【車中泊350泊のベテランが教える】梅雨でも車中泊を楽しむ雨対策とおすすめグッズ
目次
【車中泊350泊の経験から学ぶ】行き先の候補を考えて天気に対応しよう
この時期、私の行き先候補は一択で梅雨がない北海道に向かいます。
毎日天気予報と睨めっこして雨を避けながらの車旅は嫌ですからね。
北海道は夏場に長期滞在していても飽きません。
広大な大地にグルメと観光スポット、実際に昨年私は2カ月以上滞在しました。
梅雨を避けたいなら、この時期に北海道へ行くことをおすすめします。
では北海道まで行けない人はどうすればいいか。
車中泊する行き先の候補をいくつか挙げておきましょう。
そして出かける1~2日前に天気予報でそれぞれの行先候補地の雨量を調べてみてください。
晴やくもり予報の候補地があればもちろんそこに決定。
1〜2mm程度の予報であればインドアで楽しめる施設や観光スポットを数カ所巡れる候補地がいいと思います。
3mmを超えて風も強かったりすると、駐車場で車から降りて施設まで歩く距離ですら移動が億劫(おっくう)になるので1カ所のインドア施設で長く遊べるような場所を探すべきです。
すべての候補地の予想雨量が5mmを超えるようでしたらそれらの場所はあきらめて、雨量が少ない予報の別の行き先を探しましょう。
【車中泊350泊の経験から学ぶ】雨の日に訪れたい屋内施設
雨の日、私のファーストチョイスは図書館。
意外に思われるかもしれませんが、最近の図書館は建物と中の雰囲気が素晴らしい。
写真は一例ですが「那須塩原市図書館 みるる」です。
雰囲気が伝わると思います。
読書も好きだし、こうやって書くことも好き。
それと長旅なのでニュースや流行を知るため、雑誌のまとめ読みをするのにも図書館は便利。
最近の図書館は雑誌のバックナンバーをそろえているところが増えました。
もちろんみなさんがイメージする昔ながらの図書館もまだまだたくさんあります。
他には美術館や博物館なんかもおすすめ。
少しアカデミックですが、デジタルデトックスを含めて訪れると新発見があります。
車中泊旅というとアウトドアと思いがちかもしれませんが、行ったことのない地域の変わった建物の図書館や、美術館、博物館を目的地にするのもたまにはいいものです。
Googleマップで検索すると写真も多く掲載されているので探すのに便利ですよ!
【車中泊350泊の経験から学ぶ】快適な車内を作る湿気対策アイテム
雨の日の車内は湿度が100%近くまで上昇することがあります。
車内での調理や、寝ている間に体から発する汗や呼吸が湿度の上がる要因です。
狭く密閉状態の車の中では仕方のないことですが、少しでも快適になるように試行錯誤を繰り返してきました。
湿度100%が50%にはなりませんが、いくつか快適度が上がったアイテムを紹介。
一つ目は組み合わせて使ってほしいのですが、小型の扇風機と車の窓に着脱可能なウインドーネット。
やはり湿気が溜まってくると、いわゆるジトッとした感じが不快です。
湿度を下げる効果というよりは、外気と溜まった湿気を循環させて、ジトッとした不快感を取り除く感じ。
常に車内の空気が動いているので結露も防げます。
また、薬局などで売っている除湿剤も効果があります。
正直体感的にはなんとも言えないのですが、ベッド下に2つと助手席下に設置したところ見事に水が溜まっていました。
複数の対処法を同時に行えば、梅雨の車内はかなり快適になります。
【車中泊350泊の経験から学ぶ】車中泊におすすめの雨対策グッズ
梅雨の時期は長雨になることがよくあります。
車中泊者にとって長雨は苦痛でしかありません。
雨の日に車外に出るときはもちろん困りますが、車内にいるときも地味にイライラすることがいろいろあります。
そんな雨の日の車内でのストレスを少しでも軽減できるグッズを紹介します。
なんで?と言われそうですが、実は雨の日は意外に雨音がうるさく、私は2mm以上の雨だと夜中に目が覚めてしまいます。
雨音が気になる夜には必須のアイテムです。
雨の日に外から戻ると気になるのが濡れた靴。
ラグマットは靴に付いた雨の雫とちょっとした汚れを落とすのに便利です。
最初はインテリア目的で購入しましたが、今では雨の日の必需品。
車のサイズに合ったものを選び、時々洗うことをおすすめします。
・防水アンブレラケース
普段でも雨の日に外から車に戻ると濡れた傘の扱いに困りますよね。
助手席や後部座席に放り投げたり、雨に濡れながら外で雫を払ったり。
このアンブレラケースは中が防水になっているので安心。
外で少し雫を払い、傘を収納するだけで車内を濡らさずに済みます。
この折り畳み傘は小さくて重さも145gしかないのでストレスがありません。
幾度か急な雨で助かりました。
今回紹介したグッズは比較的安価なものが多いのでぜひ検討してみてください。
この4点だけでけっこう雨の日のストレス軽減になります。
【車中泊350泊の経験から学ぶ】絶対注意!大雨警報の時はすぐ逃げて!
昨年(2023年)の6月のこと。
高知県南部に滞在していて、河原にある無料キャンプ場でコーヒーを飲んでいました。
コインシャワーがあってトイレもキレイだったのでキャンプをしようかどうしようか悩んでいました。
その時は行きたい場所もあったので次の目的地へ。
翌々日、九州から四国一帯に大雨警報が発令され、予報を見ると連日雨が10mm以上、風速も7m以上に。
悩んだ末、四国を後にして比較的雨の弱い予報の鳥取県へ移動。
後日ニュースを確認すると私がいたキャンプ場は川の水位が上がり見えなくなるほどになっていました。
もちろん大雨予報の時はサイト管理者から退避令が出ると思いますが、判断を誤ると危ないと思います。
暴風雨の時、車中泊は危険です。
いろいろと予定を組んでいるとは思いますが、すぐに安全な場所へ退避することを強くおすすめします。
まとめ
今年の梅雨は雨が多いのでしょうか。
車中泊旅するには梅雨から夏が一番しんどい季節です。
少しでも快適に過ごせるとうれしいですね。
それと近年はゲリラ豪雨や局地的に大雨が降り続くなど、おかしな天候が増えました。
危険な雨もあります。
安全を第一に考えて行動したいと思います。