温泉&居酒屋あり!那須のRVパーク「みはらしの湯オートキャンプ場」
先日、栃木県那須郡にある「みはらしの湯オートキャンプ場」に行ってきました。閑静な田園風景の中にある300坪を構えるキャンプ場には、興味をかきたてられるような施設がたくさんありました。
今回はそんな「みはらしの湯オートキャンプ場」の魅力的なポイントをいくつかお伝えしていきたいと思います。
目次
田園の中に見えるは「みはらしの湯オートキャンプ場」
「みはらしの湯オートキャンプ場」は温泉のあるキャンプ場で、RVパークとしても登録されています。
近くには、喜連川温泉や馬頭温泉もあり、この地域の温泉は美肌の湯としても有名。これはキャンプ場内にあるお風呂も期待できそうです!
午前中は同じ栃木県内にある道の駅「うつのみや ろまんちっく村」で遊び、ゆっくり昼食をとったりしながら、のんびりと目的地を目指しました。
車を走らせていると田園風景が見えてきて、そこから少し小高い道を上がっていくと、「みはらしの湯オートキャンプ場」の看板が出てきます。
チェックインは夕方頃。事前に予約はしていましたが、初めて利用する施設は毎回ドキドキしますね。
車が到着したと同時にオーナーがすぐに出てきてくれて駐車場所を案内してくれました。
キャンプ場はオートキャンプ利用・RVパーク利用とで料金が異なります。
我が家はRVパーク利用なので、1泊の利用料金は1000円。電源サイトを利用する場合はプラス500円。
入浴料金は大人(65歳以上)500円、子供(中学生以下)300円。今まで利用してきた施設と比べても、手頃な価格です。
RVパークの利用スペースは5台分ありますが、キャンプ場利用がない場合には、RVパークとして利用できるように臨機応変に対応してくれるそうです。
キャンプ場施設に味のある居酒屋
施設内には温泉の他にもいろいろな設備があります。
木造建物の2階には居酒屋が。こちらは夜の6時頃から営業しており、あらかじめ夕食を頼んでおくとリーズナブルな値段で食べられるとのこと。
せっかくなので、この居酒屋で夕食を頂くことにしました。オーナーが料理を作り、奥さんが運んできてくれます。
地産地消の食材を使用した家庭的なメニューで、どれも絶品です!
ふんわりサクサクの衣をまとった魚の天ぷらは、さっぱりとした味で、あっという間に食べてしまいました。食べた後にその魚の名前を聞くと、なんとフグの天ぷらとのこと!
「こんな山の中でなぜフグを?」と疑問でしたが、この辺りの地域にフグの養殖をしている会社があるようです。
こんな感じで夢中で食べていたので、せっかくのフグ料理の写真を撮り忘れてしまいました。とっても美味しかったので、ぜひ味わいに行ってみてくださいね。
キャンプ場は、外で自炊する方が多いと思っていたので、居酒屋があるということに少し驚きました。
こちらのキャンプ場は団体利用なども多いようです。オフ会にはもってこい。皆でお酒を飲みたい方にはうってつけのキャンプ場ですよ。
石作りのお風呂とウォシュレット付きトイレ
RVパークを利用するようになって、便利だと感じるのは敷地内にあるお風呂ある施設。車内で寝る準備を整えてから、プラッと歩いていける場所にお風呂があるととてもありがたいです。
このキャンプ場内のお風呂は、浴室が1か所のみの男女交代制。入口の札を1時間ごとに男子、女子でひっくり返しながら交代で使うので、1時間ごとに待たなければならないのですが、それほど不自由は感じませんでした。
札を掲げ、決められた時間内のルールさえ守れば、夜の遅い時間や朝でも利用できるので、むしろ便利かもしれません。
時間帯によっては、貸し切り家族風呂としても利用できます。
地下53メートルの井戸水をくみ上げたお湯は硫黄の匂いがします。石造りのお風呂に浸かって、のんびり疲れを癒すことができました。
お風呂に入った後の車内でのくつろぎタイムは、ついついお酒が進み、トイレが近くなってしまいます。
夜中にもトイレに起きることが多いのですが、公共施設のトイレとは違い、キャンプ場のトイレは利用者以外は使用しないので安心感があります。
トイレもウォッシュレット付きで綺麗です。
トイレがある建物の扉の前には、広めの流し台があり、お湯も出るので寒い季節にはとてもありがたいです。
オープニングイベントで猪の丸焼きが!
翌朝、愛犬の徹子の散歩がてら、施設の周辺を散策しました。周辺は閑静な田園風景が広がり、とてものどか。
私が泊まったエリアの他に、施設建物の反対側にもキャンプ広場があります。
この日、見晴らしの湯オートキャンプ場では、同施設内に新施設のカフェ『アロハ』のオープンイベントがあるそうで、朝からキャンプ場オーナーや地元関係者の方々が準備を進めていました。
前日に居酒屋で夕飯を食べていた時、奥さんに「よかったら参加してください」と声をかけていただいたので、お言葉に甘えてオープンイベントに参加することに。
地元のジャズバンドの演奏を聴きながら、猪の丸焼き・豚汁・赤飯・焼き鳥などを堪能。
他のキャンプ場を利用していたご家族や、地元の方も続々とかけつけて賑わっていました。
その場で猪の丸焼きを焼いてふるまう姿はとても豪快!普段、丸焼きをその場で食べることも、ましてや猪の肉も食べたことがなかったので興奮しました。
猪の肉は、弾力があり淡泊な味がします。近隣には猪肉の加工所があるので、地元の食材のようです。
新しくオープンしたカフェ『アロハ』では、奥さんと娘さんがコーヒー(200円)を淹れてくれました。
当日はオープンしたということでバタバタの様子でしたが、次に訪れた時も、ぜひまた利用したいと思います。
家族でも団体でも、気軽に楽しめるキャンプ場
見晴らしの湯オートキャンプ場には、キャンプエリアとRVパーク以外にも、管理棟の2階にはベッドが用意されており、こちらでも宿泊ができます。
ベッドは、シングル×2、セミダブル×1で、の計3台。
ベッド貸しという形で、一泊の利用料金はキャンプ場やRVパークの利用料金にプラス、1000円/人とのことでした。
急な悪天候に見舞われた際や、キャンピングカーで他の家族も同乗させたいけど、就寝スペースが足りないという場合には、こんな部屋があると誘いやすいかもしれませんね。
ご利用を希望される場合は、予約時にご相談してみてください。
また、個性的で特に良いと思ったのは、オートキャンプエリアとRVパークエリアが一緒だということです。
前日の夜も、車外ではキャンプ場利用の方々が焚火を囲んでいたりして、普段使っているRVパークとはまた一味違った雰囲気を楽しめました。
これなら車中泊者やキャンピングカーで来た人、テントを張るキャンパーが並んで楽しむことも可能です。
私の周りには、キャンピングカーで旅をする友人はなかなかいませんが、キャンプが好きな人は何人かいるので、今度声をかけてみようかと思っています。
まとめ
今回はRVパークでの使用でしたが、全体的に利用料も比較的リーズナブルなのは嬉しいところ。洗濯機やダンプステーションもあるので連泊にも向いているし、北関東の旅の拠点としておすすめです。
ここの施設の一部は、オーナー自らのDIYしたものもあり、日々進化しているよう。次に訪れる時には新たな施設が増えているかもしれないので、それも楽しみのひとつです。
我が家は今のところ、これからもRVパークをメインに利用する予定ですが、来シーズンはキャンプ好きな友人家族も誘って、一緒に訪れたいと思います。
「みはらしの湯オートキャンプ場」は、みんなで楽しい気持ちをシェアできる素敵なオートキャンプ場・RVパークでした!
みはらしの湯オートキャンプ場
所在地:〒324-0612 栃木県那須郡那珂川町和見855
電話番号:0287‐92‐0125
■RVパーク
利用料金:1泊 1,000円/1台(トレーラー含む)
利用可能台数:15台
チャックイン・チェックアウト:当日15:00~翌日10:00
電源:あり(500円)
ゴミ処理:可(無料)
公式サイトはこちら
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