【K-WORKS】エブリイワゴン キャンパー NEDOKO

『究極の寝心地』を実現!K-WORKS 「エブリイワゴン キャンパー NEDOKO」



【K-WORKS(ケイワークス)】エブリイワゴン キャンパー NEDOKO(ねどこ)


【K-WORKS】エブリイワゴン キャンパー NEDOKO外装

出典:K-WORKS



今回の記事では、愛知県のキャンピングカービルダーであるK-WORKS(ケイワークス)のエブリイワゴン キャンパー NEDOKO(ねどこ)を紹介します。

軽キャンピングカーのベース車両としては、軽バン、軽トラ、軽ワゴンに大きく分かれます。この中でメーカー純正の装備や内装の質感が高いのは、仕事用ではなく乗用(ファミリーユース)を想定しているワゴンタイプがダントツ。

NEDOKO(ねどこ)はエブリイワゴンがもともと持っている広さや安全装備の上に、シンプルな使いやすさを追求した軽キャンパーです。

「ねどこ」というモデル名が示すように、特に寝心地にはこだわっていて、後述しますが画期的なベッドマットを採用しています。

外観はまったくそのままエブリイワゴン。中身は、シンプルだけどハイクオリティな軽キャンパー。
●ベース車両は、最新の豪華装備のワゴンがいい
●シンク、水などは必要なく、広く寝ることができるレイアウトがいい
●ベッドは堅くも無く柔らかくもなく、疲れた体をしっかりとサポートし、疲れが取れることが理想
●キャンパー機能を装備しても4人乗車は必要
●多彩な趣味に使えるレイアウト、機能が欲しい
●テーブルなど、狭い車内で収納に片付けが必要ないように考えてほしい。
●電気設備はハイスペックなものが欲しい
※K-WORKS公式サイトより

といったユーザーの声をもとに作ったモデルです。

それでは各部を紹介していきましょう。

エブリイワゴン キャンパー NEDOKO(ねどこ)
ビルダー::K-WORKS(ケイワークス)
タイプ:バンコン
ベース車両:スズキ エブリイ ワゴン
価格:¥1,955,800(税別)~
乗車人数:4名
就寝人数:2名
全長:3,395mm
全幅:1,475mm
全高:1,910mm
公式ホームページはこちら

内装


レイアウト


NEDOKO 車内

NEDOKOのセカンドシートはエブリイ純正のシートです。軽自動車とは思えないくらい足元は広々。ベース車両がエブリイのハイルーフなので、天井も高く空間にかなり余裕があります。

普段は荷室にベッドマットが3枚積まれていて、ベッド展開の際にはこのうちの2枚を、前に倒してフラットにしたセカンドシートの上に縦に敷きます。

慣れれば数分、早い人なら1分くらいで手軽にフルフラットベッドが完成します。

NEDOKO スライドテーブル

後部にはセンターボード。最後部のベッドマット下から車外に向けてステンレス製の作業台兼テーブル(スライドテーブル)が引き出せるようになっています。

ダイネットはないですが、この作業台の上にカセットコンロなどを置いたり、調理台としても十分使えるでしょう。

NEDOKOの標準装備は、下段のベッドマットとリヤのスライドテーブルのみというシンプルな仕様。

ユーザーの使い方に合わせて、必要な装備だけをオプションで追加する無駄のない設定になっています。

ベッド


ベッド 

先ほども少し言いましたがモデル名が「NEDOKO(ねどこ)」というくらいで、寝心地こそがこのモデルの最大の特長です。

いちばんのこだわりはベッドマット。

マットの芯材(中身)が無数の樹脂のスプリングとなっていて、無数の点で身体を支えます。そのため強い反発力で腰痛などの原因となる身体の沈み込みを防止

頭、肩、腰にかかる負担を軽減でき、“究極の寝心地”を実現しているとのことです。

さらに、

●日本初・国内唯一の特許技術で製造
●空気の層により通気性・保湿性抜群
●水で丸洗いが可能。速乾性にも優れている
●原料は焼却できるポリエチレン
●7年間の使用を想定した耐久テストをクリア
●アルコールで消毒可能
●日本製

といった機能や特長もあって、K-WORKSがいかにこのベッドマットに力を入れているかがうかがえます。

収納


1.マルチカーゴモード(オプション)

K-WORKS NEDOKOマルチカーゴ

出典:K-WORKS



仕事をしたり食事をしたり、マルチに使えるセンターボードには、引き出し式のテーブルと小物収納機能を追加できるオプションを設定。センターボードの端にはカップホルダーも付いています。

リヤガラスいっぱいまで奥行を取っている大きなボードなので、就寝時には下に置いていた荷物をここに載せることで、ベッドスペースをフルに使えるようにもできます。

2.さらにルーフ収納とベッドマット下収納も!

軽自動車にしては広いエブリイとはいえ、バンコンやキャブコンのような棚や収納ボックスを付けられるスペースはあまりありません。

しかし、少しのすきまも見逃さず「片付けいらず」を実現しようとしているのもNEDOKOの特長。

【K-WORKS】エブリイワゴン キャンパー NEDOKO ロッドホルダー

出典:K-WORKS



主に寝具を入れておくルーフ収納と車載ロッドホルダーもオプションで用意しています。

ロッドホルダーは釣り竿に限らず、長モノを渡したり、ネットを吊るして収納棚代わりにしたり。限られたスペースを効率よく収納場所に変えてくれます。

ベッドマット下収納

出典:K-WORKS



また、ベッドマット下には真ん中にスライドテーブル、進行方向に向かって左側には電装類が納められていますが、右側は収納スペースとして使えるようになっています。

電装系


サブバッテリーシステム

出典:K-WORKS



電装系は、オプションでサブバッテリーシステムの追加が可能。

サブバッテリー本体、走行充電器、100Vインバーター(12Vのサブバッテリーの電源から100Vに変換)、12Vシガー電源、ブレーカー、外部電源取り込みシステム&サブバッテリーチャージャーがセットになっているシステムです。

これがあれば、湯沸かし器、電子レンジ、パソコン、電気毛布などの電源として、また、スマホの充電用に大活躍してくれるでしょう。

ソーラーパネル

出典:K-WORKS



UPグレードオプションとしてリチウムイオンバッテリー選ぶこともできる上、サブバッテリー充電用のソーラーパネル(オプション)も用意されています。

まとめ


軽キャンパーと車中泊仕様車といっても、乗っている時間の少なくとも約半分は運転しているので、衝突被害軽減ブレーキなどの走行安全装備は充実しているに越したことはないですよね。

その点、スズキの安全装備がいくつも付いているエブリイワゴンがベース車だというのは心強いと思います。そして車中泊するなら、走っている時間と同じくらいかそれ以上に長い時間寝ているわけですから、寝心地もとても大切。

しかしNEDOKOのように、走っている時と寝ている時の両方ともハイレベルに快適というモデルは、実はなかなかないのかもしれません。

ちなみに、バンベースでもNEDOKOレイアウトがそのまま搭載可能です。

外観は普通のエブリイなので、日常生活でもまったく違和感なく使えるというのもよいと思いました。