バンコンから大型キャンピングカーに買い替えてわかった事

【5人家族】バンコンから大型キャンピングカーに買い替えてわかったそれぞれの良い点・不満な点



ZILを使用して感じた良い点について

ここからは大型のキャブコン・ZILを実際に使ってみてどうだったか。

良いと思った点とちょっと不満な点について紹介したいと思います。

まずは良い点から。

ダイネット(リビング)

キャンピングカーのリビングスペースとなる部分は、テーブルを中心にソファーがコの字型となって囲むようなレイアウトになっているためとても広く、家族5人で使用していても余裕でくつろげる。

室内空間

生活空間でもあるリビングスペースと料理を作るキッチンスペースが完全に分離されているため、小さな家のような感覚でとても使いやすい。

シートアレンジ

シート

通常の使用ではサイドシートからテーブルまでの距離があるため、サイドシートの背もたれを外してリビングにセットすると、掘りごたつのようにテーブルを5人で囲みながら鍋を食べることができたり、子どもが少し昼寝をするのにも使用できたりする。

就寝スペース

就寝スペース

バンクベットとダイネットをベッド展開した状態だと、かなり就寝スペースが広い

外部収納庫

外部収納

外部収納が2カ所。

特に後部にある外部収納庫はゴミや汚れた物を収納するための大きめの収納庫があり、庫内が汚れても水で洗い流せるため便利。

室内高

キッチンスペース

室内高が高くしっかりと立って歩ける。上の写真はキッチンスペース。

キャブコンなら当たり前かもしれませんが、バンコンを経験している我が家には天井が高いのはとても開放的で、移動する車から移動する家にステップアップした感覚。(大型キャブコンの良い点)

トイレ

トイレ

マルチルームにトイレがあり、いつでもすぐにトイレを使用することができる

特に女性や子どもがいる場合にはありがたい設備だと思います。

今では道の駅やサービスエリアのようなトイレがある施設でも、私と子どもは車内のトイレを使用するようになってしまいました。

ZILを使用している中で感じた不満な点・気になるところ

リビングスペースはゆったり。

天井も高くて、トイレも独立していて……とかなり満足度が高いZIL。

ですが、約10カ月使ってみると、ここはもう少しと思う箇所もあります。

収納

ZILには常設ベッドが無いためベッド下収納が無く、収納スペースが少ない。

特に長物やなどを入れるスペースが少ない。

これはリアエントランス特有のデメリット。

ベッド展開

常設ベッドがないため、就寝時にシートを移動してベッドにするベッド展開が必要(5人家族のため)。

ただ、バンコンに乗っていたときのベッド展開を思うとZILのベッド展開は楽。

洗車

バンコンは脚立で天井も洗えた。

キャブコンはサイド部分は脚立で洗えるが、天井部分はリアラダー(はしご)で屋根に登っての洗車となりバンコンとは比べものにならないくらい大変。

ロードサービス

JAFのロードサービス対象車種条件は車両重量3,000㎏以下の自動車・バイク。

我が家のZIL(ディーゼル4WDプラスオプション装備)は車両重量が3,320㎏(車検証)で3,000㎏を超えているため対象外となる。

何かトラブルがあった際に不安。

特にいちばんあり得そうなタイヤのトラブルによってタイヤ交換が必要になっても、ダブルタイヤのタイヤ交換は締め付けトルクが365N・mと私には到底無理。

重量制限に関しては保険会社のロードサービスは対応可能と購入時に確認したが、不安なのでもう一度しっかりどの程度の故障やトラブルまで対応可能なのか確認したい。

まとめ

22年4月にZILに乗り換えこれまで使用してきた中で、収納スペースが若干狭いことや、5人家族なので就寝時にダイネット部分をベッドに展開する手間があるなど、多少の不満はあります。

ですが我が家の場合は、室内で家族5人がゆったりとテーブルを囲んで過ごす時間がいちばん重要なので、それができるZILは良い選択だったと感じています。

やはりこれほど広々としたリビングは、バンコンには望めませんからね。

今では子どもたちも、家で過ごしている感覚でprime videoを見たり、YouTubeを見たりしてストレスフリーで自由に過ごしながら車旅を楽しんでいます。