キャンピングカー・車中泊情報Webマガジン - DRIMO(ドリモ)

スポット

スポット

【山梨】涼しい場所で車中泊したい!山梨の『標高の高い道の駅4選』

山梨の『標高の高い道の駅4選』徹底解説

夏の車中泊、暑さに悩んでいませんか?そんな時におすすめなのが、山梨県にある標高の高い道の駅。

高地にある道の駅は昼夜の寒暖差があり、エンジンを切っても快適に過ごせる避暑スポットです。

本記事では、「こぶちざわ」「南きよさと」「みとみ」「富士吉田」の4つの高地にある道の駅を厳選してご紹介。

設備や車中泊の可否、周辺の温泉情報まで詳しく解説します。

中央道・小淵沢IC方面


道の駅 こぶちざわ(995 m)




爽やかな高原の空気と広々とした芝生・木陰スペースが魅力の道の駅です。

エンジンを切った後も涼しさが続きます。

敷地内には天然温泉「延命の湯」、また焼きたてパンや地元野菜が揃う直売所もあり、充実した車中泊ライフにぴったり!

夜は満天の星空を眺めながら、静寂に包まれた高原ステイが叶います。

ちょっとした都会の疲れをリセットしたいときの拠点にも、最適な癒しのスポットです。

■ 基本情報
名称:道の駅 こぶちざわ
所在地:山梨県北杜市小淵沢町2968-1
標高:約995 m(※目安気温:昼25℃/夜15℃程度)
車中泊:△黙認傾向(※公式には宿泊目的の利用は不可とされているが、仮眠・休憩を目的とする短時間利用は容認されている様子。ゴミの持ち帰り・エンジン停止・静粛保持などマナー厳守が求められる)
駐車場:平坦中心(段差ある区画もあり)/大型車対応(普通車75~138台・大型車8台)
トイレ:24時間利用可/ウォシュレットあり/清掃状況良好(外部トイレ+多目的)


■ 快適さ・設備
入浴施設:徒歩約3〜5分に「延命の湯」(日帰り温泉、10〜22時営業、830円/大人)あり。施設内には足湯(現在休止中)があったが一部再開予定あり
飲食・売店:直売所・パン工房・レストラン・そば処などを営業。営業時間は9時~18時(店により異なる。売店は~19時まで営業あり)
通信環境:フリーWi-Fiあり。携帯電波(docomo/au/SoftBank)も強め
その他:木陰や芝生あり/夜間は静か/虫は標高の高い季節はやや多め/EV急速充電器完備/バリアフリー対応あり(多目的トイレ・授乳室等)


■ 利用者メモ・ポイント
「夏でも夜は肌寒くなるので上着が必要でした。星空がとても綺麗!」
「土日は朝から混み合います。平日が狙い目です。」
標高約1,000mの高原に位置し、温泉や飲食など充実設備がそろう道の駅です。
車中泊は黙認傾向ですが、ゴミの持ち帰りや夜間の静粛保持などのマナーは必須。
静かに利用すれば快適な滞在が可能です。




詳細はこちら▷道の駅 こぶちざわ

道の駅 南きよさと(827 m)




清里高原の入口にある「道の駅 南きよさと」は、澄んだ空気と山の景色に癒される標高高めの休憩スポット

芝生広場やリフトもあり、のんびり散策しながらの涼しい車中泊が楽しめます。

■ 基本情報
名称:道の駅 南きよさと
所在地:山梨県北杜市高根町長沢760
標高:約827 m(※目安気温:昼27℃前後/夜21℃程度)
車中泊:◎可能(※RVパーク併設あり)
普通車:1泊 2,000円/電源付き:2,500円(要予約)
・ゴミ持ち帰り、エンジン停止、静粛保持などマナー厳守
駐車場:全体に平坦中心/駐車場は3カ所(普通車312台・大型6台)/一部やや傾斜あり/砂利エリアあり(車中泊可)
トイレ:24時間利用可/ウォシュレットあり/清掃状況○


■ 快適さ・設備
入浴施設:徒歩約5分に「たかねの湯」(天然温泉・10:00~22:00)あり
・飲食・売店:直売所・レストラン・釣り堀・BBQ・リフトカーあり/飲食は10:00~17:00、売店は8:00~17:00(季節変動あり)
通信環境:フリーWi-Fiあり/携帯電波○(docomo/au/SoftBank)
その他:木陰多め/RVパーク併設(電源・ゴミ処理可・有料)/ドッグランあり/夜間は比較的静か/虫が多い季節は対策を推奨


■ 利用者メモ・ポイント
「真夏でも夜は涼しく快適で、エンジンを切って寝られました。」
「車中泊はアスファルトでは注意されることも。砂利の駐車場を選ぶと安心です。」
「週末は朝から家族連れで賑わいます。平日がおすすめ。」
正式なRVパーク利用がベストですが、砂利の駐車場ならマナーを守ればOK。
自然豊かで開放的な立地に加え、温泉や遊び場も充実しているため、ファミリーやペット連れにも人気の高原スポットです。




詳細はこちら▷道の駅 南きよさと

中央道・勝沼IC~山梨市方面


道の駅 みとみ(1,096 m)




高原の爽やかな風と静かな環境が魅力で、森の中の落ち着いたロケーションにゆっくり溶け込めます。

広々とした舗装駐車場があり、車中泊にも最適。

軽食コーナーでは「いのぶたラーメン」や「ほうとう」が味わえます。

徒歩圏内に温泉もあり、体を休め、自然を満喫する拠点としてぴったり!

夏の避暑や登山・渓流散策の締めに、おすすめの場所です。

■ 基本情報
名称:道の駅 みとみ
所在地:山梨県山梨市三富川浦1822-20
標高:約1,096 m(※夏は昼間は20℃前後、夜は15℃前後/冬は夜間−4℃ほど)
車中泊:◎可能(※アスファルト駐車場での車中泊は不可/第2・第3砂利駐車場またはRVエリアのみ可)
駐車場:平坦・舗装/大型14台・普通85台・身障者2台
トイレ:24時間利用可/ウォシュレットなし(水洗洋式)/清掃良好


■ 快適さ・設備
入浴施設:徒歩約9kmに「みとみ笛吹の湯」(市営温泉、10:00~20:00、510円/大人)あり
飲食・売店:売店9:00~17:30/軽食コーナー10:00〜16:00(季節によって変動あり)。地元名物「いのぶたラーメン」「ほうとう」など
通信環境:フリーWi-Fiあり(SSID: michinoeki mitomi)/携帯電波○(docomo/au/SoftBank)
その他
-周辺は森林セラピー基地に指定されており、癒しの自然環境
-火の取り扱い、ごみの持ち帰り等厳守
-渓流釣り場やバーベキュー場が隣接(久渡沢釣り場)


■ 利用者メモ・ポイント
「標高1,096mで夏も涼しく、車中泊にぴったりでした」
「冬は氷点下にもなるので、防寒グッズ必須です」
冬は最低−4℃前後まで冷え込むため、防寒対策(毛布・タイヤチェーン等)が必須。
軽食コーナーは16:00過ぎに閉まるため、夜食の用意を。
自然の中で静かに過ごせ、登山や渓流釣りの拠点にも最適な高原ステーションです。




詳細はこちら▷道の駅 みとみ

中央道から富士五湖道路方面


道の駅 富士吉田(900 m)




標高約900m、富士山のふもとに広がる「道の駅 富士吉田」は、展望抜群の高原スポットです。

地元食材のレストランや富士山天然水の給水所もあり、車中泊+観光を満喫できると人気があります。

■ 基本情報
名称:道の駅 富士吉田
所在地:山梨県富士吉田市新屋3丁目7-3
標高:約900 m(※昼間27℃前後、夜間18℃程度/夏は涼しく、冬期は−4〜−7℃)
車中泊:可能(※公式での禁止表示なし。要確認 ・舗装駐車場は全体に傾斜あり。水平に近い場所の選択が快適。ゴミ箱あり・トイレ24時間・マナー厳守・火の取り扱い厳重注意)
駐車場:舗装/全体にやや傾斜あり。普通車247台・身障者用9台・中型2台・大型13台(別に大型専用エリアあり)
トイレ:24時間利用可/ウォシュレット付き水洗洋式/夜間照明あり/清掃状態良好


■ 快適さ・設備
入浴施設:なし(代わりに車で約3.5km/10分の「富士山溶岩の湯 泉水」(大浴場・露天・サウナ)あり)
飲食売店:物産館・軽食コーナーあり(営業時間:9:00~19:00/軽食17:00まで、夏季は8:30~)
通信環境:フリーWi-Fiあり/携帯電波○(docomo/au/SoftBank)
その他:富士山天然水汲み場あり/モンベルショップ・ミュージアム・ドッグラン/大型車は別エリアでアイドリング音軽減/ゴミ箱多数・分別可/駐車場夜間閉鎖なし/傾斜多いためレベラー・耳栓・水平な場所選び推奨


■ 利用者メモ・ポイント
「夏は湿気が少なく24℃前後で快適。夜は18℃前後で長袖推奨」
「傾斜あるので、モンベル前あたりの平坦区画がねらい目です」
標高約900 mの高原地帯に位置し、真夏でも快適な車中泊が可能です。
傾斜が気になる場合はレベラー・耳栓の準備を。
ゴミ箱やトイレが充実し、周辺施設も多彩で安心。
特に夏季の避暑目的にはイチ押しの拠点です。




詳細はこちら▷富士吉田市観光ガイド

まとめ


山梨県には、標高800〜1,100mの涼しい高地に位置する道の駅が複数あります。

中でも今回ご紹介した道の駅「こぶちざわ」「南きよさと」「みとみ」「富士吉田」は、高地にあり夏でも快適に過ごせる車中泊スポットとして人気です。

ゆったり停められる駐車場や24時間利用可能なトイレ、近隣には温泉施設など設備も充実しています。

ただし、RVパークや砂利エリアのみ車中泊可といったルールもあるため、事前確認することをおすすめします。

利用する際はマナーを守って、気持ちよく過ごせる場所にしたいですね。

夏の暑さから逃れ、自然の中で静かに過ごしたい方は、ぜひ一度訪れてみてください。

ヒロさん

旅と日常の小さな感動を綴るフリーライター。 一人旅・ローカルグルメ・自然風景が好きです。 読者の「行ってみたい!」につながる文章を心がけています。