車中泊トラブルにならないために注意していること!300泊経験者が紹介
目次
車中泊ではあらかじめトラブルを避ける行動を!
約1年半の間、車中泊で300泊もしているとトラブルに巻き込まれそうになったり、トラブルを見たりすることがときどきあります。
中にはトラブルの範囲を飛び越えて事故や事件に遭遇することも。
せっかくの車中泊旅、だれしもが気持ちよく続けたいはず。
しかもトラブルが発生する時はだいたいが些細なことが原因。
ちょっとしたことに気を回すだけでトラブル回避に繋がります。
トラブルを未然に防ぐという点では有効なものが多いと思うので、是非参考にしてみてください。
道の駅やRVパークなどの禁止事項と注意事項は要チェック!
車中泊旅をしているとメインとなる休憩地が道の駅、公園の駐車場、RVパーク、キャンプ場ではないでしょうか。
登山口駐車場や漁港周辺の駐車場、コインパーキングを利用する人もいると思います。
これらの場所には必ずと言っていいほど注意事項や禁止事項の看板が設置してあるので必ず確認しましょう。
注意事項や禁止事項を知らないで滞在していると、悪気はなくてもルール違反をしていてクレームが来る可能性があります。
特に禁止事項に関しては、守らないと罰金という手痛い出費を伴うケースも出てきます。
注意・禁止事項を守ればクレームや罰金になる確率は格段に下がるはずです。
車中泊する予定だったり、仮眠で利用したりする時、長時間駐車を行う際は必ず確認しましょう。
若者の溜まり場での車中泊は要注意!
最初に言っておきますが、若者が道の駅の駐車場で夜な夜なたむろすることに反対ではありません。
筆者の若い頃、コンビニや商業施設の駐車場で明け方まで友人とくっちゃべってたことを考えれば、人が少ない夜の道の駅の方が逆に迷惑をかけないかもしれませんから。
ただ、車中泊するみなさんは注意というか、そこは若者に場所を譲って他を探しに出た方が、車中泊の快適度が上がり、トラブルにもなりにくいと思います。
以前、車中泊旅を始めた頃に山形県の道の駅に到着すると、若者がバイクでやってきて夜中まで騒いでいました。
最初はあまり気にしてはいなかったのですが流石に寝られなくて、布団の中でモヤモヤしていたのを覚えています。
幸い何もなかったのですが、下手に注意していたら絡まれていたかもしれません。
それと栃木の道の駅では夜9時頃にスケーターが集まってきてスケートボード大会。
駐車した場所から距離があって音や話し声は気になりませんでしたが、翌朝ゴミだらけでびっくり。
車中泊者の自分が疑われそうで、そそくさと道の駅を去りました。
ちょっとでもヤバイかなと感じた時はその場から去るのが一番です。
ケースバイケースですが、まず到着した車中泊スポットで気をつけた方がよいことを3つお伝えします。
①車中泊場所に到着時、どこからともなくバイクや車の爆音がしたら要注意。
場合によってはそこが溜まり場になっている可能性があります。
②大きめの駐車場でサークル状のタイヤ痕を見つけたら避けましょう。
夜な夜なドリフト族が集まります。
③車中泊場所に到着した時点ですでに溜まり場になっていたら、次の車中泊スポットを探す。
何も起きなければよいが起きてからでは遅い。
今時普通の車中泊者に絡んでくる人はいないと思いますが、世の中何が起きるか分かりません。
トラブルの匂いがしたら、そこは避けた方がお互い楽しく夜を過ごせると思います。
車中泊場所ではトナラーに気をつけよう!
上の写真は第五駐車場まであって、駐車可能台数500台以上あるマンモス道の駅です。
見ての通り、ほかにも駐車スペースはたくさんあるのに、この方はわざわざ隣にやってきました。
トナラーという単語を知ったのはつい最近のことです。
知っているかもしれませんが、「トナラー」とは駐車場で周囲がガラ空きなのにわざわざ隣に駐車する人。
嫌がらせなのか、なんなのか。
その心理は未だに理解できません。
一見私が後から来たように見えますが、なんで1番端に止めなかったのかというと、ガードレール近くで嫌な匂いがしたので隣にずらして端から2番目に止めました。
端っこが空いているからラッキーと思って駐車したのか分かりませんが、行動もなんとなく怪しくて、改めて遠く離れた場所に駐車して様子を見ることに。
その日は何も起きずに朝を迎えたのですが、観光して戻ってくるとまだ同じ場所にいました。
車中泊旅をしているのではなく車上生活者で、あの場所を常宿(常駐車場所)にしていたのかもしれません。
車中泊旅をしていると言い方が悪いかもしれませんが、得体の知れない人をたまに見かけます。
筆者は100%違う場所に移動して安心・安全を確保しています。
筆者がそう見られている可能性ももちろん否定できませんが・・・。
それとニュースでキャブコンの火災映像を見たことがあります。
もしも隣で起きていたらと思うと怖いですよね。
施設近くで人が多い場所の方が安心って考えもあると思いますが、お隣さんはしっかり観察しておいた方がよいと思います。
車中泊場所での地域イベントには気をつけよう!
昨年(2023年)の秋に長崎県を巡っていました。
とある道の駅に到着したのですが、街道沿いに面しており、車中泊夫婦が連れている犬の吠え方が尋常じゃなかったので移動することに。
車で5分ほど進んだところにサッカー場を併設している公園の駐車場を見つけ、そこで寝ることにしました。
特に車中泊禁止の看板もなく、静かでよいスポットを見つけたなと思って、朝を迎えると人の声がします。
耳を立てて聞いているとどうやら筆者の車のことについて話しているようで、内容は「この車はどこから来たんだ」「どうする」という言葉を聞いて、まずいなと感じて車の外に出ました。
話を聞いてみるとここのサッカー場で少年サッカーの大会があるらしく、グランドと一緒に駐車場も借りているとのこと。
さすがにそれは知らなかったので、知らなくてごめんなさいと頭を下げ、道の駅に向けて車を発進させました。
知らなかったとはいえ大きなトラブルにならなくてよかったです。
以前、北海道の道の駅でイベントを行うためにスタッフが仮設テントを組もうとしていたところ、運転手不在のキャブコンが駐車してあって困惑していたのを思い出しました。
毎回イベント情報を調べるのは面倒ですが、普段利用しないような施設やスポーツ施設が入っているような公園で車中泊する場合はネットで情報を得た方がよいかもしれません。
それと道の駅やスーパーなどの店舗前はテントを張ってイベントや即売会が行われることが多々あるので、前夜に到着するなら離れた場所のほうが安心です。
まとめ
ちょっとしたことに気をつければ大抵のトラブルは回避できると思います。
車中泊旅では、どこに行ってもそこの場所におじゃましてお世話になっているという気持ちも必要かもしれません。
やはり自分の家ではないですし、トイレひとつとっても借りているということですからね。
せっかくの車中泊旅、トラブルなく楽しみましょう。