トヨタ グランエース完全情報!おすすめグレードや人気カラー、スペックなどを解説
目次
2021年6月に一部改良
2021年6月28日の一部改良によって、全グレードに助手席可倒式ヘッドレストを採用。
助手席の運転席側肩口にパワーシートスイッチを追加しました。
おすすめグレード
グランエースのグレード構成と車両価格
2021年4月時点で販売されているグランエースのグレード(特別仕様車を除く)は以下表のとおりです。
グレード名 | 車両価格(税込) |
G | 6,200,000円~ |
Premium | 6,500,000円~ |
グランエースは8人乗りの「G」と6人乗りの「プレミアム」の2グレード。
主要装備や機能は同じですが、プレミアムの方が豪華な内装となっています。
6人が超ゆったりくつろげる「プレミアム」は豪華内装
全てのシートが独立キャプテンシートとなっている「プレミアム」は、VIP向けハイヤーやプレミアムタクシーとしてふさわしい居住空間が特徴です。
トヨタのプレミアムミニバン・アルファードも広い車内が特徴ですが、こちらは7人乗りが基本。
4人乗りコンプリートカーの1,500万円アルファード「ロイヤルラウンジ」が生産終了となった現在、グランエース・プレミアムが最も広々乗れるバンといえるでしょう。
2列目と3列目の間の足元空間も大変広く、大人が足を組んで座ることができます。
主要装備や機能はエントリーグレード「G」と同じですが、プレミアムはドアトリムやピラーガーニッシュ、スピーカーグリルの質感がアップ、リヤ席バニティミラー(天井ミラー)が付くなど、内装が豪華になります。
8人乗り「G」は4列シートのエントリーグレード
エントリーグレードの「G」は4列8人乗りという少し耳慣れない座席数。
後席6人分のシートのうち、2列目・3列目は独立キャプテンシートですが、4列目はベンチシートとなっています。
4列目は跳ね上げて収納できるため、ラゲッジスペースを広く確保することができます。
主要装備や機能は「プレミアム」と同じですが、Gは内装がシンプルです。
同じ8人乗りのミニバン・アルファードと比べると、グランエース・Gの方がひとりひとりのスペースに多少余裕があるものの、常に8人で乗る=ファミリーユースを想定するなら、ボディサイズによる取り回しのよさを優先させてアルファードを選択したほうがよいでしょう。
ボディカラーは全4色
グランエースのボディカラーラインアップは4色。
いずれも黒、白、シルバー系の落ち着いた色味となっていますので、査定の際も加点要素となるでしょう。
カラー名称 | カラーコード |
ホワイトパールクリスタルシャイン | (070) |
シルバーメタリック | (1F7) |
グレーメタリック | (1G3) |
ブラック | (202) |
トヨタ グランエースのスペック
ボディサイズ
全長5.3m、全幅1.97mと国産車としてはかなり大柄なボディに、セミボンネットを採用。アルファードより一回り大きいサイズ感です。
車両重量も、ラダーフレームや環状骨格構造のためにアルファードよりも500kgほど重くなっています。
狭い路地などではやはり窮屈になりますが、重量に関してはディーゼルエンジンの力強い加速によってそれを感じさせず、タイヤのキレ角も最大45度でUターンなどは容易。取り回しは意外と良いという声も。
強いて言うならフロアが高く、乗り降りがやや大変とのレビューが見られます。
もとより法人需要を強く意識したモデルであるため、ファミリー層の使い勝手を重視するのであれば、やはりアルファード/ヴェルファイアがおすすめです。
全長 | 5,300mm |
全幅 | 1,970mm |
全高 | 1,990mm |
ホイールベース | 3,210mm |
車両重量 | 2,740~2,770kg |
乗車定員 | 6〜8人 |
パワートレイン
グランエースのパワートレインは、ハイエースにも採用されている2.8Lのクリーンディーゼルエンジン1種類のみ。これにFRレイアウトと6速ATを組み合わせています。
ディーゼルエンジンであるにも関わらず、静粛性が高いおかげで車内まで音が響くことはありません。
また、ディーゼルであるため、低速域から太いトルクで力強い加速が可能。
しかし、ハイエース同様に耐久性に優れ、メンテナンスが容易であることを重視した結果、ステアリングは電子制御ではなく油圧式を採用。
路面状況や横風の感覚がハンドルに伝わりやすく、高速走行の安定性には若干欠ける部分があります。
エンジン | 直列4気筒 |
排気量 | 2,754cc |
最高出力 | 130kW[177PS]/3,400rpm |
最大トルク | 450N·m[46.1kgf・m]/1,600-2,400rpm |
モーター最高出力 | – |
モーター最大トルク | – |
トランスミッション | 6速AT |
駆動方式 | FR |
使用燃料 | ディーゼル |
トヨタ グランエースの維持費と燃費
トヨタ グランエースの燃費とガソリン代
本記事執筆時の以下の年間走行距離、ガソリン価格(全国平均)を参考に、年間のガソリン代を算出しました。
・自動車の年間走行距離:平均6,316㎞
・燃料価格(全国平均):軽油135円 2021年5月現在
対象グレード | WLTCモード | ガソリン代 |
ディーゼル モデル | 10.0km/L | 85,266円 |
トヨタ グランエースの維持費(3年間)
トヨタ グランエースの3年間の維持費をシミュレーションしてみました。
ディーゼルモデル | |
自動車税 | 50,000円 |
重量税 | 免税 |
車検時法定費用 | 50,010円 |
ガソリン代(3年) | 284,220円 |
合計金額 | 384,220円 |
※車検費用は受ける場所や検査内容によって異なる場合があります。
※任意保険料や駐車場代、高速道路利用料金などの別途費用も発生します。
※上記の金額はあくまでも目安となります。
ライター:MOBY編集部
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