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【富山・石川】19カ月車中泊生活して、また行きたい秋のおすすめ車中泊スポット4選

また行き小田原のグルメ&車中泊スポットたい秋のおすすめ車中泊スポット4選

連続19カ月の車中泊生活を、地元・富山県高岡市から石川県七尾市のあいだで続けてきました。

ほぼ毎日どこかに泊まっていたので、富山と石川の車中泊スポットにはずいぶん詳しくなったと思います。

いったん車中泊生活は区切りを迎えましたが、また地元近辺で泊まるなら「ここに行きたい!」と思える場所がいくつもあります。

今回はその中から、秋にぴったりの車中泊スポットを4つご紹介。

山間の道の駅、里の道の駅、そして海のそばの道の駅です。

秋の富山・石川で車中泊旅を楽しんでください。

富山・石川で秋に車中泊するときの注意点


富山は夏暑く冬寒い地域ですが、秋は寒暖差が大きいかなと感じています。

年によっては、11月でも半袖で過ごせる日がある一方、日没後は一気に寒くなります。

そのため、まず防寒対策をしっかりしましょう。

衣類はもちろん寝具も、一枚多めの準備をしておくと安心です。

秋の富山おすすめ車中泊スポット


紙の文化に触れる!「道の駅たいら」


道の駅たいらの外観

1カ所目は「道の駅 たいら」です。

運営会社は「五箇山 和紙の里」。

五箇山の特産品である和紙に特化した道の駅で、和紙工芸館では展示や販売を、和紙体験館では紙漉き(予約制)を楽しめます



木のミュージアム「たいら郷土館」や、物産販売所、飲食店までそろうので、立ち寄るだけでも見どころ満載です。

行ってみた感想


三方を山に囲まれた立地は、紅葉のシーズン(10月下旬あたり)になると一気に色づき、色鮮やかな風景に包まれます。

日没後は気温が下がりやすいため、防寒対策しっかりしましょう。

周辺は飲食店や食料品店が少ないので、買い出しを済ませてから向かうことをおすすめします。

道の駅 たいら
所在地:富山県南砺市東中江215
TEL:0763-66-2403
営業時間:9:00〜17:00(紙漉き体験10:00〜15:00※要予約)
休館日:年末年始
駐車場の台数:普通車70台
詳細はこちら道の駅 たいら



山の幸と民芸が集う「道の駅 上平ささら館」


道の駅 上平ささら館の風景

「道の駅 上平ささら館」は国道156号線沿いにあり、岐阜方面から富山へ越境してすぐの場所にある道の駅です。

施設は、農産物・農産加工品・民芸品などの販売店、飲食店が合わせて4店舗あります。

行ってみた感想


庄川と国道に寄り添う立地で、秋は山と渓谷の紅葉が楽しめます。

食事のおすすめは「イワナ寿司」です。

私が訪れた日は、イワナ・ニジマス・海の魚を盛り合わせた寿司セットを堪能しました。



そば処もあり、五箇山名物の「五箇山豆腐」を使ったメニューが楽しめるのも魅力です。

この道の駅を拠点として、近隣の「桂湖」や日帰り温泉「くろば温泉」へ足を延ばすのもおすすめです。

道の駅 上平ささら館
所在地:富山県南砺市西赤尾町72-1
TEL:0763-67-3141
営業時間:9:00〜16:00(レストラン11:00〜20:00)
休業日:店舗により異なる
駐車場の台数:普通車62台、大型車10台
詳細はこちら桂湖ビジターセンター



里山紅葉と散居村の眺めが絶景!「道の駅 井波」


道の駅 井波の外観

道の駅 井波は、「爆盛りメニュー」で話題の道の駅。

井波彫刻のまちらしく、施設内には珍しい「工房」があり、木彫の制作風景や作品に触れられるのが大きな特徴です。

行ってみた感想




実際に訪れると、観光地にふさわしく駐車場が広いです。

夜間は、車中泊の台数が少ないため静かに過ごせました。

秋は里山の景色が心地よく、三方の山々が色づくのを遠景で楽しめます。

平野を見下ろすと、砺波平野の散居村が広がり、稲刈り後の田んぼが秋空に映えて印象的。

タイミングが合えば、「砺波スカイフェス」で熱気球が上がる光景に出会えるかもしれません。

道の駅 井波
所在地:富山県南砺市北川730
TEL:0763-82-5757
営業時間:
・特産品コーナー9:00〜17:00
・工房10:00〜17:00(毎週日曜日のみ営業※要予約)
・レストラン11:00〜15:00(L.O14:30)
定休日:第2・4水曜日
駐車場の台数:普通車156台
詳細はこちら道の駅 井波



秋の石川おすすめ車中泊スポット


丘の上で静かに車中泊「道の駅 いおり」


道の駅 いおりの外観

「道の駅 いおり」は、国道160号線を富山県氷見市から七尾市方面へ走ると現れる、小高い丘の上の小さな道の駅です。

眼下に富山湾、遠景に立山連峰を望む抜群のビュースポットで、規模は控えめながらライダーの立ち寄り地としては知られています。



販売店では野菜や農産加工品を扱い、自動販売機も充実しています。

行ってみた感想


山と海に挟まれたロケーションは四季折々に美しいですが、なかでも秋は紅葉が別格です。

車中泊の利用者は多くはありませんが、そのぶん夜は静かに過ごせました。

道の駅のさらに上には、オートキャンプ場「ハートランドヒルズ」があり、コテージも併設。

通年営業で設備も整っているので、快適に泊まれます。

なお、道の駅での車中泊は可能ですが、火気の使用はご遠慮くださいとのことでした。

道の駅 いおり
所在地:石川県七尾市庵町笹ヶ谷内3番地1
TEL:0767-59-1415
営業時間:10:00〜17:00
休業日:毎週木曜日
駐車場の台数:普通車49台、大型車5台、身障者用2台
詳細はこちら▷道の駅公式HP



まとめ


どのスポットも夜は静かで居心地がよく、昼は散策や温泉、地の味に出会える拠点になります。

秋は日中と夜の寒暖差が大きいので、防寒と寝具は一枚多めに用意しておきましょう。

富山・石川の短い秋をゆっくり走りながら楽しんでください。

※火気やゴミの取り扱いなど基本のマナーを守り、周囲に迷惑をかけないようご配慮ください。

能登の車中泊サラリーマン

能登地方を拠点として活動している50代男性。 普段はサラリーマンとしてとある能登地方の企業に籍を置いています。 自宅はあるものの、6カ月以上車中泊で生活していております。 私が車中泊を続ける目的は、度重なる災害で車中泊を余儀なくされた場合に備え、出来るだけ快適に過ごせるノウハウを蓄積することです。