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軽キャンピングカー乗りが買ってよかったお一人様用調理家電2選

買ってよかったお一人様用調理家電2選

軽キャブコンJPSTAR HAPPY1+の室内で使用中


本格的なキッチンのない軽キャンピングカーの車内で調理。

限られたスペースで自宅と同じような鍋やフライパンやコンロは使うのはなかなか難しいです。

筆者は軽キャンピングカーのJPSTAR HAPPY1+に乗り始めて約2年。

一人で車中泊する際にはよく車内で自炊しています。

しかし、調理器具はたくさん積めないので、だいたい焼肉をするかお刺身を購入しがち。

出費がかさんでいました。

そこで最近、狭いスペースでも手間要らずで簡単に調理ができるお一人様用調理家電を2種類購入

サンコーレア物ショップの網焼きや鍋ができる「酒と小鍋と炙りと私」と、炊飯とおかずの温めが同時にできる「炊き立て丼」です。

実際に調理してみて感じたメリットとデメリットを紹介しているので、車中飯自炊派や新しい調理家電を探している人は、ぜひ参考にしてください。

車内での晩酌にピッタリ「酒と小鍋と炙りと私」


1人用家電 キャンピングカー調理 調理家電

商品概要


製品名: 酒と小鍋と炙りと私
加熱方式: ラジエントヒーター(火を使わない)
最大出力: 1000W
最高温度: 約700度
付属品: 焼き網、小鍋
サイズ: 幅190mm × 奥行200mm × 高さ65mm
価格: 税込10,600円


「酒と小鍋と炙りと私」というユニークな名前のこの商品は、コンパクトで卓上で使える調理家電。

トッププレートの下にニクロム線が埋め込まれているラジエントヒーターを搭載しており、火を使わずに網焼きや串焼きが楽しめます。

商品説明にも「卓上で飲みながら炙り焼きや小鍋を楽しめる」(引用1)とある通り、まさに車内での焼き鳥にぴったり!ということで、即購入しました。

使用方法


1.ヒーターを卓上に設置し、付属の網または鍋をセット。

2.ダイアル式のつまみを回してスイッチをオン。

3.火力を200W〜1000Wに設定し、食材を焼き網や鍋に置いて調理。

4.調理後、しっかり冷ましてからヒーターを水拭きで清掃。

「酒と小鍋と炙りと私」実際に行った調理


1人用家電 キャンピングカー調理 調理家電

ししゃも:大きさにもよりますが、同時に5匹くらい焼けます。

1000Wで調理。

焼き鳥(皮・ほんじり):3本同時に焼けます。

同じく1000Wでしっかり焼きました。

1人用家電 キャンピングカー調理 調理家電

スルメイカ:網が小さいので、カットして焼くとちょうどよく調理できました。

1人用家電 キャンピングカー調理 調理家電

おもち:焦げない程度に600~800Wで調理。

1人用家電 キャンピングカー調理 調理家電

パン:食パン1枚がちょうどいいサイズ。おもちと同様に600~800Wで焼きました。

使ってみて感じたメリット


省スペース:設置場所と収納場所に困らない。

操作が簡単:火力調整はつまみを回すだけ。

火力調整が5段階:細かい火力調整が可能。

焼きたてを楽しめる:焼きたてがやっぱり美味しい。

使ってみて感じたデメリット


時間がかかる:直火よりは火力が弱く、調理時間が長い。

火事の危険:ラジエントヒーターに食材の脂が落ちると発火のリスクあり。

電力消費が大きい:1000W以上のポータブル電源か外部電源のある場所での使用が必須。


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2段式どんぶり型超高速炊飯器「炊き立て丼」


1人用家電 キャンピングカー調理 調理家電

商品概要


炊飯容量: 最大1合(0.5合からも可)
炊飯時間: 0.5合約15分、1合約20分
おかず同時調理: 最大300mlのおかずを水蒸気で温められる
サイズ: 直径180mm、高さ148mm
重量: 約630g
価格: 税込5,980円


「炊き立て丼」は、お米を炊きながら同時におかずも温められ、そのまま丼が楽しめる便利な調理家電。

大きな電力消費せず短時間で炊飯でき、簡単に炊き立てご飯が楽しめます。

使用方法


1. お米を研ぎ、炊飯釜に水を入れて目盛りに合わせます。

2. おかずトレイをセットして食材を入れ、スイッチを押して炊飯スタート。

3.約15~20分で炊き上がり、5~10分蒸らして完成。

「炊き立て丼」で実際に作った料理


1人用家電 キャンピングカー調理 調理家電

レトルトカレー:お米と一緒にレトルトカレーを温めて、どんぶり風にして食べました。

カレーもしっかり温まっていました。車中泊ではお米は洗う手間を省くために無洗米を使うことをオススメします。

使ってみて感じたメリット


省スペース:小さいので場所を取らない。

効率的:炊飯しながらおかずを温められる。

炊飯時間が短い:最短15分で炊き上がる。

省エネ:消費電力が約200W。

ポータブル電源の電力容量にもよるが、他の家電も同時に使える可能性が高い。

使ってみて感じたデメリット


保温機能なし:作りすぎには注意。

一度で食べきれると思う量の炊飯がオススメ。

おかずの温めが不十分な場合あり:鶏肉など厚みのある食材は加熱が甘いことも。

容器が熱い:炊き上がり直後は容器が非常に熱く、やけどに注意。


まとめ


1人用家電 キャンピングカー調理 調理家電

「酒と小鍋と炙りと私」と「炊き立て丼」はどちらも省スペースで使いやすく、少人数での車中泊やソロキャンプなどに最適な調理家電です。

火を使わずに網焼きや炊きたてご飯を楽しめるので、手軽に温かい食事が取れます。

ただし、「酒と小鍋と炙りと私」のラジエントヒーターの火力は直火よりも弱く、電力消費が大きい点に注意

炊き立て丼も保温機能がないので、食べきれる分量を調理するのがポイントです。

調理家電を使用するときには、外部電源のある車中泊場所やポータブル電源の使用がオススメ。

また、ラジエントヒーター搭載の調理家電を使う際は、火事のリスクを考慮して消火スプレーの準備を忘れずに!

参考:引用1

もりもりお

「いつもの日常にちょっとした非日常を」をモットーに、1年前に手に入れたJPStarHappy1+で家族とのキャンピングカーライフを満喫しています。普段は循環器専門病院で薬剤師として奮闘中。趣味はゴルフ、ボードゲーム、温泉巡りなど多岐にわたります。将来の夢は、長期休暇を取って日本一周旅行。薬剤師の経験を活かし、お薬に関する情報やキャンピングカーの楽しみ方を発信していきます。長期休みが取れない中でも、日常の喧騒を離れ、キャンピングカーライフの魅力を皆様と共有できればと思っております。薬剤師として地元のキャンピングカーフェアでお薬相談会を行うのが夢