車中泊
ジープ・ラングラーで車中泊してみた! 狭い? 寒い? 荷物は積める?

年中、ジープ・ラングラーで釣りやキャンプなどのアウトドアを楽しんでいます。
私のラングラーにはルーフテントを付けていますが、一人で釣りに行くときは基本的に車内で就寝。
これまで何度もラングラーで車中泊を経験した中で、快適に過ごすための工夫を重ねてきました。
本記事では、筆者がラングラーでの車中泊する際に車内のどこでどのように寝ているのか。
窮屈ではないか、真冬でも寒くないか、釣り道具などの荷物を置く場所はあるのか、といったことについて実体験をもとに解説します。
ラングラーでの車中泊してみたい人は、ぜひ参考にしてください。
ジープ・ラングラーで車中泊ってどうなの?

ジープ・ラングラーはオフロード性能が魅力のSUVです。
しかし車中泊するとなると、室内スペースが商用バンやミニバンほど広くなかったり、ルーフの種類によっては外気温の影響を受けやすかったりというデメリットもあります。
しかし、これまで漁港や堤防の駐車場で何度もラングラーで車中泊を経験している筆者の実体験から言えば、工夫次第で快適に過ごすことは十分可能だと感じています。
筆者がどのような工夫をしているのかを紹介していきます。
就寝スペースの確保の仕方

写真の通り、ラングラーのラゲッジスペース(荷室)は広くありませんが、後部座席を倒せばフルフラットにすることができ、大人2名が寝ることも可能です。
ただし、筆者のラングラーの荷室にはフリッジスライダーが設置してあるため、現実的には1名での車中泊が限界です。

荷室にはフリッジスライダーのほか金属製のカーゴラック(棚)も付いています。これの使いみちについては後述します。

フリッジスライダーが付いている筆者の車両では多少窮屈さを感じますが、フリッジスライダーがない純正のままのラゲッジスペースであれば、大人2名でも横になれる広さがあります。
一人でラングラーの車内のどこで寝ているのか

筆者が車中泊をする際は、後部座席を前に倒してフラットにした後にフリッジスライダーの脇にマットを敷いて寝床を準備します。
寝るときは後部座席側に頭。荷室側に足を伸ばします。
1名分の寝床の幅は、後部座席側は約150cmで足元(スライダー側)は約50cm。
長さはセカンドシートの位置によりますが、180cm程度は確保可能です。
筆者は身長168センチ。
普通体型のため、仰向けでも足を延ばして眠ることができます。
ただし、フリッジスライダーがあることで、足を広げたり寝返りを打ったりはし辛いです。
フリッジスライダーがないカスタマイズされていないジープ・ラングラーであれば、150cmの横幅をフルに使えるので、一人であれば十分な広さです。
荷物はどこに置いている?

車中泊時に問題になるのが、荷物スペース。
筆者の場合は、フリッジスライダーがついていることで、大きな荷物(主にクーラーボックス)はスライダー上に置き、その他の荷物は助手席や後部座席の足下とカーゴラックに収納をしています。

釣り時の荷物
釣りに行くときの荷物は最小限のため、キャンプに行くときと比較するとそれほど多くはありません。
筆者が釣りのときにラングラーに積んでいくのは、クーラーボックス、ロッドとリール(2タックル前後)、タックルボックス、着替え、釣り用バッグ、ライフジャケット、レインコート。
カーゴラックには、タックル2セット前後、ライフジャケットや釣り用バッグなどを置き、タックルボックスはフラット状態の後部座席、着替えは助手席側に置いています。
この程度の荷物であれば、余裕を持って積めています。
ラングラーで車中泊する場合は、カーゴラックや天井収納用のカーゴネットが販売されているので、購入して取り付けるとよいでしょう。
ちなみに筆者のラングラーに付いているのはFabtech(ファブテック)というブランドのカーゴラックです。
Fabtech詳細はこちら
この冬の車中泊で使った寝具は
筆者が主に使っている寝具は、車中泊用マットと寝袋、インナーシュラフ。
寒さに応じて冬用寝袋やオールシーズン用寝袋を使い分けています。
寝るときは翌日に釣りに行く服を着て、朝起きたらレインコートを羽織るだけですぐに乗船できる恰好で寝るようにしています。
また念のため、寒さ対策としてあまりかさばらない上着も持っておくようにしています。
この冬に1人で5~6回、ラングラーの車内で就寝しましたが、寒さ対策にはホッカイロと重ね着だけで十分なことに気づきました。

最初のころは電気カーペットとポータブル電源を持参したりもしましたが、私の乗っているジープ・ラングラーのルーフはハードタイプ(純正)だからか、外気温が氷点下のときでも電気カーペットなしで問題ありませんでした。
以下に筆者が使っているアイテムを紹介しておきます。
車中泊マット

自動膨張タイプの車中泊マットを探していたところ、ちょうどAmazonのセールで2個セットが1万円以下で販売されていたので購入しました。
商品名:クイックキャンプ
価格:12,800円
[クイックキャンプ] 車中泊マット 5cm 8cm 厚手 シングルサイズ QC-CM5.0 QC-CM8.0 R値6.4 R値10.2 インフレーターマット キャンプマット エアーマット テントマット
クイックキャンプ
¥6,980
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寝袋(オールシーズン用)

この寝袋の良いところはコンパクトなサイズで収納スペースを取らないことです。
ジープ・ラングラーをはじめSUV系の車は収納スペースが少なくて、キャンプ道具を積んでしまうと大きな寝袋は入らないので重宝しています。
ワークマンのField coreという製品で、価格は9,800円でしたが現在は残念ながら販売していないようです。
類似商品はこちら
寝袋(冬用)

数年前に知人からもらった冬用のシュラフ。-7度くらいの寒さでもぐっすり眠れるので、今も愛用しています。
商品名:SOUTH FIELD
価格:知人から譲ってもらったものなので不明
インナーシュラフ

コンパクトで持ち運びがしやすく、強力な暖房性能が特徴。
寝袋だけでは寒さを感じるときでも、インナーシュラフを使うことで素早く暖まり、熱が逃げにくくなるため、朝まで快適に眠れるので重宝しています。
ボアフリース素材のおかげで肌触りがとても滑らかで、心地よいモコモコとした感触が気に入っています。
たった3,500円で暖かさと快適さを手に入れられるので、購入して損はないアイテムです。
商品名:ベアーズロック/インナーシュラフ
価格:3,530円(税込)
Bears Rock
¥3,530
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今後欲しい快適アイテム
もし、私のジープ・ラングラーにフリッジスライダーが付いてなくて、車中泊時にフルに荷室のスペースを使えるなら、購入したいアイテムも紹介します。
このJL型ジープ・ラングラー専用車中泊マットがあるととても快適に眠れそうです。
軽くてコンパクトにたためるので、収納や持ち運びがとてもラク。
購入前に車のスペースを確認しておくと安心です。
エアノズルを開けるだけで自動でふくらみ、通気性のいいスポンジ入りで寝心地も快適。
肌ざわりの良いスエード生地を使っていて、収納袋付き。
体にフィットするハニカム構造で、快適な眠りをサポート。
すき間も埋めてくれるので使いやすいとのことです。
MegaDefend
¥9,000
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まとめ:ジープ・ラングラーでの車中泊は意外と快適!
ジープ・ラングラーは、悪路でも頼りになる車で、オートキャンプ場やRVパークだけでなく、山や雪山、河原などどこでも泊まれます。
後部座席を倒すと意外と広く、大人1〜2人なら快適に寝ることができます。
夏はもちろん、冬も服や寝具をしっかり準備すれば寒さをしのげます。
車体が頑丈で、野生動物がいる場所や防犯面でも安心。だから、安心して寝ることができます。
ソロでの車中泊やアウトドアが好きな人にぴったりです!