かんなの湯へのんびりくるま旅

エブリィワゴンで車中泊!「かんなの湯」へのんびりクルマ旅



気ままな車中泊旅の楽しみのひとつといえば、観光地各所にある温泉!

温泉地でいろいろな温泉をはしごしたり、お気に入りのスーパー銭湯を見つけてのんびり過ごしたり。お風呂もいろいろな楽しみ方がありますが、宿に宿泊しない分、入浴施設はのんびりゆっくり過ごせるような場所がいいですよね。

今回は埼玉県児玉郡にある、1万坪の面積を誇るスパリゾート「かんなの湯」を紹介します。またその周辺にも魅力的な遊び場がたくさんありますので、そちらも併せて紹介していきます。

ぜひ皆さんの週末旅の参考にしてください!

週末はゆっくり「かんなの湯」

かんなの湯 外観

天然温泉「かんなの湯」は1万坪もある広い施設で、都心からも車で2時間ほどとアクセスも良く、RVパークではないのですが、RVパーク同様の電源付の駐車場も備えています。

お風呂の他にもキャンプ場(ロハスガルテンキャンプ場)も運営しており、今回は温泉だけの目的ですが、それ以外にもいろいろと楽しめそうな感じです。

チェックイン!

電源付サイトを利用する場合は、事前に予約を取っておきましょう!

かんなの湯の電源サイトの受付時間は12:00〜営業時間内(曜日により異なる)、チャックアウトは12:00となっています。利用料金は1泊2日で1,600円です。

私たちは埼玉の自宅を15時に出発して、のんびり向かいました。

まず受付でチェックイン手続きをして利用料を支払い、電源BOXの鍵を貰います。鍵のキーホルダーには簡単な説明も添付されていました。

かんなの湯 電源サイト

車を割り振られた場所に移動し、電源BOXから給電して設営準備。

電源BOXから給電の際には電源延長コードが必要になりますので、忘れない為にも車内に常備しておくといいですね。

1日のんびりくつろげる!館内施設

今回はのんびりしたいので、車中食ではなく、施設内で夕食を食べることにしました。

「鮮菜ダイニング レストラン神蔵(かぐら)」では提携の「ゆ~ゆ~ファーム」で収穫した採れたての野菜をいただくことができます。和の雰囲気の落ち着いた空間で、友達や家族との団らんにもオススメです。

わが家が利用したのは休日で、レストランはかなり混んでいたため、今回は大広間で食事を取ることに。やはり休日はレストラン、大広間食堂ともにかなり混雑していました。

かんなの湯 食事 味噌豚丼

私がオーダーしたのは秩父名物の「味噌豚丼』。お肉がもっちりと柔らかで美味しかったです!

お腹が満たされた後は、お待ちかねの入浴タイム。

お風呂は内湯に温泉とスパークリング湯(微発泡湯)や変わり湯など種類が豊富で、露天風呂の炭酸泉では、仕事でたまった疲れがみるみる抜けていくようです。

内湯と露天風呂を合わせて、計8種類のお風呂を楽しめます。

さらに岩盤浴やサウナもあり、こちらでは最近テレビでも話題のフィンランド発祥の「ロウリュウ」を体験できます!

サウナストーンにかける水にはアロマオイルが入れられており、いい香りの中リラックスしながら、熱風により汗が一気に全身から噴き出します。リフレッシュ効果抜群です!こちらに来た際にはぜひ体験してみてください。

なお、「サウナロウリュウ」「岩盤浴ロウリュウ」ともに開催時間が決まっているので、事前にチェックしておくと安心です。

かんなの湯には入浴施設の他に、手もみ処、本場韓国式あかすり、タイ古式マッサージやネイルサロンなど、リラクゼーション施設も満載です。

その他にも、休憩所はもちろん、喫茶や売店、カラオケや漫画コーナーもあるので、入浴後ものんびりくつろげます。有料個室もありますので、家族だけで落ち着いて過ごしたい方にはそちらがおすすめです。

天然温泉「かんなの湯」
住所:埼玉県児玉郡神川町小浜1341
TEL:0495-77-5526
休館日:不定休
営業時間:
月〜木・日9:00〜22:00(最終入館受付21:00)
金・土・祝前日9:00〜23:00(最終入館受付22:00)
レストラン神楽(かぐら)11:00〜21:40(ラストオーダー21:00)
HP:http://www.kannanoyu.com/

かんなの湯 電源付サイト
利用料金:1泊2日 1600円
台数:8台可(スペースは2台分使えます)
チェックイン12:00〜21:00
チェックアウト9:00〜12:00(早朝出発の方は前日閉店前に鍵の返却)
ゴミ処理:不可
※電源付サイトに関してはかんなの湯HPにも記載がありませんので、ご利用の際は念の為お問い合わせください。

寒さ対策も万全! 電源付駐車場

さて、お風呂を楽しんだ後は、車に戻り寝床の準備。

帰りも気にせずにゆっくり楽しめ、まだ体もポカポカしている間に横になれるのは、車中泊の素晴らしいところですね!

今回は、電源付サイトなので防寒対策として電気ストーブと電気毛布を持って来ました。

車中泊 防寒対策 電気ストーブ

アイリスオーヤマ製の1200wストーブは狭いエブリイワゴンでは暑すぎる位でした。ただ、消すとやはり寒さを感じます。300w位の弱モードがあれば良かったのですが、弱でも600wほどあるので結局、途中窓を開けたりして車内の温度調節を行いました。

厚着をして寝袋と電気毛布だけでも、十分だったかもしれません。

周辺も静かで、温泉で疲れが取れたのもあってか、その日は朝までぐっすりと休めました。

翌朝、徹子(柴犬)の散歩がてら散策をしていると、かんなの湯の駐車場と建物の間に流れる小川から湯気と温泉臭がこぼれ、温泉施設であることを実感します。

寒い時期でしたが、ロハスガルテン内でテント泊中の方も2張りほどいました。

かんなの湯 バーベキュー場

バーベキューが出来る屋根付きの施設と流し台があり、キャンプをするにもとても良さそうな施設です。バーベキュー場は事前予約が必要ですが、食材や機材を用意してくれる「手ぶらプラン」もあるので、気軽に利用できます。

パンを食べながら、朝寝坊でまだ寝ている息子をよけ、撤収準備をしました。9時にかんなの湯がオープンするので鍵を返却。半分眠った状態の息子を助手席に乗せ、帰宅路はいつものように道の駅巡りをしながらスタンプをゲットしつつ帰宅しました。

翌日も楽しめる! 遊べる施設もいっぱい

今回、我が家は朝に出発しましたが、電源サイトは最終チェックアウトは12:00までとなっているので、ゆっくりな出発ができます。

かんなの湯に併設した農業物産直販所では、神川町内で採れた新鮮野菜や特産品を購入でき、店内の本格石窯焼きのピザが食べられる「ろはす家」もおすすめです。(11:00〜営業)

また、河川敷を利用した多目的運動公園(サッカー場・野球場・ターゲットバードゴルフ)があり、体を動かすのが好きな方や、家族で遊ぶには絶好のスポットです。

さらに、かんなの湯周辺スポットには、もうひとつ有名なものがあります。

かんなの湯 隣接 神川ゆ〜ゆ〜ランド

正式名称は「神川ゆ〜ゆ〜ランド自由広場」。キャンパーからは「かんなの湯裏キャンプ場」と呼ばれている、かんなの湯に隣接する町営のキャンプ場です。公園なので、予約不要で料金も無料!

解錠時間は8:30〜17:00となっており、17:00に施錠されるので出入りに関しては注意が必要です。こちらは大変人気のスポットなので、シーズン中は早い時間帯で満車になってしまうことも。

残念ながら、私が訪れた時は閉鎖期間となっていたため、中を見ることはできませんでした。

お風呂のはしごも!

風呂好きな私たち一家がおすすめする、かんなの湯近くにある、もう1件の湯「おふろCafe 白寿の湯」。

国内でもトップクラスといわれる特濃のナトリウム・塩化物強塩泉が源泉の本格天然温泉です。

地元のヤマキ醸造とコラボしたお料理を提供するお食事処、「寝かせ玄米と糀料理 俵や」が入っていて、麹と地元の食材を使ったメニューは、発酵食品ならではの優しい味わいです。体にも優しくお腹も心も満たしてくれます。

おふろCafe 白寿の湯 施設内

出典:おふろCafe 白寿の湯

また、施設自体が味噌蔵のような落ち着いた雰囲気のくつろぎ空間になっているので、心穏やかな時間が過ごせます。

入浴後には、ハンモックや床をくりぬいた樽型のソファーでをのんびり読書をしたり、挽きたてのコーヒーを味わったりと、極上の時間を過ごしてください。

白寿の湯では車中泊をすることができませんが、風呂好きな方にはぜひ立ち寄っていただきたい場所です。

おふろCafe 白寿の湯住所:埼玉県児玉郡神川町渡瀬337-1
TEL:0274‐52‐3771
営業時間:10:00〜23:00(最終入館受付22:30)
「寝かせ玄米と糀料理 俵や」11:00~23:00(ラストオーダー食事21:30飲物22:00)
HP:https://ofurocafe-hakujyu.com/

まとめ

かんなの湯は敷地内に電源サイトがあるので、ゆっくりお風呂を満喫できます。

また、かんなの湯がある神川町には、城峯公園や矢納フィッシングパーク、鳥羽川公園など、四季に応じて楽しむことができる場所もたくさんあり、秩父観光や群馬方面への観光拠点としても良いでしょう。

ぜひ皆さんも、これから春に向けて、素敵なクルマ旅を楽しんでください!