車中泊で登山を100%楽しむ方法や注意点

車中泊と登山は相性抜群!やって分かったどちらも100%楽しむ方法と注意点




実際に登山×車中泊をしたときのスケジュール


キャンピングカー

ここからは実際に車中泊と登山を行ったときのスケジュールを紹介していきます。

ちなみに今回車中泊をした場所は上高地のさわんど駐車場です。

24時間入出庫可能で1日700円で駐車が可能な駐車場となります。付近には食事処や温泉もあるので到着後の食事の心配もありません。

そんなさわんど駐車場での登山前日、登山出発、下山後の動きを解説していきますね。

これから車中泊と登山を一緒に楽しむ予定のある方はぜひ参考にしていただければ幸いです。

登山前日~


温泉

登山前日の流れはざっくりと以下のようになります。

16時ごろ:駐車場に到着
17時:登山の荷物整理
18時:お風呂・食事
20時:気温・天気の確認
21時:就寝


ここでポイントになるのは到着してすぐに登山用の荷物の整理をすることです。

あとで詳しく解説していますが、荷物の整理はなるべく明るいうちに済ませておくといいでしょう。

その後駐車場付近の施設でお風呂と食事を済ませました。

お風呂に入ることで車中泊でもぐっすり眠れるので基本的に日帰り入浴はかかせません。

食事も軽く済ませて、車内で明日の天気の確認をします。

天候によって服装や工程を変更することもあるので必ず天気予報や予想気温は確認するようにしましょうね。

出発は6時ごろを予定することも多いので登山前は早めに就寝

睡眠が浅くなるのでなるべくアルコールなどは摂取しないように気を付けています。

登山出発~


風景

登山当日のスケジュールはおおよそ以下のようになります。

5時:起床・朝食
6時:準備運動
6時半:出発


いよいよ出発日の朝です。

軽く朝食を済ませてエネルギーチャージをしていきます。

登山前には必ず準備運動やストレッチをして身体をほぐしておくように気を付けています。

出発前には車の中の整理整頓をして、外から狙われそうなものが見えないように隠しておくことも忘れないようにしましょう。

1日中車を駐車場に放置するので狙われやすいことも確かです。

駐車場によっては管理人が在中しておりますが、それでも防犯対策はしておいて損はないです。

車内の目隠しや、施錠をしっかりと確認していよいよ登山に出発です。

下山後の動き


登山

登山を満喫し、下山後のスケジュールになります。

わたしは下山したらまずさっぱりと汗を流したいので日帰り入浴を利用することが多いです。

暑い時期なんかは汗をかいたまま運転すると不快感があるのでおすすめですよ。

・16時頃下山
・お風呂でさっぱり


さっぱりした後は車に戻り、車上荒らしや不審なことがないのを確認。

駐車場の清算を済ませれば車中泊と登山の旅は終わりです。

最後に車中泊と登山を一緒に楽しむうえでの注意点を解説しているのでぜひ参考にしてください。

登山×車中泊をする際の注意点


沢渡ナショナルパークゲート

登山と車中泊の組み合わせはアウトドアの幅を広げられるのでとてもおすすめです。

とはいえ、気を付けておくべきポイントもいくつかあるので紹介していきます。

車中泊と登山を安全に、失敗なく楽しむためにはチェックしておきたい項目なので見ておいてくださいね。

・登山用の荷物の準備は早めにしておく
・天候や気温の確認
・駐車場の営業時間や料金の確認
・駐車場付近の施設の確認



登山用の荷物の準備は早めにしておく


準備

登山の準備はなるべく早くに済ませておくことが大切です。

停車している場所にもよりますが、山奥の場合、暗くなる時間も早いです。

暗くなってから準備をすると見落としがあったり、忘れ物のリスクが高まったりするのでおすすめできません。

また、登山の出発は朝早く、暗いうちから出発することも考えられます。

早朝に慌てることがないように登山用の準備はなるべく早く完了しておくことが大切です。

天候や気温の確認


山の上は想像以上に寒かったり暑くなったりすることも考えられます。

「このくらいの気温なら軽装で大丈夫」と油断していると頂上付近で寒さに見舞われることもあります。

特に風が吹くと標高によっては寒いことも考えられます。

気温に合わせて防寒具を用意しておくなどの対策をしておきましょう。

また、汗冷えにも特に注意しなければいけません。なるべく、汗が乾きやすい素材の服装を心がけたり、替えの服装も準備していくなど工夫が必要になります。

駐車場の営業時間や料金の確認


お知らせ

車中泊をする駐車場の営業時間や料金も必ずチェックしておきたいポイントの一つです。

駐車場によっては24時間入出庫ができない駐車場もあります。

下山して車を出庫させようとしてもゲートが閉まっているなどのトラブルを避けるために確認しておきましょう。

また、駐車場の料金も確認しておくと安心ですね。

前日から車中泊をするのであれば、料金が日をまたいで2日分かかることも考えられます。

時間制限だけでなく、日をまたぐときの料金設定も確認しておきましょう。

場合によっては山の中で1泊、2泊することも考えられますよね。

そういったときは駐車場料金がいくらになるのか、事前清算なのかどうかもチェックしておきたいポイントになります。

駐車場付近の施設の確認


風景

登山前日に駐車場に着いたはいいが、周りになにもなく食事や入浴で困った。

という話はよく聞きます。

事前に車中泊をする駐車場付近の施設や営業時間も見ておくといいでしょう。

車中泊スポットの周辺にお食事処や日帰り入浴がある場所なら下山後の入浴も可能ですし、食事場所にこまることもありません。

登山で疲れた身体を癒すにはおいしい食事とほっとできる入浴施設をチェックしておきましょうね。

車中泊×登山でアウトドアの幅はより広がること間違いなし!


風景

車中泊と登山を100%楽しむコツを紹介してきました。

年間10回以上上記で紹介した方法で車中泊と登山を楽しんでいるので参考にしていただけるポイントがあれば幸いです。

登山は非日常の景色を楽しめる究極のアウトドアとも言えます。とはいえ、睡眠不足や準備不足が原因で思ったように楽しめないこともあります。

そこで車中泊でしっかりと睡眠をとってベストなコンディションで登山を楽しめるようにしていきましょう。