夏の車中泊 虫対策 虫除け

車中泊の夏対策!実践した効果的な虫除けアイテムとコツ【車中泊400泊の経験者】




車中泊で注意したい虫たち!


夏の車中泊 虫対策 虫除け


私が一番嫌いな虫。

人体への被害はかゆみだけですが、寝る時に殺し損ねると耳元で聞こえる「ぷ〜ん」という羽音が気になって眠れません。

特に夜中に起こされると気分は最悪です。

ブヨ(地域でブユやブトなど呼び名が変わります)


刺されたら一番厄介な虫がブヨです。

もし人生で初めて噛まれてしまったら、皮膚の腫れとかゆみにしばらく悩まされると思います。

私は噛まれすぎて耐性がついているのと、対処法を学んだこともあり比較的軽度で済みますが、症状がひどい時は病院に行きましょう。

クモ


車のサイドミラーやルーフボックスを支えるキャリア周辺で巣を作ります。

刺されはしませんが、クモの巣を触ってしまうとイラッとしますね。

顔付近にフワッとクモの巣がかかった時は、テンションが下がりました。

赤いダニ(タカラダニ)


噛んだり刺したりなど、人体へのリスクはあまりありませんが、気持ちのいいものではありません。

しかも潰すと赤い体液が残るので対処に困りました。

山間のキャンプ場などではアブやスズメバチに注意することもありましたが、だいたい上記4種の虫に気をつけていました。

虫を車内に入れないための必須グッズとテクニック


夏の車中泊 虫対策 虫除け

夏に虫がいるのは仕方ありません。

車中泊の時はどうしても外での生活になるので、虫をどうやって車内に入れないかを考えた方が賢明です。

ウィンドーバグネット(網戸)


通常車には網戸がありませんが、車種別の網戸を製作している会社があります。

私は自分の車の窓に合ったサイズの網戸と、サイドスライドドアとバックドアを開けた時に入り口を覆える、マグネット式のバグネット(網戸)を購入しました。

アイズ社 車種別のウインドーバグネット(網戸)


蚊取り線香と蚊がいなくなるスプレー


蚊取り線香はマグネット式のバグネットと併用することが多く、サイドステップの下で使用していました。

蚊がいなくなるスプレーは毎日車内天井付近にワンプッシュ

使い始めてから蚊が車内に入る頻度が少なくなったように思います。




スキンガード


蚊が車の中に入り込んだ時や、虫が多い場所で車中泊する時に使います。

特に水がキレイな場所で、ブヨやアブを発見したら必ず使いましょう。


ハッカスプレー(ミントスプレー)


ハッカ油と水を合わせてハッカスプレーを作り、車に装着したバグネットや車内に振り撒きます。

ハッカの成分は虫が嫌がるので虫除けに使用。

またスキンガードが少しベタつくので、寝る時はハッカスプレーを使っていました。



蚊がいなくなるスプレーとハッカスプレーを使うようになってから、車内に入ってくる虫が少なくなったような気がします。

このスプレーに効果があったのか分かりませんが、ある時から赤ダニ(タカラダニ)は見かけなくなりました

また2度目の夏旅の時に、クモの巣ジェットをクモが巣を張りそうな場所に撒いたのですが、外ということもあり効果は限定的でした。


夏の車中泊スポット選びと虫対策のコツ


夏の車中泊 虫対策 虫除け

車中泊スポットに到着するのはだいたい夕方か夜です。

蚊は、夏の日差しが強い日中にはあまり見かけませんが、夕方涼しくなる頃から活動し始めます

確かに生け垣や木陰のある端っこは車中泊場所として魅力的ですが、やはり虫は木々の周辺に多くいますし、蛾などの羽がある虫は光に集まりやすい習性があります。

夏に限っては真ん中寄り、街灯から離れている場所に停めるのがおすすめです。

春秋の車中泊スポットとしては駐車場の真ん中は50点ですが、夏の虫対策としてはよい場所だと思います。

また車の出入りは素早く!が基本。

虫は熱にも反応するので、特に車中泊場所に到着した直後は要注意です。

虫に刺されたときの実体験!私が実践する方法とおすすめグッズ


夏の車中泊 虫対策 虫除け

人それぞれ虫に刺された時の対処法があると思いますが、ここでは私が実際に行っている対処法を紹介します。

医学的根拠やエビデンスがあるわけではないので、「こういうやり方もあるのか!」程度で参考にしてください。


蚊は誰でも刺されたことがあると思います。

もし蚊に刺されてしまってかゆみで眠れない時は、刺された場所に子供用ムヒパッチを貼ってみてください。

とりあえずかゆみから解放されて朝まで眠れます。


ブヨ(ブユ・ブト)


初めてブヨに噛まれたら病院へ行くことをおすすめします。

最初は腫れもかゆみもひどいです。

しかも噛まれた痛みを感じないので、初めて噛まれた人はだいたい悪化してから気付きます。

過去に噛まれたことがある人は、まずポイズンリムーバーを使って毒素を出しましょう。

もし持っていなかったら、爪で患部を挟むようにして毒を絞り出しても大丈夫です。

その後43℃以上の熱めのお湯で洗い流すと毒素が緩和します。

最後にステロイド入りの塗り薬で様子を見ましょう。

かゆみに耐えられない時は熱さまシートを貼ると楽になります。







他にも蜂やムカデ、それに毛虫に刺される可能性も否定できません。

蚊以外の虫に刺された場合はなるべく自己判断をせず、医師に診てもらうことをおすすめします。

まとめ


夏の車中泊はどうしても虫との戦いになります。

私は蚊に対して過敏に反応してしまうのでかなりイライラしました。

車内で蚊を見つけて両手でパチンとした時に、手のひらに血が残り「あ〜やられた!」となったことが幾度もあります。

また、一番神経を使ったのがブヨ対策。

いくら耐性がついて対処法を覚えたからといっても、蚊に刺された時の数倍はかゆいので厄介です。

本日紹介させていただいたグッズや薬を使用するとかなり予防できます。

一度試してみてください。