ハイエースも選べる!コンパクト&6名就寝のキャンピングカー!ポップアップルーフも標準装備!バンテック新潟 Diario POP Type-2
トヨタ ハイエースや日産キャラバンをベース車とした外観は普通のバンと変わらないキャンピングカー(バンコン)がいい。
コンパクトで運転しやすいし、いかにも「キャンピングカーです」という見た目じゃないから普段使いも気兼ねなくできる。
だけど家族や友人と4~6名くらいで車中泊できる車内スペースが欲しい。
そういう方におすすめなのが、バンテック新潟 Diario POP Type-2(ディアリオポップ タイプ2)。
しかもディアリオポップ タイプ2には、FFヒーターやサブバッテリー、インバーター、ソーラーパネル、冷蔵庫、電子レンジ、そしてなんとポップアップルーフまで標準装備!
キャンピングカーに欲しい装備があらかじめてんこ盛りなんです。
使い勝手抜群!
コンパクトでハイグレードなバンコン・ディアリオポップ タイプ2を見てみましょう。
目次
Diario POP Type-2(ディアリオポップ タイプ2)の概要
バンテック新潟は社名からもわかるように新潟県上越市のキャンピングビルダー兼販売会社。
オリジナル(自社製造)モデルのVan Revolution(バンレボリューション)やDiario (ディアリオ)、RESA(リーサ)のほか、VANTECHやAtoZ、キャンピングカー広島、岡モーターズなど他社のキャンピングカーも取り扱っています。
自社製造モデルのディアリオシリーズには、Diario Van、Diario Pop、Diario Wide Van、Diario Wide Popがあり、Diario VanとDiario Popではベース車としてトヨタのハイエースと日産キャラバンから選べます。
今回紹介するDiario Pop(ディアリオポップ)は今年開催されていた横浜キャンピングカーショーで展示されていた日産・キャラバンをベースにしたバンコン(バンコンバージョン)タイプのキャンピングカー。
バンコンというのはボディ外装には大幅な架装を施さないキャンピングカーのこと。
ぱっと見はこれがキャンピングカーとはわからないので、街乗りでいかにもキャンピングカーですといった外見の車に乗るのは抵抗があるという方も選びやすいと思います。
ディアリオポップの「ポップ」は屋根が上に開くポップアップルーフを指していて、標準装備としてポップアップルーフが付いているのが特長。
さらに、ディアリオシリーズ全般の特長ですが、FFヒーター、ソーラーパネル&ソーラー充電システム、電子レンジ、2000Wインバーター、DC(直流)冷蔵庫、2段ベッド、後席3点式シートベルト、遮光1級仕様のカーテンまで標準装備されています。
乗車定員は計7名。
セカンドシートとサードシートを展開したベッドと標準装備のポップアップルーフを開けた場合のロフトベッド、同じく標準装備の2段ベッドで、合わせて大人5名と子ども2名程度が就寝可能。
たくさん乗れて、みんなで寝られるキャンピングカーがいいけれど、大きなサイズの車両は苦手という方にピッタリなモデルといえそうです。
ポップアップルーフとソーラーパネルを標準装備。さらに断熱も!
先述しましたが、ディアリオポップはボディ外装には大幅な架装を施さないバンコンタイプのキャンピングカー。
したがって外観は普通のバンにしか見えず、一見してこれがキャンピングカーだとはわからないでしょう。
ただポップアップルーフが標準装備されている関係で、ベース車のキャラバンの全高1,990mmより少し屋根が高くなっています。
それでも全高は2,100mm。
一般的な高さ制限のある屋内駐車場にも止められる高さですから、難なく普段使いできるでしょう。
さらに、屋根には170Wのソーラーパネル。
充電のためのチャージコントローラーも標準装備。
見た目は普通のバンですが、車中泊にあると便利な仕様となっています。
また、見えないところでは、高発泡ポリエチレンシートによる天井や床への断熱加工とドアの内側を内装材で完全に覆うフルトリム加工を施していて、断熱性と防音性をアップしています。
ディアリオポップ タイプ2の内装について
室内レイアウト
走行時は運転席と助手席、セカンドシート、サードシートのいずれも前向き乗車で、3名+2名+2名の計7人で移動できます。
新工法に向かって右側に運転席後部からバックドアまでストレートなキャビネット(家具)を設置。
上蓋式扉を開けると冷蔵庫(左)、シンク(右)が現れます。
シンクに付いているフォーセット(蛇口)はシャワータイプで引き出して使うこともできるようになっています。
キャビネットの前面には左から冷蔵庫。
その下には小物が入れられる引き出し式収納があります。
DC(直流)ソケットと、USBポート(2口)、 AC100Vコンセント(家庭用コンセント)を設置。
さらにその右にはコンパクトモデルでありながら、コンビニのお弁当の温めもできる庫内容量17Lタイプの単機能電子レンジ。
200W/500W/700Wの3段階の調理モードが選べます。
右側キャビネットの最後部には上段用ベッドマットの収納スペース。
上段用ベッドマット(大4枚/小3枚)をスッキリと収納できるようになっています。
上記はすべて標準装備。
多くの人がキャンピングカーに付いていたらいいなと思う装備が、標準装備としてあらかじめ車両価格に含まれているのはうれしいですね。
さらに反対側(左)にもキャビネットが設置。
こちらには主に電装類が入っています。
家電品(AC100V)を使用する際に使用するインバーターのリモコンスイッチ。
メンテナンスしやすい位置に、ソーラーチャージコントローラー、2000W矩形波インバーター、バッテリーチャージャーを設置。
そしてキャビネットの最後部、リアドアのそばにはサブバッテリー。
もちろんどの電装機器もキャビネットの扉内にスッキリ収まっています。
これらもすべて標準装備です。
ダイネット(リビング)
ディアリオポップ タイプ2のセカンドシートとサードシートはどちらもi-seat REVO B型3点式シートベルト内蔵型シート(REVOシート)が標準で設置されています。
REVOシートというのは、前向き、後ろ向き、フラット、リクライニングがほぼ自由にできるシート。
これにより様々なシートアレンジが可能になっています。
セカンドシートを後ろ向きにしてサードシートとの間にテーブルを付けると対面対座のダイネットへ。
テーブルは、使わないときはリアハッチ(ドア)の内側に収納用キャリアに取り付けておけます。
ベッド展開
セカンドシートとサードシートをフルフラットにすることで、運転席と助手席のすぐ後ろからリアハッチまでの最長2300mmのベッドに展開できます。
幅は900mm。
さらに収納式の上段ベッドも標準装備しています。
こちらのサイズは1800mm×1500mmで、大人3名分の就寝面積になります。(※キャンピングカー構造要件では、大人1名分の就寝面積は1800mm×500mmと定義)
上段用ベッドマットはすべて右側のキャビネットの中に収納することが可能。
次のページ▷収納スペースや電装類についてご紹介します!
1 2