季節を問わず便利に使える!「ポータブル冷凍・冷蔵庫」の車中泊活用法!
目次
ポータブル冷蔵庫、使ってみたらこんなに便利!
ずっとクーラーボックスのみで過ごしてきた筆者でしたが、周囲の方の「ポータブル冷蔵庫があるとめちゃくちゃ便利だよ!」の声に背中を押されて、今年の春、思い切って車中泊にポータブル冷蔵庫を導入することにしました。
ポータブル冷蔵庫を導入してから現在で5ヶ月ほど経ちますが、車中泊がかなり快適になり、その便利さに驚いています。
「なんでもっと早く導入しなかったのだろう・・・!」と、ちょっと悔しくなってしまうくらいです(笑)。
筆者が使用しているポータブル冷蔵庫は、冷凍・冷蔵どちらでも使えるタイプということもあり、アイスや氷を持参したり、冷凍物を持ち帰ることもできます。
容量も22Lあるので、ペットボトル飲料をたくさんいれて、さらに食材をいれてもスペースにはまだ余裕があります。
大容量のポータブル電源との合わせ使いで、2泊程度までなら問題なく使えるというのも嬉しいポイントです。
今までだったら「旅の途中で飲み物がぬるくなってしまった」ということもありましたが、ポータブル冷蔵庫を導入してからは、そのようなことがまったくなくなりました。
朝食のパン用に持参したバターが溶けてしまう、なんてこともなくなり、車中泊が以前よりさらに楽しく、快適になったと感じています。
「ポータブル冷蔵庫」を選ぶ際の注意ポイント
「車中泊のためにポータブル冷蔵庫を購入しよう」となったとき、どのようなポイントを押さえて購入すればよいのでしょうか。
まず最初に予算を決めておきましょう。
実は、ポータブル冷蔵庫はさまざまなメーカーから、現在1万円台〜10万円を超えるものまで多数販売しています。
多機能になればその分高価になりますので、あらかじめ「この金額までなら出せる!」という金額を決めておくとよいでしょう。
次に本体のサイズや容量をチェック。
大容量タイプはあれこれ入れることができ、かなり便利なのですが、当然ながら本体のサイズも大きくなります。
車内のスペースと相談しながら、設置可能な大きさ&容量の商品を選ぶようにしてください。
また、消費電力がどのくらいかも調べておき、持っているポータブル電源で使えるのか、どのくらいの時間稼働できるのかもチェックが必要です。
最近では専用バッテリー付きのポータブル冷蔵庫もたくさん発売されているため、「ポータブル電源だけでは電力が足りない」という場合は、そういった商品を選ぶのも良いですね。
その他にスマートフォンが充電できたり、氷が作れたりなど多くの機能付き商品があります。
個々の車中泊スタイルや、車中泊以外でも使うことがあるのか、などを考慮しながら、ご自身に最適なポータブル冷蔵庫を見つけてくださいね。
「ポータブル冷蔵庫」の活用方法
実際の車中泊で、筆者がポータブル冷蔵庫を活用しているシーンをご紹介します。
ポータブル冷蔵庫を導入するかどうか悩んでいる方は、車中泊のどんな場面で使えるのか、参考のためにもぜひチェックしてみてください。
ポータブル冷蔵庫活用法1.夏に冷たいドリンクを詰めて
ポータブル冷蔵庫を導入して初めての夏。車中泊にペットボトル飲料をたくさん持参するようになりました。
それまでは、喉が乾くとカフェに立ち寄ったり、コンビニや自販機の割高のドリンクを購入したりしていました。
現在では、あらかじめキンキンに冷やしておいたドリンクを、いつでも好きなときに飲むことができています。
筆者は普段から、スーパーのプライベートブランドのドリンクや、業務スーパーの格安ドリンクをまとめ買いしておくようにしています。
車中泊の際は、ドリンクを多めにポータブル冷蔵庫に入れておくのがおすすめです。
多めに持参すれば、車中泊中にドリンクを飲み切ってしまうこともなく、無駄な出費も減り、いつでも冷たいドリンクを飲むことができます。
夏の熱中症対策にも最適です。
ポータブル冷蔵庫活用法2.車中飯用食材も安心して持ち運べる
車中飯やキャンプ飯用の食材の保管にも、ポータブル冷蔵庫が最適です。
肉や魚、野菜や卵なども痛む心配なく保存しておくことが可能。
朝食用のヨーグルトや牛乳、バターなどの乳製品も、しっかりと冷やしておくことができるので安心です。
もし食材を使いきれずに余らせてしまった場合も、冷蔵庫にいれて持って帰ればOK。帰宅してから自宅での調理に使うことができますよ。
ポータブル冷蔵庫活用法3.お土産用の冷凍・冷蔵品も保冷剤無しでOK
筆者は自分へのお土産用に、滞在先付近の店舗や道の駅で食材を購入することがよくあります。
厚切りのベーコンやウインナー、冷凍の馬肉や鹿肉、魚の干物やチーズなど、その土地の名物をなにかしら購入するようにしているんです。
クーラーボックスを使用していたときには、冷凍物を持ち帰ることは諦めていましたが、冷蔵品の場合も氷や保冷剤を追加で入手する必要がありました。
ポータブル冷蔵庫を導入してからは、保冷剤なしで持ち帰りが可能に。
冷凍機能を使えば、冷凍品も自宅まで溶けることなく持ち帰ることができています。
ポータブル冷蔵庫活用4.「冷却ジェルまくら」で快適な睡眠が取れる
ゴールデンウィーク明けから夏が終わるまでは、車内で寝ていても、夜中に「暑い!」と目覚めることがよくあります。
そんな熱帯夜におすすめなのが「冷却ジェルまくら」。
あらかじめ自宅の冷凍庫でよく冷やしてから、ポータブル冷蔵庫にいれて持参します。
ポータブル冷蔵庫の「冷凍モード」で冷やしておくのがおすすめですが、「食材も一緒にいれておきたいから冷蔵モードにしておきたい」という場合は、冷蔵モードでもOK。
一度冷凍してから冷蔵庫に入れておけば、4時間程度なら冷たいまま使うことが可能です。
寝苦しい夜に「車内でぐっすり安眠したい」という方に最適です。
ポータブル冷蔵庫を持って、車中泊にでかけよう!
今回は、筆者がポータブル冷凍・冷蔵庫をどのように車中泊で活用しているのかをご紹介しました。
ポータブル冷凍・冷蔵庫があることで、車中泊シーンだけでなく、普段の食材買い出しの際にも役立っています。
氷やドライアイスなしで食材を持ち帰ることができますし、アイスや冷凍食品を大量に購入しておこう、という時にも最適です。
筆者のように車中泊を頻繁にするという方はもちろん、食材をまとめ買いしているという方にもおすすめのポータブル冷蔵・冷凍庫。
1年を通して便利に使うことができるので、ぜひ購入を検討してみてください。