「巨大地震注意」南海トラフ地震への警戒高まる―運転中に大きな揺れを感じたらどうする?安全のためにドライバーが必ず知っておきたいこと
揺れが収まったらそのまま運転を再開していい?
海沿い、山・崖の近くなどの「車内にいるほうが危険」という場所を除いて、地震発生中は車内にいる方が安全です。一旦揺れが収まるまでは車内に留まり、カーラジオなどで地震・交通情報を把握しましょう。
揺れが収まった後に再び運転する場合は、信号機が動作しているか、道路が損壊していないか、障害物がないかなど、周囲の状況をしっかりと確認してください。
停止するときだけではなく、再び動き出すときも二次的な被害を生み出さないよう、注意する必要があります。
火事場泥棒に遭わないために車はしっかりロック!…はダメ?
車を置いて車外に避難する必要があるときは、避難する人々の通行、災害応急対策(緊急車両)の妨げになるような場所を避け、車を道路外に移動させてください。それが難しい場合は道路の左側に寄せます。
車外に出るときは以下の4つの点をおさえ、速やかに避難してください。
・エンジンを切る
・キーはつけたまま、置いたままに
・窓を閉める
・ドアをロックしない
注意したいのが、警察や消防が車を移動できるようにするために、車内にキーを残し、ドアロックをしないということ。しかし、車検証や貴重品は必ず持って避難しましょう。
車検証は取り出しやすくなっているか、また車内にその日の運転には不要な貴重品等を置きっぱなしにしていないか、あらためて確認しておくことが大切です。
ライター:MOBY編集部
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