【体験リポ】北海道・日高で車中泊するならここ!温泉と絶景が魅力の「RVパークにいかっぷ」
キャンピングカーで北海道を旅するなら、海の絶景や牧場の美しい風景が広がる日高地方はぜひ訪れたいエリアです。
しかし、これまで日高地方には安心して車中泊できるRVパークがなく、滞在先に悩む人も少なくありませんでした。
そんな日高エリアに、車中泊ユーザー待望の「RVパークにいかっぷ」がオープン。
さらに2026年には、日高自動車道が新冠まで延伸。
札幌方面から高速道路を利用してアクセスしやすくなり、長距離を移動するキャンピングカー旅でも立ち寄りやすくなっています。
今回は、北海道在住の筆者が実際にキャンピングカーで宿泊し、「ここは日高旅の拠点として間違いなくトップクラスだ」と確信したその魅力と、リアルな滞在の様子をレビューします。
年間の約4分の1をキャンピングカーで過ごす筆者が宿泊

筆者は、北海道を拠点に活動するYouTuber兼Webライターです。
夫婦で運営するYouTubeチャンネル「ちょぴこ北の暮らしch」では、約4分の1をキャンピングカー内で過ごしながら、北海道を中心に全国各地を旅しています。
旅先では、グルメや絶景、車中泊スポットなどの情報を発信しています。
愛車は、納車から4年目を迎えたNUTS RVのキャブコン「クレア5.0Wエボリューション」。
キャンピングカーは移動手段としてだけでなく、仕事場としても活躍しています。
車内でWeb記事を執筆したり、動画編集を行ったりするほか、ときには撮影スタジオとしても活用しています。
RVパークにいかっぷとは?その魅力と特徴
「RVパークにいかっぷ」は、日高地方で初めてJRVA(日本RV協会)の認定を受けたRVパークです。
太平洋を一望できる高台に建つ「新冠温泉ホテルヒルズ」に併設されているのが大きな特徴で、館内の温泉「レ・コードの湯」や食事処「茶屋 ゆうぐれ」を利用できます。
温泉で旅の疲れを癒やし、食事を済ませたら、そのままキャンピングカーでゆっくり過ごせるのはホテル併設型ならではの魅力です。
温泉旅館の設備を利用できる安心感と、キャンピングカー旅ならではの気ままな自由さを両立できる、理想的な環境が整っています。
ホテルの詳細はこちら▷新冠温泉ホテルヒルズ公式HP
夕日の美しさは天下一品!

このRVパークを訪れたら、絶対に立ち寄ってほしいのが、ホテル裏手にある「SUNSET TERRACE」です。
フロントを抜けた先にあるテラスからは、目の前に太平洋が広がり、開放感あふれる景色を楽しめます。
敷地内にはブランコも設置されており、海風を感じながら景色を眺めていると、長旅の疲れも一気に吹き飛びます。

なかでも見逃せないのが、水平線へと沈んでいく夕日です。
写真に収めたくなる絶好のロケーションです。
夕刻になると空が少しずつオレンジ色へ変わり、太平洋へゆっくりと太陽が沈んでいく様子は、まさに圧巻の一言。
この日は妻と「逆光で撮影が難しいね」と笑い合いながら、ただただその美しさに時間を忘れて見入ってしまいました。
RVパークにいかっぷの概要と利用方法
チェックイン

到着したら、まずは「新冠温泉ホテルヒルズ」のフロントで受付を行います。
ホテルスタッフが丁寧に案内してくれるため、RVパークを初めて利用する方でも安心です。
チェックインは15:00〜21:00、チェックアウトは翌朝10:00までとなっています。
なお、チェックイン時には1人500円の追加料金で「入館証(温泉手形)」を発行してもらうのがおすすめです。
詳しい内容は後ほどご紹介します。
サイトの広さと環境

今回は「1番サイト」を利用しました。
RVパークには全5区画あり、区画内であれば椅子やテーブルを出してくつろぐことができます(※車外利用は22:00まで)。
サイトの広さは 7m×4m。
隣の車との間隔もゆとりがあるため、圧迫感なく過ごせました。
電源は無料(料金込み)で使える

電源利用料は基本料金に含まれています。
わが家のキャンピングカーも外部電源に接続し、エアコンを稼働させながら過ごしました。
旅先でもバッテリー残量を気にせず快適に過ごせるのは、非常にありがたいポイントです。
温泉を満喫したあと、涼しい車内でのんびり過ごす時間は格別でした。
ゴミは追加料金なしで回収してもらえる

燃やせるゴミ(紙・生ゴミ・ペットボトル)と、燃やせないゴミ(空き缶・空き瓶)に分別して捨てることができます。
ゴミ箱は、受付時に案内される暗証番号で鍵を開けて使用する仕組みです。
野生動物による被害を防ぐための対策が施されており、安心して利用できました。
追加料金なしで処理してもらえるのは、本当に助かります。
ホテルクオリティの美しいトイレ

24時間利用可能なトイレはホテル館内にあり、清掃が行き届いていてとても清潔です。
男女ともに温水洗浄便座(ウォシュレット)を完備しているほか、ジェットタオルも設置されています。
実際に利用してみると、「さすがホテルのトイレ!」と感動するレベルの快適さでした。
温泉併設なのがうれしい!「レ・コードの湯」を満喫

「RVパークにいかっぷ」の大きな魅力のひとつが、併設された温泉施設「レ・コードの湯」を利用できることです。
泉質は、ナトリウム塩化物・塩冷鉱泉(低張性アルカリ性冷鉱泉)。
RVパーク利用者は、1人500円で入浴できます。

さらに、フロントで配布される入館証(温泉手形)を首から下げていれば、滞在中は何度でも入浴可能です。
利用時間は、チェックイン後の15:00〜24:00まで、翌朝は5:00〜8:00まで。
夜だけでなく、朝風呂も楽しめます。
私たちも到着後すぐにひと風呂浴び、夜寝る前、そして翌朝とたっぷり3回も満喫。
朝からのんびり温泉に入るという、贅沢な時間を過ごせました。
妻も「お肌がツルツルになった!」と喜んでおり、夫婦そろって大満足の温泉でした。
デメリット・注意点
実際に利用してみて、大きな不満はありませんでしたが、気になった点が2つありました。
【給排水設備(ダンプステーション・給水所)がない】
グレータンク・ブラックタンクの排水設備(ダンプステーション)や、給水用の水道設備は設置されていません。
そのため、利用前に給水を済ませておくほか、排水容量にも余裕を持たせておくと安心です。
【トイレまで少し距離がある】
24時間利用できるトイレはホテル館内にありますが、RVパークの駐車サイトからは約100m離れています。
夜間や雨の日は少し距離を感じるかもしれません。
ちなみに、1〜5番サイトのいずれを利用しても、トイレまでの距離はほぼ変わりません。
RVパークにいかっぷ
住所:北海道新冠郡新冠町西泊津16-3
TEL:0146-47-2100
料金:1泊3,000円
チェックイン:15:00~21:00
チェックアウト:~10:00
詳細はこちら▷くるま旅クラブ
RVパークとあわせて楽しみたい新冠町の観光スポット
新冠町は「サラブレッド銀座」で知られる競走馬の町。
ここでは、実際に滞在中に訪れた、車中泊旅にもおすすめのスポットとグルメをご紹介します。
「レ・コード館」で100万枚を超えるレコードに触れる

「RVパークにいかっぷ」から車で約3分。
「道の駅サラブレッドロード新冠」に隣接しているのが「レ・コード館」です。
館内には100万枚を超えるレコードが収蔵されており、音楽好き、レトロな雰囲気を楽しみたい方にもおすすめのスポットです。

館内では、「鉄腕アトム」や「およげ!たいやきくん」などを流せる懐かしのジュークボックスを体験できるほか、貴重な蓄音機やレコードジャケットも展示されています。
大人300円の有料ゾーン内は撮影禁止です。
レ・コード館
住所:北海道新冠郡新冠町字中央町1番地の4
TEL:0146-45-7833
営業時間:10:00~17:00
詳細はこちら▷新冠町HP
「優駿の塔」から太平洋と日高山脈を一望

レ・コード館を訪れたらぜひ立ち寄りたいのが、併設されている展望台「優駿の塔」です。
中央のエレベーターで最上階へ上がると、太平洋から日高山脈まで見渡せる大パノラマが広がります。
展望台から今回宿泊した「RVパークにいかっぷ」がある高台も見え、「これだけ見晴らしがいい場所なら、あの美しい夕日が見られるのも納得」と、立地の良さをあらためて実感しました。
展望台には「カフェご利用者様優先席」があり、ゆっくり過ごすこともできます。
私たちは、引退馬の支援や動物保護活動につながる「動物支援メニュー」から「ビーナスのブラッドオレンジソーダ」と「レディのマスカットソーダ」を注文。
絶景を眺めながら、贅沢なカフェタイムを楽しみました。
優駿の塔
住所:北海道新冠郡新冠町字中央町1番地の4
TEL:0146-45-7833
営業時間:10:00〜17:00
詳細はこちら▷新冠町HP
散歩におすすめ「レ・コードパーク」

新冠町役場の隣にある「レ・コードパーク」は、レコードをモチーフにした綺麗な公園です。
公園内の散策路を歩いていくと、「巨大ロウ管蓄音機」のモニュメントが現れ、1時間ごとに美しいメロディーが流れます。
水辺や小川も整備されており、旅の合間のリフレッシュやペット連れの散歩にも最適なスポットです。
レ・コードパーク
住所:北海道新冠郡新冠町東町24−31
営業時間:4月~10月まで
詳細はこちら▷日高振興局
時間があれば立ち寄りたい新冠の名所
今回は時間の都合で訪れることはできませんでしたが、新冠町にはほかにも魅力的なスポットがあります。
北海道らしい自然を感じられる名所もたくさんあります。
ぜひ、スケジュールに合わせてぜひ立ち寄ってみてください。
名馬のふるさとを走る「サラブレッド銀座」
道の駅から内陸へ続く道沿いに、数々の名馬を輩出した牧場が立ち並ぶ「サラブレッド銀座」があります。
見学の際は案内所でルールを確認し、マナーを守って楽しみましょう。
詳細はこちら▷新冠町商工会
世界的にも珍しい「新冠泥火山」
「新冠泥火山」は、地下のメタンガスや地下水とともに泥が噴き出してできた、国の天然記念物です。
世界的にも珍しい地質現象として知られています。
国道235号線沿いから見学できますが、敷地内への立ち入りは禁止です。
詳細はこちら▷日高振興局
太平洋を望む自然豊かな「判官館森林公園」
太平洋を望む高台に広がる森林公園で、広葉樹の原生林やアスレチック、キャンプ場などが整備されています。
詳細はこちら▷新冠町HP
車中泊旅で立ち寄りたい!実際に食べておいしかった新冠町グルメ
地元で人気の洋食店「ベンチタイム」

新冠町に入って最初のランチで立ち寄ったのが、地元でも評判の洋食店「ベンチタイム」です。
今回は、「オムライスセット(1,400円)」と「煮込みハンバーグセット(1,700円)」を注文。
オムライスは、酸味の効いたトマトソースがたっぷりとかかった逸品で、煮込みハンバーグセットは、やわらかく、深い味わいのソースがベストマッチ。
素朴で優しく、「また立ち寄りたい」と心から思える味でした。
ベンチタイム
住所:北海道新冠郡新冠町字節婦町292-1
TEL:0146-47-3650
営業時間:11:00~17:30(L.O)、土日祝~18:30(L.O)
定休日:火曜日・水曜日、年末年始
詳細はこちら▷新冠町商工会
車を動かさずに夕食を楽しめる「茶屋 ゆうぐれ」

RVパーク併設の「新冠温泉ホテルヒルズ」館内にあるお食事処。
車を移動させることなく、夕日を眺めながら夕食を楽しめる最高のロケーションです。
今回は、「近海ツブ・タコ釜飯(1,150円)」と「海鮮チャーメン(1,200円)」を注文しました。
海鮮チャーメン(海鮮あんかけ焼きそば)は、ツブやタコなどの具材がたっぷりで食べ応え抜群。
近海ツブ・タコ釜飯は、炊きたてならではの香りとともに、タコやツブの食感をしっかり楽しめる一品。
自然でほんのりとした味付けが絶妙で大満足の夕食でした。
茶屋 ゆうぐれ
住所:北海道新冠郡新冠町字西泊津16-3(新冠温泉ホテルヒルズ内)
営業時間:
【平日】11:00~13:30、17:30~20:00
【土日祝】11:00~14:00、17:30~20:00
詳細はこちら▷新冠温泉ホテルヒルズ
ボリューム満点でコスパ抜群!「Dining Salon えましあ」

翌日のランチで訪れたのは、道の駅「サラブレッドロード新冠」のすぐ裏手にある「Dining Salon えましあ」。
今回は、「唐揚げ定食(850円)」と「赤魚の定食(850円)」をいただきました。
どちらもお盆から溢れんばかりの圧倒的ボリュームとコスパ!
地元の新鮮な食材を使った手作り料理は、箸が止まらない美味しさでした。
特に印象に残ったのが唐揚げです。
「唐揚げ」は絶品で、衣はサクッと香ばしく、中はジューシーで食べ応えも十分。
今回の旅で食べた料理の中でも特に印象に残る一品で、テイクアウトして車内で味わうのもおすすめです。
Dining Salon えましあ
住所:北海道新冠郡新冠町字本町65番地17「サポートセンターえましあ2F」
TEL:0146‐47‐2299
営業時間:11:00~15:00
定休日:日曜日・月曜日
詳細はこちら▷社会福祉法人 新冠ほくと園
まとめ|日高旅の拠点としてかなり優秀

実際に「RVパークにいかっぷ」を利用してみて、北海道の日高地方を旅する際の拠点として「これ以上ないほど優秀だった」と感じました。
太平洋を望む絶景、綺麗で安心なホテル設備、滞在中に何度でも利用できる温泉、さらに周辺には魅力的なグルメと道の駅。
これらがすべてコンパクトに揃っており、夜はとても静かな環境で心からリラックスして車中泊ができました。
2026年には日高自動車道が新冠まで延伸し、アクセスも格段に便利になりました。
競馬ファンはもちろん、北海道をキャンピングカーで旅するすべての車中泊ファンに、筆者が自信を持っておすすめしたいRVパークです。
なお、筆者夫婦が「RVパークにいかっぷ」で過ごしたリアルな空気感や車内の様子は、YouTubeチャンネル「ちょぴこ北の暮らしch」の動画で詳しく公開しています。
ぜひ、記事と併せてチェックしてみてください。