![ャンピングカー用カセット式トイレの全自動コイン洗浄機](https://newsimage2.drimo.jp/wp-content/uploads/2024/10/27120316/DESIGN-1932_eyecatch.jpg)
日本未導入?キャンピングカー用カセット式トイレの全自動コイン洗浄機は期待外れだった?
目次
頭を抱えるキャンピングカーのトイレ処理に解決法があるかも?
楽しい車中泊旅をより快適に過ごすためにあると便利なのが「トイレ」です。
どこでもトイレが使えると、旅の自由度が大幅に拡大しますが、「汚水処理が面倒……」という理由であきらめている人もいるのではないでしょうか?
私たちはキャンピングカーに暮らしながらヨーロッパを周遊中で、365日カセット式のトイレを使用しています。
毎日のトイレの処理はもはや日常の一部です。
そんなある日、キャンピングカー先進国の北欧を旅しているときに、カセットトイレの処理と洗浄をすべて行ってくれる、セルフ式の全自動洗浄マシーンを見つけました。
これがあれば、面倒で汚い汚水処理の悩みを解決するかもしれない!
実際に使ってみたので、リアルな感想を紹介します。
ヨーロッパではこうした機械が多く設置されており、日本でも今後導入される可能性があるので、参考にして見てください。
キャンピングカーのトイレってどうなっているの?
キャンピングカーに設置できるトイレはポータブルトイレ、カセット式トイレ、マリントイレ(ブラックタンク式)、圧着式などがあります。
マリン式トイレ
船のトイレと同じ仕組みであることからマリン式と呼ばれています。
主にアメリカのキャンピングカーや、古いタイプのヨーロッパ製キャンピングカーに設置されていることが多いです。
固定式になっており、床下に大容量のタンクが設置されているため、大型のキャンピングカーに搭載されています。
汚水処理は専用のダンプステーションで行い、排出用ホースをキャンピングカーとダンプステーションの排水溝に繋いで処理します。
カセット式トイレ
便座部分が車両に固定されていて、汚水タンクは外側から取り出して処理できるので、車内を清潔に保てます。
処理が比較的楽なため、キャンピングカーで一番使われているタイプです。
排泄物は、専用の薬剤を入れることで固体を分解して溶かし、臭いも出ないようにしてくれます。
ポータブルトイレ
車に固定しないで置くだけで設置できるタイプのトイレです。
便座部分とタンク部分がコンパクトに一体型になっており、持ち運びができます。
処理の際は、車内からタンクだけを取り出して、カセットトイレと同じように処理を行います。
価格も1万円前後とお手頃で、改造したバンコンや軽キャンパーなど、固定式トイレがつけられない車両でよく利用されています。
圧縮式トイレ(ラップ式)
水を使わず、熱圧着によって排泄物を1回ごとにラップ(個包装)して密封する仕組みです。
専用の凝固剤とフィルムを使うことで、臭いや細菌が外に漏れないように設計されています。
熱圧着によって密閉されるので、後処理は簡単で衛生的です。
持ち運びが可能なので、車中泊だけでなく、災害時にも使える簡易トイレです。
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