【旅本番編】本州から犬連れキャンピングカーで行く冬の北海道8泊10日

【旅本番編】本州から犬連れキャンピングカーで行く冬の北海道8泊10日



宝石のように輝く氷「ジュエリーアイス」

ジュエリーアイス

ジュエリーアイス

夕暮れのタイミングで、十勝川と河口にある大津海岸へ、クリスタルのように透明に輝く氷「ジュエリーアイス」を撮影しに行きました。今回は、少しだけでしたが氷を見つけられて大満足!

十勝川で凍った氷が太平洋へ流れ、太陽の光でキラキラと輝きながら再び海岸へ打ち上げられる様が、とても綺麗でした。

冬の十勝へ行かれる場合は、ぜひジュエリーアイスを見に行くことをおすすめします。十勝の夜は、星空もとても綺麗でしたよ。

豊頃町ジュエリーアイス公式サイト
住所:北海道中川郡豊頃町大津元町
TEL:015-578-7202(豊頃町観光協会)
https:https://www.toyokoro-kankoh.com/

「中札内農村休暇村 フェーリエンドルフ」で犬ぞり体験!?そして、ばんえい競馬も見学!

中札内農村休暇村 フェーリエンドルフ・バギートレーニング

中札内農村休暇村 フェーリエンドルフ・バギートレーニング

愛犬の同胎犬を飼育しているドッグトレーナー・村中氏と会う約束をしていたため、村中氏が冬の間だけ犬ぞりのコーチをしている「中札内農村休暇村 フェーリエンドルフ」に同行させてもらいました。

残念ながら、雪不足のため犬ぞりが引けずアトラクションは休止中でしたが、雪がないときに行うバギートレーニングを見学できたので嬉しかったです。

中札内農村休暇村 フェーリエンドルフ・バギートレーニング

ちなみに、ここのワンちゃん達は一見普通の犬ですが、実は犬ぞりに特化された犬種。

もともとはレースで活躍しており、日本を代表するマッシャー(犬ぞり師)の引退によって、今ではこうして観光客を喜ばせる仕事をしているのだとか。

中札内農村休暇村 フェーリエンドルフ・バギートレーニング

我が家もドッグスポーツをしているのでわかりますが、レースに特化された犬は神経質になりがちです。

しかし、この犬達はとても温厚。飼い主だけでなく、観光客まで喜ばせられる作業犬に変えられるのは、やはり村中氏の実力なのでしょう。

雪が積もっている日に限りますが、ツアーの予約が入っていない時間帯なら当日でも体験可能なので、ぜひ犬ぞりの世界を垣間見てくださいね!

中札内農村休暇村フェーリエンドルフ
住所:北海道河西郡中札内村南常盤東4線
TEL:0155-68-3301
HP:https://zenrin.ne.jp/

十勝ばんえい競馬

十勝ばんえい競馬

体重1トン以上の巨大な馬が、鉄のソリを引いて競うレースを見られる「十勝ばんえい競馬」も訪ねました。

雪の中で撮影したかったのですが、まったく雪がなくて残念。とはいえ、近くで見るばんえい競馬は、大迫力!

海外からの観光客はもちろん、予想していたよりも若いファンも多くて、ばんえい人気を感じました。

ちなみにこの後、ジンギスカンを食べて十勝平原SAで休みました。

「ファミリーパーク追分オートキャンプ場」に1泊、そして「新千歳空港」へ

数は少ないものの、冬でもオープンしているペット可のキャンプ場があります。

今回訪れた「ファミリーパーク追分オートキャンプ場」もその1つで、ドッグランも完備されています。

前日に雪が溶けてしまったので雪遊びはできませんでしたが、晴れていたので自由に遊ばせられてよかったです。

年始で開いているお店が少なかったので、迷わずに新千歳空港へ。

新千歳空港

新千歳空港

お土産やレストランのほか、映画館や温泉施設などもあるので、1日中でも遊べます。北海道の名店も集結しているので、いつ訪ねても「これ食べたい!」と思うお店が見つかりますよ!

朝7時からオープンしている店舗もあり、また我が家のように年始に訪れる人も楽しめるのがうれしいですね。

駐車場には高さ制限がありますが、我が家のナッツRV車のクレア、キャブコンタイプでも高さ制限に引っかからずに通れました。

駐車場料金は1時間300円ほどで、24時間最大1,200円。

エンターテインメント施設を利用すると3時間無料なので、とてもリーズナブルです。

新千歳空港
住所:北海道千歳市美々
TEL:0123-23-0111(空港総合案内)
営業時間:開館 5:00/閉館 23:00(施設により異なります)
駐車場:4,553台(A駐車場:1,813台 / B駐車場:2,436台 / C駐車場:304台)
HP:http://www.new-chitose-airport.jp/ja/

赤レンガ倉庫&函館駅でお買い物!

愛犬の1匹が寒い中遊びすぎてお腹を壊してしまい、私たちは夜中1時間おきに起こされたので、急きょ予定を変更。函館でゆっくり過ごすことにしました。

愛犬達は移動疲れもあったと思うので、「RVパークはこだて緑園通」で2泊することに。

ゆっくり過ごすとは言っても、函館に来たら買い物をしないわけにはいきません。

北海道 犬連れ キャンピングカー

赤レンガ倉庫や函館駅の周辺で、1日中お土産を物色したりしてしまいました。

特に冬の赤レンガ倉庫は異国感があって、買い物がてらお散歩をするのにとても良かったです。

再び函館へ、そして旅は終わりに

恵比寿屋食堂

フェリーに乗る前に、朝市にある「恵比寿屋食堂」で最後の食事。

普段は行列ができるのですが、年始の今回はあっさり座れそうだったので、迷わずこちらへ!

注文したのは「小ぶり丼セット」。ハラスが予想していた以上に美味しかったです!

北海道 犬連れ キャンピングカー

そして、楽しかった北海道旅行はとうとう終わりへ。

愛犬達もこれで雪遊びもおしまいだと思ったのか名残惜しそうでしたが、東北は連日大雪だったらしく、北海道より積雪量があったので再び大興奮!

道も空いていたので、スムーズに帰宅できました。

キャンピングカーの調子はどうだった?【出発準備編】に対する反省点

キャンピングカーは、予想していたよりもスムーズに雪道を走行できました。万が一のためにチェーンも積んでいましたが、出番はなかったです。

結果的に一番頭を悩まされたのは、意外なことに「水」の問題でした。

とはいえ、愛犬達の飲料水の問題も、1日の必要量を計算しながらキャンプ場やRVパークを活用して水道水を汲んだので、なんとかクリア。加湿器の水も枯渇することはなかったです。

ちなみに、「加湿器の除菌タイム」は結局10日間も使い続けたのですが、ぬめりもなく、その除菌力に驚かせられました。

スキマ風の対策については「DIYをするぞ!」と息こんだものの、ギリギリまで仕事が忙しくて時間が取れずじまい。

キャンピングカー 隙間風対策

まるで外かのように冷気が入ってくる冷蔵庫の裏や愛犬達の待機スペースは、ホームセンターで窓際シートを購入して簡単に防寒対策を行いました。

これが想像以上に効果があり!手軽にできるのでおすすめです!

ベンチレータにも付けたのですが、時々バケツチャレンジのように一気に結露した水が頭にかかってきたので、途中で断念!北海道の滞在期間中の結露量は東北よりもひどかったです。

ゴミに関しては、外食もしながら工夫した結果、30リットルのゴミ袋3つで済みました。

キャンピングカー 故障

また、北海道に入ったその日に、愛犬達が出入りする扉の蝶番が外れてしまいました。

扉を開けた瞬間に外れたのですぐ気づけましたが、もし気づかなかったら、蝶番の中のピンまで無くなり、扉自体が使えなくなっていたかもしれません。

長期旅の場合は心配なパーツを事前に取り寄せておくなど、今後に生かしたいと思います。

感想

今シーズンの北海道は雪の量こそ少なかったものの気温が低かったので、レポートではふれませんでしたが、適宜、温泉に入って体を温め、疲れを取るようにしていました。

しかし、思っていたよりも車内は快適だったので、夏に訪れたときと比べても、そんなに疲れは残らなかったです。

反省点の1つが、食べ過ぎてしまったこと。帰宅して体重計に乗ると、見事に4キロも太っていてビックリです。

そして何より、キャンピングカーで愛犬達にいろんな世界を見せられて良かったです。

特に10歳の愛犬は生き生きしていて、犬はいくつになっても遊ぶ事が好きなんだと再認識しました。

愛犬の年齢的に冬の北海道のくるま旅はこれで最後かもしれないので、なおさら喜んでいる姿を見られてうれしかったですね。