車中泊!車の屋根にソーラーパネルは必要か?250泊の経験者がアドバイス
目次
【車中泊で250泊以上】携帯タイプのソーラーパネルがあった方がいい人
筆者はこのタイプの車中泊トラベラー。
使用しているポータブル電源はEcoFlow社のEFDELTA(出力 1600W 、容量1260Wh)と同社の折り畳み式ソーラーパネル160Wです。
総額で20万円ほどかかりましたが、筆者の使い方だともう一ランク下の製品でも十分だったと思います。
電化製品はスマートフォン1台、iPad1台、MacBook1台、炊飯器、ポータブルスピーカー、LEDライト(車内)、予備用LEDランプ1個、ドライヤー。
継続して電気を使わないのであれば、ポータブル電源の充電はシガーソケットからの走行充電と、晴れた日のソーラーパネルの太陽光充電で十分。
今回の日本一周車中泊旅中も電力が80%を下回ったのは1日しかありませんでした。
私の旅は非常にゆっくりペース。
晴れた日に車を停めてソーラーパネルを外に出し、丸1日充電に使ったとしても行程に何の支障もありません。
ゆっくり旅する派で、冷蔵庫のように継続して電気を使用する電化製品を持たない人には、このくらいの装備がおすすめです。
参考商品▽
【車中泊で250泊以上】屋根に設置するソーラーパネルが必要な人!
車中泊の装備の中に24時間稼働する冷蔵庫が入っていれば、シガーソケットからの走行充電と携帯タイプソーラーパネルでは不安。
常にポータブル電源に充電できるように屋根にソーラーパネルを設置したほうが無難です。
冷蔵庫に限らず、車中泊用のポータブルエアコンなど消費電力が大きくて長時間稼働する家電を持っていくときも、様々な充電方法を用意しないと日々電池残量との戦いになってしまいます。
しかも日本の場合、梅雨や冬の時期は晴れ間が少なく太陽の力も弱いので、ソーラーパネルを設置しても問題が解決しない可能性もあります。
これはとてもストレス!楽しいはずの車中泊旅がイライラの旅に変わるでしょう。
持っていく家電の種類や数にもよりますが、消費電力が多くなれば屋根に設置するソーラーパネルだけではなく、サブバッテリーも準備しないといけないかもしれません。
ポータブル電源+DIY屋根取り付けソーラーパネルの場合、ポータブル電源の容量は最低でも1,000Wh以上、屋根のソーラーパネルは可能であれば200W以上欲しいところ。
最低投資額は20万円にはなると思います。
【車中泊で250泊以上】ソーラーパネルを選ぶときの注意点!
ソーラーパネルを選ぶときの注意点がいくつかあるので紹介します。
携帯タイプのソーラーパネルはネームバリューのあるブランドのものを購入すると数万円はします。
決して安い買い物ではないので選ぶときは慎重になるのではないでしょうか?
ですが、ポータブル電源もソーラーパネルも世に広がってからまだそんなに経過しないので、まずはアフターケアが万全な日本のメーカーの製品か日本法人があるブランドを選んだ方が安心です。
現に筆者は、異常があったときにコールセンターに2度相談し、1度修理とメンテナンスでメーカーに私のポータブル電源を送ったことがあります。
そんな経験から私は多少高くても安心を手に入れるべきだという考えです。
またソーラーパネルについては、携帯用も屋根に取り付けるタイプも100W前後のものならさほど価格が変わるわけではありません。
ただしソーラーパネルを屋根に設置するには、固定の仕方などの知識が必要。
安全のためにもプロにお願いした方がいいでしょう。
あとがき
ソーラーパネルでポータブル電源に充電するときは太陽の状態に大きく左右されます。
商品に表示されているワット数はマキシマムなので、薄い雲が広がる日や冬の太陽光は弱く、私の160Wのソーラーパネルの表示が60W~70Wなんてこともありました。
逆に夏場の充電ワット数は高いので充電スピードも早いです。
1年ほど前に400Wの製品が発売されましたが、まだまだ高くて12万円ほどします。
そのうち価格も安くなって800W、1,000Wと大きくなっていくのだと期待大!
お金に余裕があれば購入してみたいと思っています。