キャンピングカーライフ5年間での装備の変化
家電のグレードアップ!
FFヒーター
意外に思われることも多いのですが、わが家はキャンピングカー購入後にFFヒーターを後づけしています。
購入時に「何でもかんでも搭載しても使わなかったらもったいない」と思い、冬も着込んだら乗り切れると信じていました。
ところが初めて迎える冬、早い段階で「こりゃダメだ」と思いFFヒーターの搭載を決めました。
この決断が正解でした。
寒いのを我慢しながらキャンピングカーライフをしていたら、極力暖かい地域を探しながらの限られた旅しかできていませんでした。
しかし、冬にしか見られない景色もたくさんあります。
この景色を見られたのは「車内に戻れば暖かい空間が待っている」という確約された環境があったからです。
一般にFFヒーターは購入・工賃込みで25万円程しますが、10年間使えば年間2.5万円と考えることもできます。
FFヒーターは秋から春までの長い期間にわたって使えるアイテムで、これにより寒い時期の車旅の選択肢がかなり広がります。
人によっては4月や10月でも肌寒いと感じる日があるそうなので(環境省HP参照)、もっと長期間で使えるアイテムでもあります。
パソコン
パソコンは充電効率が良くて電池が長持ちするものを使用しているので、1日に何度充電しても電気残量には問題なく、集中力が続く限りずっとパソコン作業ができます。
その後は、もっとお仕事の効率を上げるためにパソコンのスペックも上げました。
以前は電気残量を気にしながらパソコン作業を一時中断せざるを得ない日も多かったのですが、現在ではストレスフリーになりました。
調理機器
調理についても、以前は「調理前に手順をイメージして1秒も無駄にしないように効率よく調理しなきゃいけない」という電気残量との戦いが本当にストレスでした。
今はサブバッテリーの消し忘れや調理の間が空くタイミングがあっても電気残量を気にしないで済むので嬉しいです。
また電気容量のグレードアップに伴い、以前使っていた電気ポットも容量のより大きいものに入れ替えました。
こちらは先輩キャンピングカーオーナーさんからのプレゼントなのですが、大容量なのにすぐにお湯を沸かすことができるので、1回の加熱で長時間使えるようになりました。
美容機器
冬のシャワー後は、節電のためドライヤーを使わず、以前はFFヒーターの温風で髪を乾かしていました。
しかし、わが家のFFヒーターの吹き出し口は足元に1つしかなく下からの温風で乾かすことになるので、髪にスーパーサイヤ人の様な癖がついていました。(冗談のようで本当の話です。)
今は電気残量を気にせずドライヤーが使用できるので、翌朝も髪の毛が落ち着いていい感じです。
また、電源には常に何かしらのコードが繋がれておりいろんなデバイスが同時に充電されていますが、こちらも電気残量には何も問題はありません。
このように日常生活の中で家電を使う際には、「余計なことを考えずに使用できる」のが楽で嬉しい限りです。
外装のグレードアップ!
大きな外装の変化はないものの、経年劣化に伴いグレードアップした箇所もあります。
その中で、最も深刻な問題だったのがマフラーの劣化でした。
海岸沿いや雪道を長時間走行したため、腹側の劣化が食い止められませんでした。
走行後は温水をかけるなどの処置をしていましたが、不十分だったようです。
定期検査で「いつマフラーが落ちるかも分からない」と言われ、ついに交換を余儀なくされました。
また車内でさえも劣化するプラスチックやゴムは、車外だと紫外線や雨風が直接当たるためより劣化も激しくなります。
実際にキャンピングカーに住んでいる私たちは「どうせ修理をしてもらうなら預ける回数は少ない方がいい」と思い、マフラー交換時にコーキングもし直し、ゴムパッキン部分も新しくしました。
まとめ
最後にお伝えしたいことは、「FFヒーターとリチウムイオンバッテリーは初期投資がかかってもその後の使い方次第できちんと採算が取れるし、旅の選択肢もかなり広がる」ということです。
キャンピングカーの使い方は三者三様ですが、日本一周の旅に憧れる方はぜひ参考にしてみてください。
短期で旅を楽しみたい方は、不要な部分を引き算していただければと思います。