【実体験】車中泊旅の途中で事故!連絡は?病院は?対処法を紹介
目次
事故が起きてしまったら、まずは落ち着くこと
筆者もそうでしたが、事故が起きてしまうと人間は多少なりともパニックを起こしてしまいます。
軽い衝撃にもかかわらず一瞬思考が停止したので大きな事故の場合にはパニックやショック、様々な感情が頭の中を巡るかと思います。
そんな時にまず大切なのは「落ち着くこと」です。
深呼吸してまずは落ち着きましょう。
落ち着くことでひとつずつやることが鮮明になってきます。
「警察に連絡する」「ケガの状態を把握する」など、パニック状態では考えられないことも落ち着くことでしっかりと考えられるようになります。
事故を起こしてしまったとき、巻き込まれてしまったときは「まずは深呼吸して落ち着くこと」が大切です。
事故が発生してからの手順【5ステップ】
ここからは実際に遭った事故の状況とともに事故が起きてしまったときの対処法5ステップを紹介していきます。
筆者の実体験をもとに「もっとこうすればよかった」「ここは注意が必要だった」など、あとから気づいたポイントも解説していきます。
事故が起きてしまったときの対処法5ステップはこちら。
1.二次被害が起きないように車を移動
2.ケガがある場合は救急車を呼ぶ
3.警察・保険会社に連絡
4.事故を起こした相手と連絡先を交換
5.保険会社の対応に従う
それぞれ具体的に解説していきます。
二次被害が起きないように車を移動
筆者は完全に停車している状態に後ろからの衝突を受けました。
初めは何が起きたのかよく状況を理解していませんでしたが、しばらくすると「あ、ぶつけられたんだ」という実感がわいてきました。
交差点のど真ん中だったこともあり、交通量も多く、いつ次の事故が起きてもおかしくない場所でした。
一瞬パニックにはなりましたが、速やかに車を通行の邪魔にならない場所に移動させました。
まず事故が起きてしまったときにやるべきことは2次災害が起きないように「車を移動」させることが重要です。
筆者の場合もたまたま交差点の角が空き地だったため、すぐに安全な場所に移動させることができました。臨機応変に場所を選んで停車させましょう。
ケガがある場合は救急車を呼ぶ
車を移動させてから事故が起きてしまったことを連絡する必要があります。
まずはケガがあるのか、ないのかをしっかりと確認しましょう。
ケガがある場合には救急車を呼びましょう。
筆者に起きた事故はすぐに救急車が必要になるような大きな事故ではなかったため、救急車は呼ばずに済みました。
被害者も加害者もどちらも救急車が必要なのか、必要ないのか必ず確認して連絡するようにしましょう。
警察・保険会社に連絡
救急車の必要の有無にかかわらず、次は警察・保険会社に連絡します。
警察に事故の様子や調書を作成してもらう必要があるので自分たちだけで事故を解決せずに必ず警察に連絡するようにしましょう。
「このくらいの事故なら1万円で修理も済むよ」などと言って現金を渡してその場で解決しようとする方もいますが、(過去にありました)後からケガの後遺症など出てくることも考えられます。
そうした場合は警察に届けていないと事故として認めてもらえないこともあるので「警察を呼ぶ」は絶対に覚えておいてください。
また、入っている保険会社にも連絡するようにしましょう。
事故を起こしてしまったことを保険会社にも知らせておく必要があります。
事故を起こした相手と連絡先を交換
警察を待つ間に事故を起こした相手と連絡先を交換しておくようにしましょう。
「名前」「連絡先」「住所」「免許証ナンバー」「車のナンバー」をメモして無くさないように保管しておきます。
連絡先の交換を忘れていても、あとから警察の人からも連絡先の交換はしましたか?と確認されるので、時間のあるときに早めに交換しておくといいですよ。
筆者の場合はぶつけてしまった側の方が筆者以上にパニックになっている様子だったので落ち着けるように「おケガがなくてよかったです」など声をかけながら一緒に警察を待ちました。
警察が来てからは警察の事情聴取や質問に素直に応対していくだけです。
加害者の厳罰を望みますか?と聞かれたときはびっくりしましたが、もちろん故意に事故を起こしたわけではないので「望みません」と答えました。
よっぽど悲惨な事故でない限り「望みません」という返答で良いかと思います。
救急車を呼ぶほどのケガではなかったものの、首回りが「むちうち」のような症状があったのであとから病院にいきました。
その時は痛みがなくても後から痛みが出てくる可能性もあります。
不安な場合は念のため「病院に行く」と伝えてください。
病院にかかる費用もすべてあとから戻ってくるので「これぐらい大丈夫」と過信せずに丁寧に身体の様子をみていきましょう。
保険会社の対応に従う
事故の処理も終わり、病院での診察も終わったらあとは相手側の保険会社さんからの連絡を待ちましょう。
何か分からないことや気になることはすぐに質問して確認するようにしてください。
相手側の保険会社からは「病院にかかった費用」「車の修理の件」「休業手当」などについて詳しい話があります。
電話で連絡が来ることがほとんどのようですが、電話が長くなることも考えられます。
電話代の負担を避けるために、なるべく保険会社からの電話に出るようにする、仕事中などで電話に出られなかった場合にもかけなおしていただくなど、工夫するといいですよ。
すべての手続きが無事に終われば事故の対応は終わりです。
車の修理に関しては保険会社と修理業者が連絡を取り合ってくれるので特に連絡をする必要はありませんでした。
工場に車を持っていって直してもらったら終了、という形でした。
まとめ:事故は突然やってくる!焦らず対処しよう
事故は本当にいつ誰に起きてもおかしくありません。
比較的運転には自信もあり「今まで事故を起こしたことはないから大丈夫」という過信もありました。加害者ではなく、被害者側ではありましたが、事故の危険性はすぐ隣り合わせです。
とはいえ、事故に合ってしまったときは誰でもパニックになるかと思います。
筆者も一瞬「時がとまったような」感覚になりました。
そんな時でも焦らずに落ち着いて行動できるように事故が起きてしまったときの対処法、事故後の手順について解説してきました。
万が一の事故に備えて日ごろから事故が起きたときの行動を知っておくことも重要でしょう。
安全には今一度注意しながら車中泊旅での運転に気を付けましょうね!