旅をしていると汚れがすごい!キャンピングカーのおすすめの掃除方法とアイテムを紹介
目次
常に移動しているキャンピングカーはホコリが溜まりやすい
キャンピングカーは家と違って常に移動しています。
山や川辺、海辺などのアウトドアスポットへ行くことが多く、閉め切っていても砂埃や土、泥、葉っぱなどが車内に入ってきてしまいます。
「昨日掃除したばっかりなのにもう床が汚れてる・・・」なんてことも。
さらにキャンピングカーの車体は、毎日紫外線や雨風に晒されているので汚れやすく、そのままにしているとボディの劣化にも繋がってしまいます。
日々の掃除と定期的なメンテナンスを行いキャンピングカーのコンディションを維持するようにしましょう。
実際使っているおすすめ掃除アイテム
USB充電式小型掃除機
キャンピングカー生活を始める前までは、「掃除機は電気も使うし、車内は家と違い、面積が狭いからほうきで充分じゃない?」と思っていました。
ですが充電式小型掃除機を使いはじめてからは考え方がガラッと変わり、今では手放せないナンバーワン掃除アイテムに!
充電はUSB充電、小型で持ち運び楽々!
ノズルは交換式なので、キャンピングカーの床だけでなく、隙間ノズルで掃除しにくい窓枠や、ソファ、運転席、助手席など車内の狭い隙間にも入り使い勝手抜群で万能です。
いろんなメーカーが充電式小型掃除機を出していますが、選ぶポイントはハンディタイプのUSB充電式、そして用途に合わせて多様ノズルに取り替えられるのがおすすめです。
ミニホウキ
外用ミニほうきは前方の運転席部分に常備しています。
どうしても靴底に泥や土がたまり、運転席のフロアマットについてしまうので、居住空間に汚れがいかないよう、ちょっとでもフロアマットが汚れたらミニほうきでササッとはくようにしています。
ヘッドが付け替えられる伸縮掃除ポール
ほうき、フローリングワイパーなど個々で持っていたらどうしても場所を取るので、無印良品のヘッド部分を取り換えられる伸縮掃除ポールを使用しています。
伸縮ポール1本と用途に合わせて使い分けられるヘッド部分(ほうき、フローリングワイパー、スキージー、モップ)で収納もスペースを取らず便利です。
ポールは伸縮タイプなのでキャンピングカーの洗車にも使用でき使うこともできます。
https://www.muji.com/jp/ja/store/cmdty/detail/4550512993810
粘着コロコロ
粘着コロコロはキャンピングカーの掃除に本当に便利です!
キッチンマットやフロアマットはなかなか洗うことが難しい上、掃除機をかけても小さいゴミや髪の毛などが残ることがあります。
そんな掃除機では取りきれないゴミもコロコロを使って絡め取ってくれます。
気軽に使えて、コンパクトで便利です。
ウェットシート
ウェットシートは車中泊では万能に使えるので絶対必需品です。
手を拭いたり、家具やテーブルの上をちょっと拭いたり、節水の為皿洗い前にウェットシートで汚れを拭き取ったりと様々な場面で使えるので常にあるようにしています。
キャンピングカーの掃除方法
キャンピングカーの設備・装備別掃除方法を紹介します。
キャンピングカーの外側
一番汚れやすく、洗うのが大変なのがキャンピングカーの外側です。
車体が大きいため、洗車できる場所は限られます。
洗い方は普通の車と一緒ですが、洗車機は使用できないため、基本手洗いに。
なので結構な体力を使います。
散水ホースとスポンジで丁寧に車体を洗い、手が届かない高い部分はヘッドが付け替えられる伸縮ポールを使用しています。
汚れやすく、そのままにしていると車体の劣化が進んでしまうので月1で洗車したいところですが、私たちは場所の確保が難しいので現実は2ヶ月に1回になってしまっています。
洗車の方法はこちらの記事で詳しくご紹介します▷▷▷【大型キャンピングカーの洗車は大変?!洗車方法と注意点を紹介【失敗談も】】
車内の掃除
車内の居住スペースは普通の家の掃除とあまり変わりませんが、壁や窓、収納棚などに使われている素材には注意が必要です。
私たちのキャンピングカーは大部分が木材で作られているので、木材にも使える洗剤スプレーを使用しています。
車内の床は外から入る砂埃で汚れやすく、できるだけ毎日(もしくは2日に1回)掃除機を掛けをし、フローリングワイパーにウェットシートをつけ、床を拭くようにしています。
また、キッチン、リビング、ベッドは全てワンフロアなので、調理時の油汚れや臭いが他の場所に付きやすいです。
収納棚の扉や壁などには洗剤スプレーとウェットシートで拭き掃除をし、臭いがつきやすいソファやベッド、カーテンなどの布部分にはファブリーズなどの消臭スプレーを吹きかけ対処しています。
キッチン部分は普通の家と同じお手入れ方法です。
ガスコンロ周りは油汚れがつきやすいので、トッププレートを外し、念入りに拭き掃除をしています。
キャンピングカー掃除で少し面倒なのが窓です。
網戸とサンシェードが付いているタイプの窓なのでそれぞれの拭き掃除が結構な手間に。
さらに窓がガラスではなく、アクリル素材の場合は注意が必要です。
アルコール(エタノール等)系のクリーナーを使用すると変質してしまう可能性があるので、水拭きもしくは中性洗剤を使用しましょう。
汚れやすい床は毎日、それ以外の箇所は週1で掃除をするようにしています。
シャワー・トイレの掃除
キャンピングカーの掃除で一番気をつける場所はトイレとシャワー室です。
車種によっては造られている素材が異なるので間違った手入れ方法や洗剤を使うと故障の原因にもなります。
私たちのトイレは「カセットタイプ」で素材はプラスチックです。
そのため、プラスチック便器にも使える専用の洗剤クリーナーを使用して洗浄しています。
トイレブラシはタワシのような毛が硬めのタイプは便器を傷つけてしまうので、なるべくヘッド部分がスポンジやプラスチックになっているタイプがおすすめ。
シャワー室もトイレと同様、素材によって使用できる洗剤が変わってくるので注意しましょう。
またシャワー室は狭く、ドア部分の隙間から水が流れ出てしまうので、掃除は特に注意が必要です。
シャワー・トイレの掃除は水を多く使用します。
そのため、私たちはなるべくオートキャンプ場やRVパークなど水の補給ができる場所で、掃除をするようにしていますが、他者や施設の迷惑にならないよう注意が必要です。
排水タンクとトイレカセットの掃除・メンテナンス
キャンピングカーのキッチンやシャワーで使用された水は「グレータンク」と呼ばれる排水タンクに溜められます。
こちらのタンクも定期的にメンテナンスしないと悪臭の原因になるので、専用の薬剤を入れ、きれいにするようにしています。
使い方は排水タンクとカセットトイレに専用洗剤を入れ、車を1時間ほど走行。
走行時の揺れでタンクの中で洗剤が満遍なく混ざったら、排水し掃除をしています。
大体3ヶ月に1回の頻度で使用しています。
キャンピングカーの掃除、メンテナンスは大事
私たちのキャンピングカーでの掃除と掃除に使うおすすめアイテムを紹介しました。
キャンピングカーは家と少し違う素材や設備も多く、普通の家で使う洗剤や掃除クリーナーが使えない場合もあります。
劣化の原因にもなるので事前に確認をしましょう。
キャンピングカーは快適な住居空間を与えてくれますが、それを保つためには日々の掃除と定期的なメンテナンスを忘れないことが大事です。