キャンピングカー
【現地取材】スコットランドの無料&絶景駐車場で、キャンピングカーのイギリス人オーナーに出会った

イギリス在住ライターがスコットランドの車中泊愛好家に取材
私はイギリスのスコットランド在住。
休みの日には登山やハイキング、キャンプをしながら自然の中で過ごすことが多いです。
ここはイギリスの中でも特に自然豊か。
北国の険しい地形による絶景や、野生動物を身近に感じられます。
映画ハリーポッターのロケ地がたくさんあると言ったらわかりやすいでしょうか。
特にホグワーツエクスプレスが映画内で走っていた高架橋が有名です。
イギリス国内で唯一、ワイルドキャンピング(野営)が法律で認められている地域なので、生活の中でワイルドキャンパーやサイクリストキャンパー、キャンピングカーで車中泊している旅行者を日常的に見かけます。
今回はそのスコットランドの港町、ノースバーリックの無料駐車場にて車中泊をしているイギリス人オーナー・アランさんに取材できました。
お話しを聞いたのはキャンピングカーオーナーのアランさん

アランさんはスコットランドの首都エディンバラ出身。
55歳で定年退職して老後はのんびり旅行を楽しもうとキャンピングカーを購入。
キャンピングカーの所有は2台目で、子どもが小さい頃は初代のキャンピングカーで、北部のハイランド地方で休暇を過ごしたそうです。
この駐車場で2~3日過ごした後、イングランドの東海岸沿いを南下し、無料の駐車場を巡りながら、のんびりと過ごす2週間の1人旅を予定しているとのことでした。
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アランさんのキャンピングカーはルノー PR62

ー愛車について教えてください
この車はルノー PR62です。愛車には(デイブ2)という愛称を付けています。
エンジンの排気量は2500cc。

高速道路が多いイギリスでは13.0km/Lほど走ります。
車内は広々していて、1人で過ごすには十分過ぎるほど。
家にあるような電化製品は全てそろっているので、家にいるときと変わらないような感覚で、車内でのんびり過ごせます。
ちなみに初めて買ったキャンピングカーはフォードのトランジット(愛称はデイブ)でした。
デイブ2という名前は先代の車から引き継ぎました。
愛車キャンピングカーのお気に入りポイントは
常説のダブルベッドでいつでもすぐに眠れる

ー1番のお気に入りポイントはどこですか?
1人でゆったり寝られるダブルベッドです。
このベッドは組み立て式ではなく、常設で置いておけるのが気に入りました。
以前乗っていたトランジットは組み立て式だったので、寝る前に毎回ベッド用のスペースを確保するために、車内を整理しなければいけなかったのが面倒でした。
しかしこのベッドは寝たくなったらいつでもダイブして寝られるのがとても過ごしやすいです。
ベッドの上部に沢山の収納スペースがあるので、着替えなども手の届くところにしまっておけます。
ベッドの周りには大きな窓が2カ所あります。
窓の高さはベッドと同じなので、寝ながら外の景色を楽しむこともできます。
家と変わらないキッチン大量の食材をストック

ー他にお気に入りポイントはありますか?
キッチンもお気に入りです。
大きくて洗いやすいサイズのシンク、木製のカッティングスペース(まな板)、3つ口のガスコンロ、そしてシンクの下にはオーブンも付いています。

イギリス料理はオーブンを使うことが多いのでキャンピングカーにも必須です。
やはりお気に入りのイギリス料理と言ったらフィッシュ&チップス。
キッチンはすぐに散らかってしまうので、使ったら毎回きれいに整理整頓することを心がけています。

キッチンの反対側には大きい冷蔵庫と冷凍庫があるので、食べたいものをなんでもストックしておけます。
1人で使うには大き過ぎるほどの冷蔵庫なので、お酒や冷凍食品も沢山ストックできます。
冷凍食品の調理もオーブンを使います。

キッチンスペースにも大きな窓、天井には開放できるサンルーフがあります。
網戸も付いているので料理中に結露対策で開けることも可能だし、日中は電気を付けなくても車内が明るくて調理しやすいです。

キッチン上部には、収納棚があります。調味料などはすべてこの中にしまえます。
サブバッテリー、リチウムイオンバッテリー、ソーラーパネルで氷点下環境でも快適

ー車内の電気はどのように確保していますか?
車のバッテリーとは別で、居住スペース用にサブバッテリーとして510Ahのリチウムイオンバッテリーと、300Wのソーラーパネルを設置しています。

この車の断熱性はかなり高いですが、イギリスの寒い日は氷点下にもなるので、そのときは車内で電気ストーブを使うこともあるし、インターネットやテレビも付けているのでこれくらいのサブバッテリーが必要です。

サブバッテリーのおかげでキャンピングカー内で不自由なく快適に過ごせています。
車内の遮音性も高いのですが、風が強すぎて車が大きく揺れて寝られない日は何回かありました。
でもこればかりは対策方法がありませんでした。

テレビはダイニングテーブルから見やすい位置に設置してあります。
ダイニング(ダイネット)での過ごし方は、食事をしながらテレビを見たり、フロントガラスとダイニングテーブルの横の窓から景色を眺めたりしています。

運転席・助手席の上にもサンルーフがあるので、ダイニングはとても明るいです。
天気の良い日はキャノピーの下でゆったりと

ー愛車の外装でお気に入りのポイントはありますか?
キャノピー(サイドオーニング)です。
夏になったら有料のキャンプサイトに泊まってキャノピーの下で過ごすことが多いです。
イギリスの冬は寒くて風も強くて、外で過ごせない日が多いので、ほぼ車内にいます。
取材したキャンピングカーの印象
車内の家具が全体的に木目調のデため、とても温かみのある空間でした。運転席、助手席、ソファーはベロア素材のエンジ色。
フロアには毛の短いグレイのカーペットが敷かれており、イギリスらしいカラーリングで統一されていました。
取材時の気温は2月ということもあり外気温は日中でも5℃と寒かったのですが、車内は暖房器具なしでも暖かかったです。
普段家で使うような家電を始めとした快適装備はすべてそろっていてとても過ごしやすそうでした。
取材場所の無料駐車場と近くの港町について

アランさんと出会ったのはイギリス、スコットランドのノースバーリックという港町。
スコットランドの首都のエディンバラから車で45分、周りにはビーチ、ゴルフ場、キャンプサイトが何カ所もあり、夏場やホリデーシーズンになるとイングランドから多くの観光客が休暇を過ごしに来ます。

取材場所の無料駐車場から港町ノースバーリックの中心地までは歩いて15分。
スーパーやレストラン、バー、ベーカリーなどもあって便利です。
日本の食材もスーパーに行けば購入できるので、日本食を作ることもできます。

駐車場の周りにはベンチやテーブルなども設置されているため、暖かくて風がない日は外でのんびり過ごせます。

また、トレイルコースやゴルフ場もあって、ここから海岸に沿ってデイハイクをしたり、ゴルフを楽しんだりもできます。
車中泊をするだけでなく、キャンピングカーで旅行をしながらアウトドアレジャーを楽しみたい方にもおすすめの場所です。
取材地の駐車場住所:East Links, Tantallon Rd, North Berwick EH39 4LE