東北のおすすめ天然温泉

東北の秘湯と名湯を巡る旅!温泉マニアが選ぶ厳選10選(前編)




東北のおすすめ温泉① 酸ヶ湯温泉旅館(青森県青森市)


景色

酸ヶ湯温泉旅館
住  所:〒030-0197 青森県青森市荒川南荒川山国有林酸湯沢50番地
電  話:宿泊 017-738-6400 その他 017-738-6002
営業時間:日帰り 大浴場「ヒバ千人風呂」(混浴)7:00〜18:00(最終受付17:30)
*女性専用時間あり 8:00〜9:00
小浴場「玉の湯」(男女別)9:00〜17:00(最終受付16:30)
料  金:大人¥1,000 小人¥500
HP酸ヶ湯 HP


全国的に有名な青森の「酸ヶ湯温泉」は外せません。

温泉の写真撮影はNGのため載せることができませんが、きっと旅行誌や旅番組で見たことがあるのではないでしょうか。

乳白色のお湯と混浴の「ヒバ千人風呂」は160畳の広さ

温泉好きなら一度は行ってみたいと思う場所です。

入浴料1,000円は高かったですが、館内にある日帰り休憩所の「御鷹々々サロン」が居心地よく、電源も完備されているのでついつい長居してしまいます。

私は最初に「ヒバ千人風呂」でゆっくりとしてから、コーラを買って「御鷹々々サロン」でひと休み。最後に「玉の湯」で体を洗ってから外へ出ました。

トータルで3時間半ほど滞在したので、お風呂へ寄ったというよりは半分観光してきたという感じですね。

当日は6月中旬にもかかわらず残雪があり涼しく、館外に出た時は本当に気持ちが良かったことを覚えています。

また青森へ行く機会があれば、必ず訪れたい温泉です。

おすすめの車中泊スポット




おすすめ車中泊スポットは、道の駅 奥入瀬ろまんパークです。

詳細はこちら▷道の駅 奥入瀬ろまんパーク HP

東北のおすすめ温泉② 鶴の湯温泉(秋田県仙北市)


施設

乳頭温泉郷 鶴の湯温泉
住  所:〒014-1204 秋田県仙北市田沢湖田沢字先逹沢国有林50
電  話:0187-46-2139
営業時間:日帰り 10:00〜15:00
毎週月曜日は露天風呂清掃の為に日帰り入浴は内湯のみ。
*月曜が祝祭日の場合は直近の平日が清掃日です。
料  金:大人¥700 小人¥300
HP乳頭温泉郷 秘湯 鶴の湯温泉 HP


こちらも全国的に有名な温泉で、「酸ヶ湯温泉」とどちらを先に紹介するか悩みました。

乳頭温泉郷のお湯は字のとおり乳白色。鶴の湯は4つの泉質の異なる源泉があり、白湯、黒湯、中の湯、滝の湯と呼ばれています。

お湯はすべていただいてきたのですが、やはり一番は混浴露天風呂の白湯

開放感と足元が見えないくらいの白濁、そして硫黄の匂いが最高でした。

国道341号線から山道に入り、途中未舗装の道路をさらに進み、道が合っているか心配になる中ようやく温泉に到着するので、喜びも2倍かもしれません。

東北旅では外せない温泉です!

おすすめの車中泊スポット




おすすめ車中泊スポットは、道の駅 雫石あねっこです。こちらでも温泉施設が併設されています。

詳細はこちら▷道の駅 雫石あねっこ HP

東北のおすすめ温泉③ 十和田大湯温泉 白山荘(秋田県鹿角市)


温泉

十和田大湯温泉 白山荘
住  所:〒018-5421 秋田県鹿角市十和田大湯荒瀬56
電  話:0186-37-2309
営業時間:8:00〜21:30
料  金:¥200
HP:なし


最初に超がつくほど有名な温泉を2軒紹介したので、今度は私の得意分野!地元民が通うような、ちょっとひなびた温泉を紹介します。

ここはアパートなのに共同温泉浴場で、入り口付近に住んでいるおばちゃんに料金を支払うと地下にある温泉に入れるというもの。

アパートタイプの温泉は後にも先にもここだけでした。

肝心のお風呂は無色透明で温度が若干高め、私は熱湯好きなのでちょうどよかったです。

温泉は卵のような匂いで舐めると少し塩気があり、湯あたりがやわらかく風呂上がりの肌はスベスベ。

良い意味で「出会っちゃった」という感じの温泉でした。

おすすめの車中泊スポット




おすすめ車中泊スポットは、道の駅 おおゆです。車で5分ほどの距離にあります。

詳細はこちら▷道の駅 おおゆ HP

東北のおすすめ温泉④ あったか湯(福島県福島市)


施設

高湯温泉共同浴場 あったか湯
住  所:〒960-2261 福島県福島市町庭坂高湯25番地
電  話: 024-591-1125(高湯温泉観光協会内)
営業時間:9:00〜21:00(最終受付 20:30)
料  金:大人¥250 小人¥120
定 休 日:木曜日
HP極上源泉 高湯温泉 HP


福島市内から車で吾妻山・浄土平へ向かって30分ほどで到着。

2003年にオープンした共同浴場としては比較的新しい施設です。

ここは白濁の硫黄泉で男女に分かれた露天風呂と貸切風呂があります。

内湯はなく露天風呂のみのため、もしかしたら冬は流し場で体を洗うのが厳しいかもしれません。

当日は空の青が色濃い晴天だったせいか、お湯の色が少し水色がかって見えました。

何も手を加えていない源泉そのままのお湯なので、お風呂上がりもポカポカして夕風に当たるのが気持ち良かったです。

なんと言ってもこのきれいな施設と白濁のお湯につかれて250円は安すぎます!

おすすめの車中泊スポット




おすすめ車中泊スポットは、道の駅 ふくしまです。屋内こども遊び場や、ドッグランが併設しているので、家族全員で楽しめます。

詳細はこちら▷道の駅 ふくしま HP

東北のおすすめ温泉⑤ 正面の湯(山形県鶴岡市)


施設

湯田川温泉 正面の湯
住  所:〒997-0752 山形県鶴岡市湯田川湯本47
電  話: 0235-35-4111(湯田川温泉観光協会)
営業時間:7:00〜9:00 11:00〜19:00(9:00〜11:00は清掃時間です)
料  金:¥300
定 休 日:年中無休
HP湯田川温泉 観光協会HP


鶴岡の奥座敷と呼ばれる湯田川温泉には共同浴場が2つあります。

この時はそのうちのひとつ「正面の湯」に伺いました。

料金の支払いが珍しく、入り口には番台もなければ券売機もありません。

近所のお土産と日用品を扱う「船見商店」で湯代を支払い、おばちゃんにお風呂の鍵を開けてもらいます。

入り口にあるベンチに、上半身裸のおじさんがうちわで仰ぎながら熱った体を冷ましていました。

おじさんは薄手のステテコのようなズボンを身につけ、足元はビーチサンダル。子供の時に通った近所の銭湯にいたおじさんのようで懐かしかったです。

お湯は加水・加温・循環が一切ない天然掛け流し

無色透明で若干の温泉臭がありました。

体の芯までしっかりと温まったので汗がしばらく止まりませんでした。

おじさんが上半身裸でベンチに座っていたのは、きっとこういうことなのでしょう。

おすすめの車中泊スポット




おすすめ車中泊スポットは、道の駅 庄内みかわです。

詳細はこちら▷いろり火の里 HP

まとめ


今回は東北編10選のうち5つの温泉施設を紹介しました。

5つとも天然温泉で源泉掛け流し。贅沢なお湯だと思います。

最初の「酸ヶ湯温泉」と「鶴の湯温泉」は全国的に有名ですが、他の3つの温泉はあまり知られていないのではないでしょうか。

私は観光温泉というよりは地元住民に愛されていて、小さくても源泉掛け流しにこだわっているようなお風呂が大好きです。

今回のように「アパート」、「露天風呂しかない」、「番台も券売機もない」など、特徴的なキーワードが並ぶため、他の温泉施設より強く印象に残ります。

東北にはまだまだ面白い温泉があるので、後編も楽しみにしていてください!

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