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「車内寒っ!早くエアコンつけて!」は逆効果?冷えた車内をすぐに温めたいなら「ヒーターはつけないで」ってホント?



暖房を早く効かせるコツは「すぐに暖房をつけない」

エアコン 暖房 車

©veera/stock.adobe.com

暖房のスイッチを入れるとブロアーが回り始めますが、このブロアーが車内の冷たい空気を冷却水に当てて、当たった空気は暖かい空気として再び車内に送られるという仕組みになっています。

つまり、車の暖房は車内を暖めるだけでなく、冷却水の水温を下げる(=エンジンを冷やす)効果もあるのです。

そのため、まだエンジンが温まっていない状態で暖房をつけてしまうと、せっかく温められた冷却水が冷まされてしまいます。

いつまでも冷たいままということはありませんが、エンジンを効率良く温めるのには逆効果。

冷却水が温まらなければ暖房をつけても暖かい空気は出ないということを覚えておきましょう。

暖房が効き始める目安となるのは水温計の針が動き始めたり50度を上回ったときや、青い水温警告灯が消えたあたり。

それまでは暖房のスイッチをつけないことが、早く暖房を利かせるコツとなります。

ライター:MOBY編集部
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