長距離運転でガソリン代を節約する方法!

【車中泊で300泊して分かった!】長距離運転でガソリン代を節約する方法!



全国のガソリン価格の傾向

みなさんもご存知の通り、ガソリンスタンドによって販売価格は異なります。

筆者が住んでいる富山県は全国平均価格より若干高いようです。

その理由は、石油情報センターによると、沿岸部にある製油所からの距離や、地域のガソリンスタンドの数による競争環境の違いが関係しているようです。

筆者が住む富山県の隣、岐阜県や長野県もガソリン価格が高いのは、海がないことが大きな要因だと推測できます。

またOPECの方針やウクライナ情勢、現在の円安傾向も、ガソリン価格を押し上げているのではないでしょうか。

いずれにしても個人の力ではどうしようもないので、少しでもガソリン代を抑える努力をしましょう。

【ガソリン代節約方法①】安いガソリンスタンドの見つけ方!

ガソリンスタンド 節約

車中泊旅に出ている間は常に安いガソリンスタンドを探しています。

最初の頃は気合いが入っていて、ガソリン価格比較サイト「gogo.gs(ゴーゴージーエス)」から、最安値のガソリンスタンドを探していました。

まめな人にはおすすめですが、私は途中から探すのが億劫になったり、ガソリンスタンドを探すために車を走らせ、たまに道を間違えたり……。

最安値のガソリンスタンドを探しているのに労力とのバランスが悪く、わざわざ最安値のスタンドまで行くガソリン代を考えると、本当に安いのかどうかすら分からなくなりました。

ものの1カ月ほどでネットで探すのはやめて、自力で探すことに。

車を走らせていると、ガソリンスタンドがいくつも出てきます。

いくつかの市町村を過ぎる頃には、なんとなくその地域の相場が分かるようになりました。

特に安いと言われている地域では、その相場感を頼りにガソリンを入れます。

最安値ではないかもしれませんが、高値を掴むことはありません。

逆に高いと言われる県に向かう時は、半分以上ガソリンが入っている状態でも、安い県で入れてから目的の県に向かっています

もし現地に知り合いがいるのであれば、事前に聞いてみるのも一つの手かもしれません。

一例ですが、鳥取の倉吉で知り合いに会いに行った時に聞いてみたら、ピンポイントで最安値のガソリンスタンドを教えてくれました。

やはり地元の人は地元のことをよく知っていますね!

【ガソリン代節約方法②】ガソリン代節約のポイントは、荷物の軽量化!

荷物 ガソリン代節約

2022年の6月に車中泊旅に出発したばかりの頃は荷物がパンパンでした。

今思えばなぜこんなにたくさん積み込んだのかと思いますが、最初は分からないことだらけなので積めるだけ積むのも経験としてありだと思います。

私も、車検や衣替えで幾度か一旦地元に戻る度に荷物の量が減っていきました。

趣味や遊びの道具はなかなか減らせないと思いますが、日用品や衣類は減らせられると思います。

また、これから車中泊グッズを購入しようと考えている方は、価格は少々高くなるかもしれませんが小さくて軽いものを手に入れるようにしましょう

【ガソリン代節約方法③】ガソリン代節約のポイントは、アクセルワーク!

アクセル ガソリン代節約

車中泊旅を始めるまでは、アクセルワークなんて考えたこともありませんでした。

ただ、旅を始めて2カ月くらい経過した頃に、車中泊旅にかかるお金を集計してみると、食事の次にガソリン代がかかっていることが判明。

食事は楽しみが伴いますが、ガソリン代はもったいないような気がして、節約した方がいいなと思いました。

車は「発進」「巡航」「減速」「停止」という4つのパターンをくり返しながら走行していて、一番ガソリンを使うのは発進時だそうです。

しかも全体の4割もの消費量。

まずはゆっくりとジェントルに発進することを心がけました。

また、アクセルを踏んでいる時がガソリンを最も使用しているので、目の前に赤信号が見えているのに無駄にアクセルを踏むのをやめました。

もちろん下り坂の時もなるべくアクセルフリーにして節約するように。

エコドライブを心がけていると、自然と急発進や急ブレーキはしなくなり、数値的根拠は示せませんがガソリンを入れる間隔が空いたように思います。

ガソリン代節約と同時に、安全運転のスキルを手に入れたことも収穫かもしれません。

【ガソリン代節約方法④】ガソリン代節約のポイントは、ルート検索!

マップ ガソリン代節約

前述したように、車は「発進」「巡航」「減速」「停止」という4つの走行パターンがあります。

ということは、発進と停止を頻繁にくり返す街中での運転は、燃費が悪くなるということ。

ルート検索時は郊外の道路を探す方がおすすめです。

もちろん都市部の観光を楽しみにしていたり、街中グルメが目的だったりする場合は仕方ありませんが、その場合でも朝夕の通勤・帰宅ラッシュは避けましょう。

渋滞時はスムーズに車が流れているときの3倍くらいのストップ&ゴーをくり返しているのではないでしょうか。

一度発進したら、一定の速度である程度の距離を進むことが燃費の向上につながります。

同じ目的地でもルートが違うだけでガソリンの使用量に差が出るなら、省エネの方がいいですよね。

【ガソリン代節約方法⑤】ガソリン代節約のポイントは、会員カードとクレジットカード!

カード ガソリン代節約

ガソリン代は、普段使っているクレジットカードやオンライン決済で支払いましょう。

無理に新しくカードを作成したり、ガソリンスタンド発行のカードを作ったりしなくても大丈夫。

普段使っているカードを使用すれば、何かしらのポイントや特典が付帯しているはずです。

筆者は地元で「宇佐美」のガソリンスタンドを利用しているので、ANAカード(VISA)に連携させて、メインカードとして利用中。

各地にある「宇佐美」で利用した場合1円〜2円/リットルほど割引になります。

そしてなにより、ANAマイルが手に入ります!

今までの車中泊旅で50万円ほどガソリンに費やしたので、マイル還元率1.0%で計算すると5,000マイルほど。

ガソリンを同カードで入れているだけで、ANA富山~東京片道分になりました。

現金払いだからこそ安いスタンドもありますが、筆者は現在の決済方法に満足です。

まとめ

現在、愛知県を旅していますが、北東部の岡崎市桑原町や北設楽郡設楽町は180円/リットル前後。

南に下り新城市で最安166円/リットル。

そして今いる海沿いの田原市で171円/リットルくらいです。

同じ県内の東部エリアでも、これだけ値段が違う場合があります。

これは極端な例でしたが、1リットル当たり1円2円の違いはどこの地域でもあるでしょう。

チリも積もればという言葉があるように、給油回数を重ねれば節約額も大きくなります。

燃費の向上は小さなアクションの積み重ねです。

節約にもなるし地球にもやさしいので、常にエコドライブを心がけたいものです。