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【体験談】東京九州フェリーをステップワゴンで利用!横須賀〜新門司の料金・船内・21時間の船旅を紹介
九州への車旅というと、長距離運転による疲労や運転の負担が心配という人も多いのではないでしょうか。
そこで今回、国産ミニバンのホンダ・ステップワゴンで、横須賀港から新門司港を結ぶ「東京九州フェリー」を利用してみました。
21時間という長時間の船旅に少し不安もありましたが、実際に乗ってみると、大浴場やレストランなどの設備が充実しており、想像以上に快適でした。
移動中にしっかり休息や睡眠を取れるため、到着後に疲れを残さず、そのまま車中泊旅を開始できたのも大きなメリットです。
この記事では、ステップワゴンと大人2人で実際にかかった料金をはじめ、船内での過ごし方や設備の使い勝手、乗船時に気を付けたいポイントなどを、実体験をもとに詳しく紹介します。
東京九州フェリーとは!予約方法・料金を紹介
神奈川県の横須賀港を23時45分に出発し、福岡県の新門司港に翌日21時に到着する東京九州フェリー。
乗船時間は約21時間で、ほぼ丸1日を船内で過ごします。
チケットは乗船日の2ヵ月前、午前9時から受付開始。
私はインターネットから予約しましたが、電話での予約も可能です。
予約時には、車のナンバーや車種、車長などの情報が必要になります。
車検証を手元に用意しておくと、スムーズに手続きを進められました。
当日は、出航時刻の60分前までに横須賀フェリーターミナルへ到着する必要があります。
私が利用したのは2026年4月28日のゴールデンウィーク直前でした。
混雑が予想されていたため、事前に90分前までに到着するように案内メールがありました。
ステップワゴン+大人2人の料金

東京九州フェリーの料金は、利用する時期によって異なります。
今回はゴールデンウィークの直前のため、「期間B」の料金が適用されました。
ステップワゴン(車長5m未満)と大人2人で利用した際の合計料金は66,000円です。
内訳は以下の通りです。
・車航送運賃(ステップワゴン)48,000円
・同乗者運賃18,000円
なお、運転手の運賃は車航送運賃に含まれているため、追加料金はかかりません。
部屋は追加料金のない「ツーリストA」の大部屋タイプを選びました。
決して安い金額ではありませんが、大部屋を選んで節約し、片道のみフェリーを使いました。
船に持参したもの
船内には売店やレストランがありますが、今回は少しでも費用を抑えるため、食料や必要なものを持参しました。
持って行ったものは以下の通りです。
・現金
・携帯充電器
・イヤホン
・お風呂グッズ
・着替え
・パソコン
・おにぎり、カップラーメン
・水筒
・スティックコーヒー
・お菓子
ツーリストAは大部屋のため、スマートフォンやタブレットの音をそのまま流すことはできません。
動画を視聴したり音楽を聴いたりするなら、イヤホンが必須です。
また、船内は基本的に圏外。
Wi-Fiは有料(1,500円)です。
私は追加料金をかけずに済むように、事前に動画をダウンロードしてから乗船しました。
さらに、大部屋は冷蔵庫がないので、食べ物を持ち込む場合は、生ものは控え、保存しやすいものを選ぶのがおすすめです。
東京九州フェリー詳細はこちら
船内は想像以上に豪華!乗船から下船までをレポート

初めてのフェリー旅だったので、出港前は「船酔いしないかな」と少しドキドキしていました。
しかし、この日は波が穏やかだったこともあり、ほとんど揺れを感じることなく、とても快適に過ごせました。
ここからは、23時45分に横須賀港を出発し、翌日21時に新門司港へ到着するまでの約21時間を、時系列で紹介します。
酔い止めを飲んで乗船開始
万が一の渋滞に備えて早めに自宅を出発したので、21時前には横須賀港に到着しました。
到着した時点ですでに何台か車が並んでおり、スタッフの案内に従って順番に待機します。
停車後は車の外へ出ることもでき、乗船時間まで自由に過ごせます。
あらかじめ「e乗船券」をスマホにダウンロード、または紙に印刷しておけば、窓口での受付は不要です。
待ち時間には、船内へ持ち込む荷物を整理しておくのがおすすめ。
一度乗船すると、車内へ忘れ物を取りに戻ることはできないので、要注意です。

なお、車には運転手しか乗ったまま乗船できません。
同乗者は徒歩で乗船します。
この日は、同乗者が23時頃、車が23時15分頃に乗船を開始します。
約21時間の船旅を快適に過ごすため、私たちは乗船前に酔い止めを服用。
スマホのe乗船券を提示し、スタッフの誘導に従ってスムーズに乗船できました。
車を船内に停めた後は、セキュリティアラームが作動しないよう設定する必要があります。
あらかじめ、確認しておくと安心です。
相部屋のツーリストAは意外とアリ

今回利用したのは、追加料金がかからない「ツーリストA」です。

ロールカーテンで仕切られた相部屋タイプですが、女性専用エリアを予約したので、安心して利用できました。
スペースは1人分の寝床が確保されており、イメージとしてはカプセルホテルのような印象です。

相部屋なので話し声や物音には配慮が必要ですが、船内には共用スペースも充実しています。
客室で過ごす時間は寝るときが中心だったため、個人的には個室にする必要はないと感じしました。
一方で、客室には鍵がかからないので、貴重品は常に持ち歩く必要があります。
スマホや財布などを入れられる、小さなバッグがあると便利でした。
寝心地については、エンジンの振動が少し気になったほか、何の音か分かりませんが、外からたまに大きな音が聞こえ、そのたびに目が覚めてしまいました。
とはいえ、日中お昼寝をしたりくつろぐ時間も確保できたので、私たちは困ることはありませんでした。
海を眺めながら朝ごはん

朝6時に起床。
船内には、海を眺めながらくつろげる椅子やテーブルが各所に設けられています。

私たちは海を眺めながら、持参したおにぎりで朝食を取りました。

船内にはレストランもありますが、今回は少しでも費用を抑えるため、朝食と夕食は持参した食事で済ませました。
長い船旅でも飽きない船内設備
朝食後は船内を散策しました。
船内には、豪華客船のような贅沢な設備があります。
私たちは利用しませんでしたが、無料で利用できるシアタールームやスポーツルームがありました。

特にスポーツルームは人気が高く、エアロバイクとランニングマシンを利用する人が多く、かなり賑わっていました。
船内レストランで昼食

昼食は船内レストランを利用しました。
レストランの営業時間は以下のとおりです。
・朝 8:00~9:00
・昼 12:00~13:00
・夕 18:00~19:00
・夜 23:30~1:00
営業時間外は開放されるので、共用スペースとして使われています。

レストランの準備が整うと船内放送で案内が流れます。
この日は定刻よりも15分くらい早くオープンしました。
放送を聞いてすぐ向かいましたが、入店後に満席になっていたので、レストランを利用する場合は、早めに向かうのがおすすめです。

私たちが注文したのは、「黒瀬ブリりゅうきゅうたれ掛け(1,300円)」「三崎港まぐろ刺身(1,000円)」。
それぞれに、ご飯(250円)と味噌汁(150円)を追加しました。
メニューは九州と神奈川の名物料理が多く、フェリー旅ならではの食事を楽しめます。
支払いはセルフレジで、現金とクレジットカードのどちらにも対応していました。
ビンゴ大会に参加

15時ごろになると、ロビーでビンゴ大会が開催されました。
私たちも参加してみましたが、残念ながらリーチにすらならず…。
景品にはトートバックやタオルなどが用意されていて、船内は和やかな雰囲気に包まれていました。
海が見える大浴場へ

16時頃に大浴場へ行くと、まだ利用者は少なく、ゆったりと入浴できました。
この大浴場の魅力は、海を眺められる露天風呂です。
景色を楽しみたかったので、明るい時間に入ることにしました。
洗い場の数も多く、浴場全体が広々としているため、混雑を感じることはありませんでした。
露天風呂は開放感があり、とても気持ち良い空間です。
ただし、海風が強い日は波しぶきが飛んでくることもあります。
そのため、髪は最後に洗うのがおすすめです。
海を眺めたり、まったり休息したり

乗船前は「21時間も船に乗っていたら暇なのでは」と思っていましたが、実際は意外と充実した時間を過ごせました。

デッキに出て海を眺めたり、部屋で動画を見ながらのんびり休憩したりしていると、時間は思っていた以上にあっという間に過ぎていきます。

夕食は共用スペースで、持参したカップラーメンを食べました。
自動販売機横には熱湯が使えるので、お湯を注ぐだけで食べられるインスタント食品を持参するのがおすすめ。

また、船内には食料や飲み物を購入できる売店もあるので、必要に応じて利用できます。
下船は2人一緒でOK

この日は、ほぼ定刻どおりに新門司港へ到着。
到着が近づくと船内放送が流れるので、案内に従ってエントランスに向かいます。
乗船時は運転手と同乗者が別々に乗船しましたが、下船時は2人で一緒に車へ乗り込めました。

アナウンスに従って車まで移動し、誘導があるまでは車内で待機。
実際に車へ乗り込んでから下船するまでは、およそ15分ほどだったと思います。
まとめ|東京九州フェリーはこんな人におすすめ

今回利用した日は海が穏やかだったため、船の揺れはほとんどありませんでした。
そのおかげで快適に過ごせ、疲れを残さず九州旅をスタートできたのは大きなメリットです。
車での移動と違い、フェリーなら移動しながら旅気分を楽しめます。
料金だけを見ると決して安くはありませんが、「移動」と「宿泊」、「旅の体験」を兼ねられると考えると、十分価値のある選択肢だと感じます。
東京九州フェリーの設備は豪華。
21時間たっぷり船旅が楽しめるので、フェリー旅が気になっている人におすすめです。
