価格にもビックリだけど広さや装備はそれ以上?!フルコンタイプの超高級輸入キャンピングカー!ADRIA SONIC SUPREME 700 SL



ADRIA SONIC SUPREME 700 SLの内装

室内レイアウト

室内レイアウト

運転席と助手席の頭上に電動で降りてくるプルダウンベッド。

進行方向に向かって右側にあるエントランスドアから見て正面のやや右ダイネット(リビング)。

エントランスドアの左に冷蔵庫、その対面にキッチン。

キッチンの左にはシャワールーム、向かい側には洗面台付きのトイレルームがあります。

そして最後部にメインベッドスペースという配置です。

ダイネットのソファの後ろや天井、キッチン、最後部のメインベッドルームの左右側面と天井にも窓があるため、室内全体に開放感があります

ダイネット

ダイネット

ダイネットは、対面式のソファのほか、運転席と助手席を回転させることで、6名が同時に利用できるようになっています。

シートはホワイト、ブラック、ブラウンなど6色から選べ、自分好みにカスタマイズできます。

ギャレー(キッチン)

ギャレー

ギャレーは、シンクにLPガス仕様のオーブンと3口コンロ、収納棚と、装備が充実

ギャレーは、横の広さはあまりありませんが、食器を洗うには十分なシンクが備わり、調理スペースも確保されています。

ギャレー

コンロが3口あるので、複数メニューを同時調理するのに便利です。

また、調味料やコーヒーメーカーなどを置ける棚もあり、使い勝手にも配慮されています。

冷蔵庫

ギャレーの向かい側には、142Lの冷蔵庫が標準装備されていて、冷凍と製氷も可能。

オプションでオーブンを電子レンジに、冷蔵庫を家庭用冷蔵庫に変更することもできます。

自宅とそれほど変わらない機能がそろっているといっても言い過ぎではないでしょう。

シャワーとトイレ

シャワー

多くのキャンピングカーではシャワーとトイレが共用、もしくはシャワールームがない場合がありますが、SONIC SUPREME 700 SLではそれぞれが独立して存在

家族の誰かがシャワーを使っている間はトイレに行けない、といったことにならなくて済みます。

 

トイレ

トイレルームにはカセットトイレを設置。洗面台も設置されています。

シャワールームの天井には開閉式の窓。換気や乾燥に役立ちます。

ベッドルーム

ベッドルーム

最後部がメインのベッドスペースになっています。

中央のすき間をマットで埋めた場合は、2,050 mm×2,180mm(中央部分は1800mm)のベッドに。

大人3名まで就寝可で、2名で使えばゆったり横になれる広さです。

また、中央のすき間を埋めずに、シングルベッド2つにしてもOK。

自分たちに合った使い方ができます。

側面と天井には窓が設置されているので、採光もしっかりできます。

また、運転席と助手席の頭上には、電動で昇降可能なプルダウンベッドがあります。

1,900mm×1,500mmと、こちらも大人が3名寝られます。

収納

収納

車両後方のメインベッドの下に広大な収納スペース

外部からアクセスできるようになっています。

奥行きは2,300mmで高さも1,200mmと大きく、ウインタースポーツの道具や釣り道具、サーフボードのような長物から、自転車のような大きなものまで積むことができます。

また、ダイネットやギャレーの上部、冷蔵庫の上には収納棚が多数設置されており、荷物の置き場所に困ることはないでしょう。

電装類

電装系は、LED照明、車内スピーカーで音楽を流せるオーディオをはじめ、複数のUSBポートの他、エントランスドアの左手にはテレビを設置できます(オプション)。

なお、外部電源取り込み(外部100V入力/充電)コネクタは標準装備。

サブバッテリーとして100Ahのディープサイクルバッテリーも1つ標準で付いています。

もしエアコンのようなバッテリー消費が激しい家電を設置する場合は、オプションでソーラーパネルとリチウムイオンバッテリーを追加も可能です。

空調類

SONIC SUPREME 700 SLは、FFヒーターと温水による床暖房システムを搭載しています。

トイレルームやシャワールームまで暖められるので、寒冷地で車中泊をしても快適に過ごせます。

まとめ

SONIC SUPREME 700 SLを紹介しました。

オプションなしでも約1,700万円する高額モデルで、オプションを含めると2,000万円を超えてくる超高級なフルコンタイプのキャンピングカーです。

独立したシャワールームやトイレ、広々としたベッドルーム、ゆったりくつろげるダイネット。

さらに床暖房まで装備して、快適な空間を実現。

おいそれと購入できるものではありませんが、もし輸入キャンピングカーの最高峰モデルが欲しいとなったら、候補の一つに必ず入るモデルといえます。