)Wh。
2k(2000)Whが3台の場合は、6k(6000)Wh。
最初は2k(2000)Whのみで始めて、あとからもう一つ2k(2000)Wh を増やしたりすることが可能。
電気の使用量に応じてのバッテリーの増設がしやすい設計&構成となっています。
と言われても、これらのバッテリーがどのくらいの電力なのか、ピンと来なかったので今回のイベントの主催者でもあるEcoFlow社マーケティングジャパンディレクターの中井拓さんに、大体どのくらいの家電製品を何時間くらい使えるのか、目安を聞いてみました。
「キャンピングカーでよく使う家電と言えばテレビ、照明、冷蔵庫、エアコンといったところだと思います。(使い方によりますが)こういった機器を普通に使って5k(5,000)Whのバッテリー1台で、1日から1日半充電なしで持ちます」(中井さん)
さらに、前述したように「EcoFlow パワーシステム」は最大で5k(5000)Whのバッテリーを3台接続できるので、その場合は「4~5日は使えるはずです」(中井さん)とのこと。
バッテリーを満充電にしたっきりで、途中で充電せずにキャンピングカーの中でいろいろな家電を使っても、数日間電池切れしないなんて、「EcoFlow パワーシステム」のバッテリーがいかに大容量かわかります。

デモンストレーション用にバスを改造したキャンピングカーに設置された「EcoFlow パワーシステム」。
かなりコンパクトにまとまっているのがわかります。
多彩な充電方法。充電能力もハイレベル!

EcoFlow社がデモンストレーション用にキャブコンに取り付けたソーラーパネル
途中で充電しなくてもかなり電気が使える「EcoFlow パワーシステム」ですが、充電に関してもしっかり考えられて作られています。
充電方法としては、まず走行中に車の発電システムから「EcoFlow パワーシステム」のバッテリーに充電する走行充電(入力1,100W)。
外部のコンセントから電気を引き込んでバッテリーに充電する外部電源の取り込み。
そして、「EcoFlow パワーシステム」のメインとなるのがソーラー充電です。
車両の大きさにもよりますが、キャンピングカーの屋根に400Whのソーラーパネルを4枚載せたとして、400Wh×4枚で1,600Wh。
快晴時なら「EcoFlow パワーシステム」の大きいほうのバッテリー=5,000Whを、3時間強で満充電できる計算。
大容量のバッテリーにふさわしい強力な充電能力と言えるでしょう。
約3,000回使用可。安全性の高いリン酸鉄を採用

「EcoFlow パワーシステム」は見えないところも高性能。
専用のバッテリーは、0~100%の充電を約3000回繰り返せます。
毎日1回、空の状態から満充電にしても3000回÷365日で、8年以上は使えることになるので、十分な耐用年数ではないでしょうか。
また、熱に強い特性を持っているリン酸鉄リチウムイオンバッテリーを採用しているので、暑くなりやすいキャンピングカーでの使用に適していると言えます。
結論。ほぼオフグリッド。

左からEcoFlow Technology JapanのPR担当・鐘さん、代表取締役・崔さん、営業担当の古川さん、マーケティングディレクターの中井さん
「オフグリッド」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
オフグリッドとは、電気やガス、水道といったライフラインを公共事業に頼らないで自給自足することを指します。
電気の場合だと、電力会社の送電網(グリッド)とつながっていない(オフ)状態。
つまり電線から電気を取らずに、自前の発電機やソーラー(太陽光)発電システムなどで、自立して発電をしているということです。
「EcoFlow パワーシステム」は前述したように、途中で充電しなくても最長で4~5日使用可能。
ソーラーなどを使って時々充電すれば、電力会社の電気に頼らなくても、車の中で電化製品を使い続けられます。
今回の「EcoFlow パワーシステム」発表イベントで取材した結果、ほぼオフグッドを実現したと言っても、言い過ぎではないと思いました。
「EcoFlowパワーシステム」の製品スペック・購入方法・販売価格・販売時期について
ユーザーのニーズに合わせ、パワーシステムも15種類から選択可能
EcoFlowパワーシステムは、ユーザーのニーズに合わせて3種類のキットを用意。
「スターターキット」には、LFPバッテリーとパワーハブが含まれ、RVやオフグリッド住宅の基本となる電源システムをスピーディーに構築したい方におすすめです。
「セミコンプリートキット」は、スターターキットにスマート分電盤を追加したパッケージで、電力消費をさらにコントロールしたい方に最適です。
そして、前述のすべてのモジュールにタッチパネルモニターとEcoFlowスマート発電機を追加したのが、「コンプリートキット」で、最上級のユーザー体験を提供します。
3種類のキットには、それぞれ2kWh~15kWhのLFPバッテリーをセットにした5種類があり、合計15種類のパッケージから自分のニーズに合わせて選択できます。
また、EcoFlow公式サイトでは、それぞれの使用電力量などを選択することで、最も適したパッケージがわかるWebコンテンツを公開中です。
ユーザーがパワーシステムを選ぶ参考として活用できます。
販売価格と販売時期
2022年7月12日より、EcoFlowパワーシステムは公式サイトのオンラインストアより予約の受付を開始し、2022年9月より各取扱販売店にて販売開始を予定しています。
電気容量2kWhのバッテリー、パワーハブ、ケーブルバックが含まれている最もミニマムなバンドル(組み合わせ)は572,000円(税込)です。
電気容量15kWhのバッテリー、パワーハブ、ケーブルパック、スマート分電盤、タッチパネルモニター、スマート発電機、LFPバッテリー固定用バンドが含まれている最もハイスペックのバンドル(組み合わせ)は2,200,000円(税込)です。
販売価格の詳細はEcoFlowパワーシステム製品ページにてご確認ください。
EcoFlowパワーシステムの製品ページはこちら
EcoFlow公式サイトはこちら