DIY
大人2人でも快適!DIYでベッド兼ダイネットを製作|車中泊がもっと快適になるベッドの作り方
キャンピングカーDIYの中でも、車中泊の快適を大きく左右するのが「ベッド」です。
私は日産キャラバンをDIYでキャンピングカー仕様に製作しましたが、ベッド作りでは「寝心地」と「車内スペースの有効活用」の両方を重視しました。
ただ寝るだけのベッドではなく、大人2人がゆったり就寝できる広さを確保しながら、食事やパソコン作業ができるダイネット(食事や作業ができるスペース)へ簡単に切り替えられる構造にしています。
今回は、実際に製作したベッドの構造や工夫したポイント、製作中に苦労した点、そして実際に使って感じたことをご紹介します。
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ベッド製作でこだわったポイント

キャンピングカーは、限られたスペースをいかに有効活用するかが重要です。
ベッドを常設すると就寝時は快適ですが、その分、日中にくつろいだり食事をしたりする場所が狭くなってしまいます。
そこで私は、次の2つを目標にベッドを設計しました。
・大人2人が快適に寝られること
・ベッドとダイネットの2形態に切り替えられること
完成したベッドサイズは約187cm×150cm。
一般的なダブルベッド以上の広さがあり、大人2人でもゆったりと就寝できます。
また、ベッド下の高さは約40cm確保しているため、収納スペースとしても十分活用できます。
使用した材料
ベッド製作で使用した主な材料はこちらです。
・角材(ベッドフレーム)
・アルミフレーム
・12mm合板(天板)
・9mm合板
・厚さ10cmのマットレス
・難燃合皮
ベッド製作費
・角材:1,000円
・アルミフレーム:18,304円
・合板:約13,824円
・マットレス:7,000円
・難燃合皮:16,998円
・その他:約10,000円
ベッド製作費総額:約67,126円
G-Fun(アルミフレーム)について

今回、ベッドフレームには木材とアルミフレームの2種類を使用しました。
アルミフレームを採用した理由は、「軽さ」と「強度」を両立できるためです。
今回製作したベッドは、縦に並んだ3つのブロックで構成されています。
真ん中のブロックを持ち上げて片方のブロックに載せることで、ベッドからダイネットへ簡単に切り替えられる構造です。
そのため木材だけでフレームを組むと重量が増え、使い勝手が悪くなると考えました。
そこで採用したのが、「G-Fun」のアルミフレームシリーズです。
G-Funは、加工のしやすさ、パーツの多さ、自由度の高いDIYができるのが魅力です。
価格も比較的手頃なため、初めてアルミフレームを使う方でも取り入れやすい製品だと感じました。
実際にG-Funアルミフレームを使うことで、ベッドからダイネットへの切り替えもスムーズです。
ベッド製作の手順
ベッドフレームを製作

まずは、角材を使ってベッドの土台となるフレームを製作しました。
ベッドは大人2人の体重を支えるため、十分な強度が必要です。
そのため、角材同士をしっかりと固定し、荷重がかかってもたわまないよう、慎重に組み立てました。

一方、アルミフレームは必要な長さにカットし、専用のジョイントパーツで組み立てるだけなので、木材よりも加工がしやすく、比較的スムーズに作業を進めることができました。
水平を出しながら組み立てる

ベッド製作で最も苦労したのが、左右の高さを合わせる作業でした。
車内の床は一見平らに見えても、実際には多少の凹凸があります。
そのため、少しでも高さがずれてしまうと、寝たときに違和感があったり、ベッドがガタついたりする原因になります。
そこで、組み立てと調整を何度も繰り返しながら、水平器で確認しつつ少しずつ高さを合わせていきました。
完成すると見えなくなる部分ですが、この作業がベッドの寝心地や安定感を大きく左右します。
ベッドを3分割構造にする

今回のベッドは、幅150cmのベッドを70cm・40cm・40cmの3つのブロックに分割して製作しました。
この3分割構造にした理由は、大きく3つあります。
1つ目は、ベッドとダイネットを簡単に切り替えられるようにするためです。

上の設計図のとおり、中央の40cm幅のブロックを持ち上げて片側へ移動させるだけで、ダイネットへ簡単に切り替えられます。
2つ目は、車内の通路を確保するためです。
車中泊では、荷物を取り出したり、車内を移動したりする場面があります。
特に私はバンライフ中にさまざまなアウトドアを楽しむため、荷物の出し入れがしやすい通路は欠かせません。
そのため、必要に応じて通路を確保できる構造にしました。
3つ目は、使い勝手と寝心地を両立するためです。
3分割構造なら、ダイネットへの切り替えや通路の確保を実現しながら、大人2人がゆったり眠れる広さも確保できます。
「寝る・くつろぐ・車内を移動する」の3つをバランスよく実現するために、この3分割構造を採用しました。
ダイネットへ変形できる構造

このベッド最大の特徴は、ダイネットへ変形できることです。
通常は3つのブロックを並べ、大人2人がゆったりと眠れるベッドとして使用します。
一方、食事やパソコン作業をしたいときは、中央の40cm幅のブロックを取り外し、反対側の40cm幅ブロックの上へ載せて固定するだけ。
固定にはボルトを採用しているため、使用中にぐらつくことはなく、安定したカウンターとして利用できます。
完成後のカウンターの高さは約80cmで、食事はもちろん、パソコン作業も快適に行える高さです。
キャンピングカーは限られたスペースの中で生活するため、1つの設備に2つの役割をこなせるよう工夫したことで、より快適な車内空間を実現できました。
天板・マットレスを設置する
フレームが完成したら、仕上げとして天板とマットレスを取り付けます。
まず、12mm合板を天板兼収納スペースのフタとして設置しました。
その上に9mm合板と厚さ10cmのマットレスを重ね、最後に難燃合皮で仕上げています。
難燃合皮を採用したことで、見た目に高級感が生まれただけでなく、車内全体に統一感が出ました。
また、マットレスがズレにくく、ベッドメイクもスムーズに行えるようになっています。
実際に使って感じたこと

完成後、実際に車中泊で使用してみると、大人2人でも窮屈さを感じることなく、快適に眠ることができました。
厚さ10cmのマットレスのおかげで寝心地も良く、自宅のベッドに近い感覚で休めています。
また、このベッドはダイネットへ簡単に切り替えられるため、雨の日や長時間車内で過ごすときも快適です。
食事をするだけでなく、パソコン作業や動画編集なども行えるため、車内で過ごす時間の質が大きく向上しました。
さらに、ベッド下には十分な収納スペースを確保しているため、大きな荷物もすっきり収納できます。
荷物を床に置く必要がなくなり、車内を広く使えるようになったのも大きなメリットでした。
これからDIYする人へのアドバイス
ベッドは、キャンピングカーDIYの中でも毎日使う設備だからこそ、見た目だけでなく使い勝手まで考えて設計することが大切です。
特に、ベッドの高さやサイズ、収納スペースは完成後に変更するのが難しいため、実際に車内で過ごす様子をイメージしながら設計することをおすすめします。
また、ダイネットなど複数の用途を持たせることで、限られた車内空間をより有効に活用できます。
私の場合は、製作に約1週間かかりましたが、その分、自分たちの理想通りのベッドを作ることができました。
これからキャンピングカーDIYに挑戦する方は、ぜひ「寝るだけのベッド」ではなく、車内生活をより快適にするベッド作りを目指してみてください。