荷台からそのまま引き出せる!テールゲート下にテーブルを簡単にDIY【軽バン秘密基地計画#05】
テールゲート下のテーブル
テールゲートを開けて引き出しみたいにテーブルが出てくるキャンピングカーがある。あれは合理的で設置も簡単そうで良いなあと思っていたのだけど、自作するとなるとスライド機構とかは少し面倒くさそう。
何か良い方法はないかと思っていたら、何故か余っているスノコが立てかけられている(そこに置いたのは自分自身だけど、何故そこにあるのか不明。)のが目に入った。
スノコを使ってテーブルを作る脚のキットなんてのもホームセンターで見たことがあるが、そのスノコが直感的にバモスの寝台と反対側の荷室にぴったりなサイズじゃないかと閃いてしまった。
案の定予想的中! もう定規なんか要らない境地に達してしまったのではないかと思うほど長さも幅もピッタリだった。こうして見るとテーブル板を積んでいると言うより、荷物を置くために何か理由があってピッタリなサイズのスノコをわざわざ用意して敷いているようにさえ見えてくる。
しかし厳密に言うと、車の中ってのは直線で構成されていそうなところが意外と微妙な曲線を描いていたりして、途中まではまさにピッタリだけど、奥の方は壁が微妙な曲線を描いて幅が細くなっているため、ちょっと無理矢理突っ込むような感じになってしまう。
これではスムースに出し入れができなさそうで具合が良くない。そこで早速スノコを上の画像のように部分的に切り欠いてしまった。スライド機構はないけど、これでスノコテーブル板の出し入れは問題なし。白状すると写真を撮ってなかったから本当はこの前の画像も切り欠き加工した後のだけど。
脚はどうかと言えば、片側は車の荷台に載せておくことになる。反対側は2本脚を出すことも考えたけど、地面が真っ平らなんてことはないから、脚を2本出すとかえってガタつくのではと考え、1本だけにすることにした。
これまたなんという偶然か、カットしなくても荷台の高さとちょうどピッタリな長さの2×4が手元にあったから、それをそのまま脚にすることにした。そして2×4の幅だけでは少し狭くて安定が悪そうなので、2×4のレッグに小さなフットを付けるような感じで、手頃な長さの角材をT字型にビス留めする。
この角材もたまたま適当な長さのものがあったから、カットせずに済んでしまった。端材とか余った部品とかは、保管しておいてもいつまでも使わないこともあるけど、案外こうして日の目を見ることもあるから、置き場があるならやはり無闇に捨ててしまわない方が良いようだ。断捨離だけが偉いわけではない。
そしてスノコテーブル板にヒンジでこの脚を付ける。このヒンジも当然このために買ってきたものではなく、金物類の入った箱から発掘された物。
裏返して片側を荷台に載せればこの通り。
試しにクッキングギアなどを広げてみたが、なかなかに良い感じだ。実用性があれば十分だけど、何となくそれっぽい雰囲気が出る。
脚をたたんで荷室に収納して荷物を積むとこんな感じ。車体側には何も加工はしていないし、何か大袈裟なことをした感じがしなくて良い。
スノコを見つけてから完成まで1時間もかかっていなくて、出費は0円。でも、これだけでも普通のバモスがまた何か少しキャンピングカーっぽくなったように感じられた今日の工作だった。