【VANTECH】CORDE Leaves( バンテック コルドリーブス)

【VANTECH】CORDE Leaves( バンテック コルドリーブス)



VANTECH 「CORDE Leaves(コルドリーブス)」


バンテック コルトリーブス

出典:VANTECH



バンテックの中でも大人気のCORDEシリーズ。

初代のCORDE BUNKS(コルドバンクス)、DRIMOでも以前にご紹介したペットと旅ができるキャブコンCORDE RUNDY(コルドランディ)、そして今回ご紹介するのはシリーズ第三弾となる「CORDE Leaves(コルドリーブス)」だ。

CORDEシリーズは、車種毎にオーナーのライフスタイルを想定して設計されている。コルドバンクスはファミリー使用、コルドランディはペット旅、そしてコルドリーブスではアウトドア利用を意識したレイアウトになっている。

暮らしにたくさんの「人と人の繋がりを」「共に生きる幸せ」そして「人と自然との距離が近づくように」という想いを込めて、リーブス(葉)と名付けられたこの一台は、これまでの機能性を残しつつ、更なる進化を遂げた美しいキャブコンだ。

CORDE Leaves (コルドリーブス)
ビルダー:VANTECH
タイプ:キャブコン
ベース車両:トヨタカムロード
価格:¥6,336,000~(税込)
乗車人数:7名
就寝人数:5名
全長:4,995mm
全幅:1,980mm
全高:2,960mm



外装


進化したボディー


バンテック コルドリーブス 後姿

出典:VANTECH



ボディは強度と弾力性に優れたFRPで一体成型されたバンテックお馴染みのCSボディが採用されており、万が一の衝突事故の時でもCSボディがたわんで衝撃を吸収、分散し、乗員の安全を守る。

カラーには新しくメタリックのシャンパンゴールドが追加された。

ボディー左側には大型の外部収納庫に加え、長さがある物を入れられる大容量の収納庫が付いている。FRP製で水洗いも可能なので、キャンプで使用したチェアやタープなどをそのまま持ち帰ることができる。

また、右側後方にはマルチルームへ外部からアクセス可能な大きなバゲッジドアがあり、スノーボードなどの大きなものも収納しやすい設計になっている。バゲッジドア下部にはFRP製のごみ収納庫が設置されているのも便利だ。

車両後部のドアはキッチン下と繋がっており、給水タンクを取り出せるようになっている。重たいタンクの入れ替えも外部からアクセスが出来るのでスムーズに行えるだろう。

cordeleaves 外部収納

内装


防水エントランス


cordeleaves 防水エントランス

車内エントランスは大型のFRP製防水トレイになっている。雨や雪が降る中、狭いエントランスで靴を脱ぐ作業は以外と大変だ。こちらはコルドランディでも採用されていたが、靴のまま車内に上がることができるのでノンストレスで車の乗り降りができる。

エントランスを入ってすぐ上には省エネ・静音・快適なセパレート式の家庭用ルームエアコンが標準装備されている。

cordeleaves エアコン

ダイネット


cordeleaves ダイネット

コルドリーブスは、リヤエントランスを採用することで広いダイネットを実現している。

また、開放感のある大きな窓が両サイドに付いているので自然光がたっぷりと入る。内装カラーは二種類で、上の写真は新色のブラウン。

他に、自然の色彩を取り入れたグリーンを選ぶこともできる。対面対座だけではなく、大人数でテーブルを囲めるコの字型にして使うことも可能だ。

ダイネットの上部両側には収納スペースがあり、左右で奥行きが違うので大きいものは右側に、小さい物は左側にと効率よく収納することができる。

cordeleaves 頭上収納

運転席側にあるキャビネットには上部収納庫の間にハンガーパイプが設置されている。冬場などアウターをかけておけるので便利だ。

ベッド


cordeleaves バンクベッド

コルドリーブスの特徴とも言える折りたたみ式のツインロフトベッドは、ベッドの高さを極限まで下げることでラダーを使わずに登る事ができ、高さにもゆとりが生まれた。また、展開もとても楽になり、スライドしてマットを敷くという従来のやり方ではなく、左右に折り畳まれた跳ね上げ式マットを広げるだけでベッドが完成する。スライド式だと展開が煩わしくなることもあるが、これならベッドメイキングが簡単にできる。

cordeleaves 

出典:バンテック



ツインの状態で就寝する際には真ん中のスペースが空いているが、オプションのセンターマットを使用すことでセンター部分が埋まりさらに空間を広げることもできる。

cordeleaves センターマット

1975㎜x700㎜の大きさで、縦に寝るなら二人、展開せずとも横向きで一人の就寝ができる。センターで二分割されているため奥の方まで布団が敷きやすく、登り降りも簡単だ。

また、ダイネットベッドは、コルドリーブスのダイネットの広さを活かした、1870㎜ x 1950㎜という同クラスでは最大級の大きさで、大人三人が並んで寝ることができる。こちらも展開が簡単で、ちょとしたシートの入れ替えで完成する。また、マットは座り心地と寝心地の良い100㎜厚の二重構造だ。(一部を除く)

キッチン


cordeleaves ギャレー

キッチンは、エントランスを入ってすぐ右側にシンクとガスコンロがビルトインされたタイプのものが配置されている。

キッチン部分の床も防水トレーになっている為、何かと出入りの多いキャンプの際なども土足のままキッチンに出入りすることができる。

cordeleaves ダイネット2

コンロに使用するガスはホームセンターやコンビニでも簡単に手に入るカセットボンベが採用されているのも嬉しい。

cordeleaves ギャレー下収納

シンク下には引き出し式の収納庫が多数装備されていて、食器や保存食などの収納スペースにも不自由しない。

マルチルーム


cordeleaves マルチルーム

エントランスにも採用されているFRP製の防水トレイがそのままマルチルームまで繋がっている。釣りやサーフィンの後など、濡れた状態のままマルチルームへアクセスできるので、着替えなどにも便利だ。オプションのシャワーを設置すればシャワールームにすることもできる。外部からのアクセスもできるので、大きめの濡れものを入れておくにも良いだろう。

まとめ


コルドリーブスのリアエントランスを採用したレイアウトは、他のコルドシリーズとの大きなの違いと言えるだろう。エントランスからマルチルームまで防水トレーを採用している点など、アウトドアシーンを意識した作りが魅力的。

標準装備をあえて少なくしオプション設定を充実させることで、オーナーのライフスタイルに合わせた一台を作り上げることができるのも嬉しい。

就寝人数は5人なのでファミリーで使うこともできるが、夫婦2人の利用であれば、就寝時はツインのバンクベッドを利用しダイネットは常設しておくことでゆとりのある利用もできそうだ。

やはり人気のコルドシリーズというだけあって機能性と居住性を兼ね備えたとても魅力的なキャブコンだ。