【車中泊で日本一周中250泊以上】もう一度行きたい!夏の北海道おすすめ車中泊スポット5選!
目次
【夏の北海道おすすめ車中泊スポット】稚内最北端の地「宗谷岬駐車場」
夏の車中泊は北海道に限る!と思っていますが、さすがの北海道も道央の盆地や道南の平地はかなりの暑さになる日があります。
気温が上がる7月下旬~お盆時期までは、道北(稚内エリア)~オホーツク(紋別・網走エリア)~道東(根室・釧路エリア)に滞在するのが良いでしょう。
これらのエリアは北海道の中でも比較的涼しい土地です。
私は事前に知っていたわけではなく、気温が上がってきたのでなんとなく北上。
稚内へ向かいました。
稚内の道の駅周辺でも車中泊をしましたが、雰囲気や静けさを考えると「宗谷岬駐車場」が圧倒的におすすめです。
私が行った日は平日ということもあり、車中泊らしき車は5台ほど。
波の音が若干聞こえますが、非常に静かで最北端の地で寝ているということにロマンも感じます。
しかもトイレはウォッシュレット付きで、公衆トイレとしてはきれいな部類。
鹿もウロウロしていて、北海道らしい雰囲気も抜群です。
周辺の注意点としては、駐車場が岬の先にあるので風が強く吹くことがあります。
ポップアップテントの方や背の高いキャンピングカーをお持ちの方は気をつけて下さい。
周辺は観光スポットも多く、グルメで有名な店もあるので楽しめるはず。
日本本土四極最北端 出発・訪問・到達証明書は必ずゲットしたいですね!
所在地/北海道稚内市宗谷岬
駐車可能台数/72台
駐車料金/無料
国土交通省北海道開発局HP
【夏の北海道おすすめ車中泊スポット】まるで軽井沢!ルスツふるさと公園駐車場
「ルスツふるさと公園駐車場」は、はじめて訪れたときから恋に落ちたような感覚に陥り、何回かリピートした場所です。
緑に囲まれてきれいに整備された芝生と、山から吹き下ろす風の心地良いこと!
目の前には標高1,107mの尻別岳を望み、時折ハングライダーのカラフルな帆が風に吹かれながら降りてきます。
これだけ揃えば車中泊の場所としては申し分ないはず。
場所は道の駅230ルスツのすぐ隣。
ちなみに公園はデイキャンプができる所なので、火気の使用※やタープ+テントを立てるのもOK。
※ただし芝生の上では火気の使用は不可。駐車場近くの地面にレンガが埋め込まれた場所でのみ使用可。
しかも施設使用料は無料で、予約や利用申請の必要は一切なし。
私は木陰でコーヒーを淹れ一日中グダグダと過ごしました。
写真のように公園を囲むように木があるので日陰スポットがたくさんあります。
あまりの心地良さから、このときを境に将来自分が住む場所の条件として、近所に居心地の良い公園があることが加わりました。
所在地/〒048-1731 留寿都村字留寿都127-2
施設使用料金/無料
北海道 留寿都村HP
【夏の北海道おすすめ車中泊スポット】標高930m!「十勝岳望岳台 駐車場」
北海道の夜は基本的に涼しいのですが、ここ「十勝岳望岳台 駐車場」は天候によっては涼しいのを通り越して寒いかもしれません。
登山口の駐車場で標高も930mあるため、日中は陽が当たると暑いものの、夜は肌寒くルーフボックスから毛布を引っ張り出したのを覚えています。
私は山登りをするのでこの場所を選びましたが、車中泊をするだけでも非常に良いところです。
登山口なので街からは遠く不便な部分はありますが、ここからの眺めに勝るものはありません。
ぜひ夕方前に買い物やお風呂を済ませ、陽が落ちる前に駐車場に入って景色を見てほしいです。
これがそのときの画像ですが、色彩補正や加工は一切していません。
他にもタイムラプス撮影もしていましたが、写っていたのはまるで火星!
映画シュワルツェネッガー主演のトータル・リコールや、マット・デイモン主演のオデッセイで観たシーンのようで感動しました。
こちらで車中泊をしてみようと思った方は、駐車場周りにはトイレと自販機以外は何もないので、山へ上がる前に必要なものを準備しましょう。
トイレは改装したばかりできれいでした。
また早朝は登山者が慌ただしく登山口から山頂へ向かうので、少々賑やかかもしれません。
その分、山の中とはいえ案外安心できるのではないでしょうか。
所在地/北海道上川郡美瑛町白金
駐車料金/無料
美瑛町 北海道HP
【夏の北海道おすすめ車中泊スポット】カブトムシを捕まえよう!「道の駅 あびらD51ステーション」
写真はSL好きならずとも知っている人が多いSL列車D51「デゴイチ」です。
道の駅の敷地内には、このデゴイチと北海道仕様の特急車両キハ183系が展示されている鉄道資料館もあります。
写真を撮り忘れましたが、特急車両キハ183系というのは肌色と赤色の旧特急車両です。
また道の駅内には電源スポットがあったり、パン屋さんやカフェが入っていたり、直売所の野菜も美味しそうで楽しいです。
これだけでも十分ここでの車中泊をおすすめする理由になりますが、今回私が強く推したい理由は別のところに……。
それは夏の短い期間限定のお楽しみ!
近隣の山からカブトムシやクワガタが街灯に向かって飛んでくるんです。
私は今でもカブトムシやクワガタで、テンションが上がってしまいます。
何匹か捕まえて夜寝るときに網戸の外側に引っ付けておきました。
案の定翌朝にはどこかへ行ってしまいましたが、楽しませてくれたことに感謝です。
まさか車中泊で訪れた「道の駅 あびらD51ステーション」でこんな楽しい思い出が作れるとは思ってもみませんでした。
突然の出会いや出来事は特に記憶に残ります。
道の駅 あびらD51ステーション公式サイトはこちら
【夏の北海道おすすめ車中泊スポット】屈斜路湖の雲海「道の駅 ぐるっとパノラマ美幌峠」
美幌峠は「天下の絶景」と言われていて、眼下には日本屈指のカルデラ湖、屈斜路湖を眺めることができます。
また気象条件が整えば早朝に雲海が見られることでも有名。
道の駅周辺の標高は525mほどあるので、平野部が真夏日であっても夜はだいぶ涼しいです。
私は夜に到着したので夕陽を拝むことができませんでしたが、朝焼けと雲海を見られました。
訪れたのは8月でしたが、朝方も夏としてはかなり肌寒かったので、屈斜路湖の雲海を見るのにトレーナーとジーパンを履いて行ったのを覚えています。
車中泊はこの少し肌寒いくらいが本当にちょうど良い。
夜もぐっすり眠れました。
道の駅付近には何もないので、食事やお風呂は済ませてから訪れることをおすすめします。
私が到着した夜は鹿も多くいたので驚かせないようにしましょう。
【夏の北海道おすすめ車中泊スポット】まとめ
私は今回の車中泊旅で北海道が大好きになりました。
今回紹介した夏の車中泊おすすめスポットは、暑さを凌ぐという点を最優先したスポットでしたが、まだまだ良いところがたくさん!それはまたの機会に紹介したいと思います。
今のところ北海道は将来の移住先候補No.1です!
と言いたいところですが、冬の北海道は出張時の滞在くらいしか経験してないので、なんとも言えません。
ぜひ秋冬シーズンに再訪したいです。
冬の北海道の寒さに心が折れなければ良いのですが……。