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キャブオーバーとは?バンやワゴンとの違いは?おすすめ人気モデル最新情報も



キャブオーバーとは車の構造を指す言葉です。

トラックやバンはキャブオーバー型が多いものの、すべてのトラックやバンがキャブオーバーではありません。

曖昧になりがちなキャブオーバーの定義を解説するとともに、現在新車購入できる国産キャブオーバーを紹介します。

キャブオーバーとは?

キャブオーバー

©ケイーゴ・K/stock.adobe.com

キャブオーバーとは、エンジンの上に運転席がある車を指します。

車室を表すキャブ(キャビン)がエンジンの上(オーバー)に乗る上下二層構造であるため、そう呼ばれています。

キャブオーバーは前方にエンジンルームがないぶん前席を車体前方に配置することで、荷室をより広く確保できる特徴があります。

なかでも、前席が前輪の直上より車体前端にあるものは「フルキャブ」といい、もっとも室内長が確保できる形式です。

それに対し、前席が前輪よりも後にあるものは「セミキャブ」と呼ばれ、運転前席がやや後方にあるぶん荷室スペースが犠牲になるものの、前面衝突安全性が高められています。

キャブオーバーとバンの違い

バン

©Africa Studio/stock.adobe.com

運転席を前方に押しやり、荷室を広く確保できるキャブオーバーは、商用貨物車であるバンやトラックによく用いられる車体構造です。

ただし「バン」とは車の用途を指す言葉であるため、すべてのバンがキャブオーバー型ではありません。

とくに外形寸法が限られる軽自動車で荷室長を稼ぐにはキャブオーバー型が最適です。

軽ワンボックスカーであるスズキ エブリイやダイハツ ハイゼットカーゴなどは「キャブオーバーバン」であり、軽トラもキャブオーバー構造です。

一方、軽ハイトワゴンをベースとしたホンダ N-VANは「ボンネットバン」に分類されます。

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