【富山・石川県】釣り車中泊におすすめの釣り場5選|最寄りの道の駅・休憩スポットも紹介
抜群の魚影を誇る富山湾や能登エリアは、釣り人にとってまさに聖地。
しかし、車中泊で巡ろうとすると「どこで釣りをして、どこで夜を過ごせばいいの?」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、昔から釣りに親しみ、富山・石川を拠点に19カ月の車中泊生活を経験した筆者が、実際に通ってきたエリアの中から「ここは間違いない!」と感じた釣りスポットを厳選して紹介します。
あわせて、以下の情報もセットでお届けします。
・地元民目線で選んだおすすめの釣りポイント
・安心して仮眠・休憩ができる最寄りの車中泊スポット
釣り桟橋や夜釣りが楽しみやすい場所も織り交ぜて紹介しているので、釣行プランを立てる際の参考になるはずです。
今年の夏は、愛車に釣り道具を積み込み、「車中泊×釣り旅」を楽しんでみませんか。
※本記事で紹介している施設は、各施設へ電話・メール確認を行い、車中泊の可否を確認したうえで掲載しています。なお、利用ルールは変更となる場合がありますので、お出かけ前に最新情報をご確認ください。
19カ月車中泊生活で感じた富山・石川の釣り旅の魅力
筆者は富山県出身で、現在は石川県七尾市で働いています。
つい1年ほど前までは、19カ月間の車中泊生活を送り、海辺周辺で夜を過ごす日々を続けていました。
そんな生活で良かった点は、時間を気にせず夜釣りを楽しめること。
そして、釣りを終えたらすぐに車内で休めることです。
夜の海では、昼間とはまったく違う景色が広がります。
大きなコウイカが目の前を悠然と泳ぎ、キジハタが小魚を追い回し、イワシやサバの群れが現れるなど、まるで水族館のような風景です。

また、夜釣りは日中よりも大物に出会えるチャンスが多いと感じています。
実際に筆者自身も、キジハタは夜釣りで釣れることが多いです。
【富山県魚津市】魚津漁港
魚津漁港の魅力は、「海の駅 蜃気楼」に隣接していることです。
24時間利用可能なトイレ、広い駐車場、夜釣りの拠点として利用しやすい環境が整っています。
駐車場から釣り場までの移動距離も短く、荷物が多い釣行でも負担になりません。

おすすめは、キジハタ狙いのルアー釣りと、大アジを狙うサビキ釣りやアジングです。
日中でも釣果は期待できますが、この漁港は水が非常に澄んでいるため、筆者は魚の警戒心が薄れる夜釣りをおすすめします。
筆者もここで夜釣りを楽しんでおり、ボラ(もしかしたらメナダ)を掛けたものの、釣り上げることはできませんでした。
リベンジした際にも強烈な引きの魚を掛けましたが、惜しくもバラしてしまいました。
姿は見えませんでしたが、引きの強さから20cmを超えるキジハタの可能性が高いと感じています。
設備面も充実しています。
建物周辺は夜でも明るく、トイレ付近は照明があるため安心感があります。
ただし、午後8時30分を過ぎると港の照明が消灯するため、ヘッドライトなどの明かりを用意しておくと安心です。
釣具は、約4km先にある「マーメイドSC」で購入できるほか、港前のファミリーマートでもエサや釣具を取り扱っています。
なお、テトラポットは昼夜を問わず危険です。
港内には手すりのある比較的安全な釣りスペースもあるため、特に夜間は無理にテトラへ上がらず、安全な場所で釣りを楽しみましょう。
救命胴衣の着用も忘れないようにしてください。
魚津漁港
住所:富山県魚津市村木町定坊割2500
営業時間:24時間(釣り場エリア)
駐車場:駐車料金無料(海の駅 蜃気楼)
釣れる魚種:キジハタ、アジ、メバル、クロダイ、アオリイカ、カサゴ
釣り場の目の前!海鮮市場も楽しめる「海の駅 蜃気楼」

魚津漁港で釣りをするなら、目の前にある「海の駅 蜃気楼」が最も利用しやすい車中泊スポットです。
200台以上を収容できる広大なアスファルト駐車場で、24時間利用可能なトイレも完備。
清掃も行き届いており、夜間も外灯があるため安心して利用できます。
ただし、建物から離れた駐車スペースはやや暗くなるため、駐車場所を選ぶとより快適です。
休日の日中は、朝市や観光客で混雑しますが、夜は釣り人の車が点在する程度で静か。
人の気配が適度にあるため、完全な静寂が苦手な方でも安心して過ごしやすいと感じました。
日中に立ち寄るなら、名物の海鮮丼や、土日限定で朝9時から開催される「浜焼きコーナー」が絶対のおすすめです。
入浴は、車でアクセスしやすいKOKO黒部内にある天然温泉「ゆや ふろばっか」を利用すると、釣り・車中泊・温泉を効率よく組み合わせられます。
海の駅 蜃気楼
住所:富山県魚津市村木町 定坊割2500-2
移動距離:0km(釣り場の目の前)
詳細はこちら▷海の駅 蜃気楼
【富山県黒部市】石田フィッシャリーナ釣り桟橋

石田フィッシャリーナ釣り桟橋は、富山湾に突き出した無料で利用できる釣り桟橋です。
桟橋には安全柵(フェンス)が設置され、足場もフラットなため、小さなお子さん連れのファミリーでも利用しやすいのが魅力です。
もちろん、本格的にルアーやフカセ釣りを楽しみたい方にも人気のスポットです。
おすすめは、桟橋周辺のブレイクを狙うクロダイのフカセ釣りやチニング、港内で楽しめるアジングとメバリングです。
筆者が訪れた日は小潮だったこともあり、全体的に釣果は控えめでした。
しかし、地元のベテランはクロダイを次々と釣り上げていました。

筆者には小アジや小サバが釣れ、なぜかバイ貝が掛かることも。
釣り餌は施設内でサビキ用のチューブアミエビのみ販売されています。
事前に魚津市内の「マーメイドSC」の24時間エサ自動販売機や、近くのコンビニ・釣具店で調達しておくと安心です。
石田フィッシャリーナ
住所:富山県黒部市浜石田十貫野地先
入漁料(料金):無料(施設利用ルール遵守)
営業時間:桟橋エリアは季節により変動(夜間閉鎖時は手前の護岸エリア等での釣り)
駐車場:無料駐車場あり(北側25台、南側52台)
釣れる魚種:クロダイ、アジ、キジハタ、シロギス、カレイ、アオリイカ、ハマチ
詳細はこちら▷石田フィッシャリーナ
温泉・サウナで疲れを癒やせる「道の駅 KOKO黒部」

石田フィッシャリーナ釣り桟橋から車で約7分の場所にある「道の駅 KOKO黒部」は、釣り旅の拠点として利用しやすい道の駅です。
普通車166台が駐車可能、比較的新しい施設ということもあり、清潔に保たれています。
日中は観光客で賑わいますが、筆者が土日に車中泊した際は、夜になると駐車場が空き、静かに休むことができました。
駐車スペースもフラットで、車中泊しやすい印象です。

施設内では、黒部の特産品やジビエ、海鮮の干物などを販売しています。
休日にはキッチンカーが出店していることもあり、グルメを楽しめるのも魅力です。
道の駅に隣接する、天然温泉・サウナ施設「FUROBAKKA(ふろばっか)」も見逃せません。
夜釣りのあとに温泉やサウナで疲れを癒せるため、釣り・車中泊・温泉を一度に楽しめます。
さらに周辺にはコンビニもあり、夜食や翌朝の食糧を調達しやすいのも便利なポイントです。
道の駅 KOKO黒部
住所:富山県黒部市堀切925番地1
TEL:0765-54-3266
営業時間:8:30〜21:00(施設により異なる)
移動距離:約3.5km(車で約7分)
詳細はこちら▷道の駅 KOKO黒部
【富山県射水市】富山新港周辺

富山新港周辺は、広大な港湾エリアに数多くの釣りポイントが点在しています。
なかでも「海王丸パーク」周辺や片口緑地(南水路緑地)の護岸は、車を近くに停めて安全に釣りができる場所が多く、地元アングラーにも親しまれています。

おすすめは、ルアーでクロダイを狙うチニングや、夜の落とし込み釣りです。
キジハタ・カサゴなども狙えるため、夜釣りを楽しみたい方にも向いています。
港内は適度に濁りが入る日があり、魚の警戒心が薄れやすいのもメリット。

エサや仕掛けは、国道8号線沿いにある大型釣具店や24時間営業のコンビニで調達できるため、現地で買い足しやすいのも便利なポイントです。
一方で、富山新港は大型船が行き交う現役の港です。
「立ち入り禁止」の看板がある場所やフェンスで区切られたエリアには絶対に立ち入らず、漁業関係者や港湾関係者の作業を妨げないよう、駐車マナーや安全面にも十分配慮しましょう。
南水路緑地
住所:富山県射水市片口292-9
営業時間:24時間
駐車場:各所にあり無料
釣れる魚種:クロダイ・アジ・サゴシ・ボラ・シーバス・コズクラ・キジハタ・カサゴ
詳細はこちら▷南水路緑地
海鮮グルメと天然温泉が楽しめる「道の駅 まるごと射水」

富山新港周辺で釣りを楽しむなら、「道の駅 まるごと射水」が車中泊の拠点として便利です。
普通車約250台〜300台を収容できる駐車場があり、施設は全面リニューアルされたばかり。
全体的に清潔感があります。
国道8号線沿いというアクセスの良い立地ですが、大型車の駐車エリアとは離れているため、筆者が利用した際は夜間も比較的静かで落ち着いて車中泊ができました。
施設内の「いみずキッチン」は8時から19時まで営業しており、利便性が抜群。
名物の白えびやサクラマスなど、富山ならではの食材を使ったメニューも楽しめます。
さらに、徒歩または車ですぐの場所には天然温泉「海王」があります。
深夜や早朝も営業していて、夜釣りのあとや早朝の釣行前でも利用しやすく、釣り旅との相性が良い温泉施設です。
道の駅 まるごと射水
住所:富山県射水市鏡宮296
TEL:0766-83-0111
営業時間:8:00〜19:00(店舗により異なる)
移動距離:約5km(富山新港中心部から車で約10分)
詳細はこちら▷道の駅 まるごと射水
【富山県氷見市】比美乃江公園〜氷見漁港

比美乃江公園は、富山湾の西端に位置する氷見漁港に隣接した公園です。
広大な芝生と整備された護岸があり、目の前には富山湾が広がります。
天気が良ければ立山連峰も望める、絶景の良い釣りスポットです。
釣り場は護岸やテトラ、河口、氷見漁港と変化に富んでおり、狙える魚種が多いのも魅力。

なかでもおすすめなのは、キジハタを狙うワームでのルアー釣りです。
筆者が訪れた際は、早朝に見えていたクロダイを狙っていると、キジハタがヒットしました。

氷見港周辺は潮通しが良く、ベイト(小魚)の回遊も多いため、一年を通してさまざまな魚種を狙えます。
釣具・釣り餌は、氷見市街地の釣具店や深夜営業のコンビニで手軽に購入できます。
比美乃江公園は観光客や散歩を楽しむ方も多く訪れる場所です。
キャストする際は必ず周囲の安全を確認し、釣り糸やゴミを放置しないなど、マナーを守って利用しましょう。
比美乃江公園
住所:富山県氷見市栄町7
営業時間:24時間
駐車場:無料(約100台)
釣れる魚種:クロダイ、アジ、メバル、キジハタ、アオリイカ、サヨリ、ハゼ
詳細はこちら▷比美乃江公園
温泉・足湯・海鮮グルメがそろう「道の駅 氷見」

比美乃江公園や氷見漁港で釣りを楽しむなら、「道の駅 氷見」は車中泊の拠点として利用しやすい施設です。
普通車約220台が駐車可能。
富山県内でも人気の高い道の駅ですが、筆者が利用した際は、日中は観光客で賑わう一方、夜になると駐車場は比較的空いており、静かな環境で車中泊ができました。
トイレも24時間利用でき、清掃が行き届いています。
比美乃江公園でも仮眠はできますが、トイレや自動販売機などの設備が充実していることを考えると、道の駅 氷見の利用がおすすめです。
最大の魅力は、敷地内に100%天然温泉の「氷見温泉郷 総湯」が併設されていること。
夜釣りのあとでも徒歩で温泉へ向かえるほか、無料の足湯からは富山湾を眺めながらゆったり過ごせます。

館内では氷見牛や地魚の寿司、ひみイワシなど、氷見ならではのグルメも楽しめます。
また、少し歩けば居酒屋街もあるため、夕食を楽しんでから車中泊をするのもおすすめです。
道の駅 氷見
住所:富山県氷見市北大町25-5
TEL:0766-72-3400
営業時間:8:30〜18:00(施設により異なる)
移動距離:700m(公園のすぐ隣、徒歩圏内)
詳細はこちら▷道の駅 氷見
【石川県七尾市】のとじま水族館(海釣りセンター)

能登島大橋を渡った先、のとじま水族館に隣接する「のとじま臨海公園(海釣りセンター)」は、初心者からベテランまで楽しめる人気の釣りスポットです。
施設では貸し竿・エサ・釣具を販売しているため、手ぶらでも釣りを楽しめます。
また、「魚ギョ選手権大会」や「ウォンテッド」などのイベントも開催されており、指定された魚を釣って上位入賞すると記念品がもらえたり、のとじま水族館で展示されたりすることもあります。
釣り場は波が穏やかな能登島の海に面しており、足場が整備された護岸から安全に釣りができます。
一方で、海上は風が強く吹く日もあり、仕掛けが流されやすいこともあるため、風向きには注意が必要です。
おすすめは、初夏から夏にかけて楽しめるクロダイやマゴチのブッコミ釣りや、落とし込み釣り、コマセを使ったアジ釣りです。
40cmを超えるマダイが釣れることもあり、大物狙いも楽しめます。
なお、この施設は投げ釣りが禁止されているため、事前にルールを確認し、釣り方に合ったタックルを準備しておきましょう。

筆者が訪れた際は、タックル選びを誤ってしまい、小魚ばかりの釣果となりました。
しかし、能登島は魚の付きやすい地形が多く、周辺にも魅力的な釣り場が数多くあります。
釣具やエサは海釣りセンターでも購入できますが、能登島へ入る前の七尾市街地には釣具店が2軒あるため、事前に必要なものをそろえておくと安心です。
水族館と隣接しているため、観光と釣りを1日で楽しめるのも、このスポットならではの魅力です。

能登島内は夜になると街灯が少なく、非常に暗くなります。
海釣りセンターは日中のみ利用できますが、島内のほかの釣り場で夜釣りをする場合は、明るいヘッドライトを準備しましょう。
また、能登半島地震の影響により、一部の護岸や道路には段差が残っている場所があります。
立入禁止エリアには近づかず、足元にも十分注意して釣りを楽しんでください。
のとじま水族館(海釣りセンター)
住所:石川県七尾市能登島曲町
TEL:0767-84-1271
入漁料(料金):520円(水族館券とセットなら割引)
営業時間:
・3月20日〜11月30日9:00〜17:00(最終受付16:30)
・12月1日〜3月19日9:00〜16:30(最終受付16:00)
駐車場:無料(水族館側を含め広大な駐車場あり)
釣れる魚種:クロダイ、キジハタ、メバル、アジ、アオリイカ、マゴチ、メジナ、コズクラ、石鯛、カンダイなど
詳細はこちら▷のとじま水族館
静かな島時間と天然温泉が魅力の「道の駅 のとじま」

のとじま臨海公園(海釣りセンター)から車で約4分の場所にある「道の駅 のとじま」は、能登島で釣りを楽しむ際の拠点として利用しやすい道の駅です。
普通車272台が駐車できる駐車場を備え、24時間利用できるトイレや自動販売機も設置されています。
施設内は清掃が行き届いており、快適に利用できました。
昼間は観光客で賑わいますが、夕方以降は驚くほど静かな環境で、車中泊ができます。
筆者も軽自動車で車中泊をしたことがありますが、波の音や虫の声を聴きながら、落ち着いて休むことができました。
道の駅の目の前には、天然温泉「ひょっこり温泉 島の湯」があります。
広い露天風呂やサウナを備えており、夜釣りの前に立ち寄ったり、朝の釣行後に汗を流したりと、釣り旅との相性も抜群です。
食事処では、新鮮な海鮮丼や能登牛バーガーなど、能登ならではのグルメも楽しめます。
道の駅 のとじま
住所:石川県七尾市能登島向田町122-14
TEL:0767-84-0225
営業時間:9:00〜17:00(施設により異なる)
移動距離:約2km(車で約4分)
詳細はこちら▷道の駅 のとじま
富山・石川県で釣り×車中泊を楽しむための注意点
愛車ムーヴで19カ月間、富山・石川の海沿いを車中泊しながら釣りを楽しんできました。
その経験から、これから訪れる方にぜひ守っていただきたい注意点を3つご紹介します。
1.ゴミは必ず持ち帰り、漁港では漁業関係者への配慮を忘れない
富山湾や能登の漁港は、漁師さんたちの神聖な仕事場です。
釣り糸、仕掛けの袋、エサの容器はもちろん、車中泊で出た生活ゴミも必ず持ち帰りましょう。
「来た時よりも美しく」が、素晴らしい釣り場を未来に残すための鉄則です。
2.夜釣りではライトの使い方と騒音に注意する
夜釣りではヘッドライトが欠かせませんが、海面や周囲を必要以上に照らすと、ほかの釣り人の迷惑になったり、魚が警戒してしまったりします。
ライトは足元や手元を照らす程度にとどめ、漁港周辺ではドアの開閉音や話し声など、夜間の騒音にも配慮しましょう。
3.最新の道路状況を確認し、立入禁止区域には入らない
能登エリアでは、現在も復旧・復興工事が続いている場所があります。
ナビでルートが表示されても、実際には通行止めや路面の段差が残っていることもあるため、出発前に最新の道路情報を確認しておくと安心です。
また「立入禁止」と表示された防波堤や港湾施設には立ち入らず、安全を最優先に行動しましょう。
富山・石川には魅力的な釣り場が数多くあります。
マナーと安全を守りながら、ぜひ北陸ならではの車中泊釣り旅を楽しんでください。